結月でございます。
今日はYouTubeの結月チャンネルにアップする着物講義の撮影。
年末年始はみんな暇だろうから、暇つぶしになればと思い、いくつか動画をアップしようと思ってる。
栃木にいると、動画でも撮らないとわたし自身が着物を着る機会がない。だって、着物って人に見せるものなのに、田舎はそもそも人いねーし。
と、着物は都会的なものなんだよ。
東京にいれば、着物着てどこかに行こうって場所がたくさんあるけどね。そもそも京友禅が生まれた京都は都だったわけで、都だから友禅が栄えた。
愛娘の保育園が今週の金曜日までだから、それまでに撮り溜めができればね。保育園が休みになると愛娘に付きっ切りになるから、撮影どころか、着物も着れない。
しかし、ホワイトボードを前にして喋るのはなかなかおもしろい。一応これでも高校の教員免許持ってるし、塾で講師してたこともあるし。
学校の授業では受験とか決まったことを教えなきゃいけないけど、自分の動画は好きなことを話せるから楽しいんだよなぁ。
まあ話すネタはたくさんあるし、着物のこと以外にも取り上げるテーマはある。
またこの動画は講義だから編集の必要がないのが楽でいい。編集があるとアップするのにすごく時間がかかり、手間だけどね。講義はワンシーンワンカットでそのままでオッケーだから。
なのでこの講義は別に動画を見なくてもよく、何かしながら音声だけ聞くだけでもいい。ホワイトボードを使っちゃいるけど、聞くだけでいいんじゃない?
でもネットってすばらしい。さらにYouTube。
もしこれらのツールがなければ、一体わたしは栃木で何をすればよかったか。何もすることねーし。
また言いたいこと言えるのがいいよね、ネットは。
昔だったら言いたいことを公になんかできなかった。しようと思えば、雑誌や新聞に掲載されるレベルじゃないとできなかたわけで。
ところが今はブログでもYouTubeでもTwitterでも言いたいことが言える。芸能人なんかはかなり救われるようになったよね。だって週刊誌に嘘を書かれても、Twitterで自己配信できるから。「ちげーよ」ってね。
着物っていうニッチなジャンルでもそうでさ。だって昔は着付けっていったら、どこぞの着付け教室の代表みたいな怖そうなオバさんが出してる本とかしか情報がなかった。
あんな本なんて出版社に金払って権威づけ&広告宣伝的に出されるから内容は怪しかったりしたんだけどね。
ところが今はわたしみたいな人間が、
「そんな着付け、おかしいよ」
ってYouTubeで言えちゃう。
まあ、それでも人間は権威に弱いから、権威が正しいと思っちゃう人は多くて、そっちに行っちゃう人はたくさんだよ。
わたしのところに来てる人はみんな権威なんて興味がない人たちばかりだと思うよ。そうじゃないと、こんな変質者のとこには来ないでしょ?
でもさ、本当にアコギで悪い奴っていうのは、見た目がすごくまともそうなんだよ。偉そうに見えるんだよ。真面目そうに見えるものだよ。だから騙されるんだよ、みんな。
プロフィールが仰々しい人間は疑ったほうがいいね。
そういうところ行くと、法外に金とられるよ。
権威は金のためにあるってことは知っておいたほうがいいだろうね。