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やっぱ東京!

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結月でございます。

今日はちょい仕事で東京へ。池袋、そして高田馬場。

クルマで行くと都内は混んで時間がかかるし、駐車場の確保が面倒。だから電車で行った。実は電車のほうが時間的にも早く、そして安い。

と言っても、3歳の愛娘を保育園に送ってからクルマで駅へ向かい、そして夕方には栃木に戻って再び保育園に迎えに行かねばならないので、東京滞在は3時間が最大。

しかし、山手線を乗って移動したり、池袋の雑踏を歩いていると、

「やっぱり東京が肌に合うわ」

と、自分が生き生きとしてくる。

人が多くて、歩くのも速くなり、要するに東京のスピード感が自分に合ってる。忙しいのが好きだからね。

栃木にいるとゆったりしすぎて、移動もほとんどクルマで距離的には走っているけれど、東京のように細かさがない。だからクルマに乗っていても、東京で歩いているほうが体感的にスピード感がある。

スピード感。

これってすごく大事。少なくともわたしにとって。

今日は高田馬場にあるブックオフの前を歩いたので用もなく入ってみた。するとCDコーナーにゲオルグ・ショルティの『トリスタンとイゾルデ』全幕があって、買っちゃおうかとちょっと迷った。

ワーグナーはわたしにとって克服してないもので、要するに好きじゃない。好きじゃないけど、音楽史に残る大作曲家だし、好きでないのはわたしに問題があるからかもしれないと、ほぼ食わず嫌い、というか聴いていてすぐ嫌になるから聴けないという状態を克服できるかも?なんて思っている。

でも、結局買わなかった。買わなかったとはいえ、やはり東京にいると、さりげなくこういう出会いが普通にあるから、情報が増えるし、経験が積める。

田舎はそういった情報を得られるリアル店舗などは乏しいから退屈であり、エキサイトできない。

思えば、東京の街をまともに歩いたのは久しぶり。月に2回は東京にレッスンに行っているとはいえど、それはクルマで行って、駐車場に入って、そこから徒歩1分でスタジオだから東京にいると言っても、街を歩いてない。

しかし、東京の繁華街を歩くと、自分の肉体が心地よく躍動するようで、頭も活性化するし、おもしろいことをやりたくなるし、栃木に来てまもなく2年になっても中身は東京人のまま。

とはいえ、3歳の愛娘のことを考えると栃木でいいとも思うし、いい保育園だし、子供の環境としては最高だしで、わたしは二重人格になる。

東京にいると、正直、愛娘のことはどうでもいいと思ってしまう自分がいて、エッジのあるおもしろい企画もやりたいし、おそらくわたしが再び東京モードになったら育児放棄する。

でも、東京では小さな子を育てたいとは思えないし、栃木の田舎で育児モードの自分と東京でエッジのあることをやりたい自分があって、それは対立しながら自分の中に同居して、けれども葛藤はなく、栃木にいれば育児モードに不満はない。

そんな絶対矛盾的自己同一でありながら、仕事でちょくちょくは東京に行くだろうなと予感するのはこれから取り組みたいものがあるからで、保育園に預けている時間の中で東京を往復するという制限時間いっぱい。

世の中はオンラインで済ませられるようになったから東京に行かなくともと思えど、わたしのように肉体感覚が都会でないと精神が昂らないという性格は、東京の空気の中でこそ頭が冴える。

池袋を歩いてまるで自分が栃木から幽体離脱して来ているようで、しかし東京から栃木に幽体離脱して生活していないのは、やっぱり栃木に住む家があり、愛娘がいて、そして大切な猫たちがいるからだろう。

ともかく、わたしは月に一度は東京の街を歩いてないと駄目だわ。そうしないと脳味噌が動かない。気分が盛り上がらない。

結局は経済は東京なのであり、すなわちビジネスは東京にある。

しかし、栃木の田舎にいるからこそ、東京の雑踏でエネルギーチャージを新鮮にできるのであり、ずっと東京にいると惰性になって逆に切れ味は悪くなるかもしれない。

だから、栃木から幽体離脱して東京に行くのがいいのだろう。

ギャップがあるから、発電量が多くなるという理屈。

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