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年末感、まるでなし

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結月でございます。

今日はクリスマスイヴ? 明日はクリスマス?

カレンダーを見る生活をしていないから、今日が何日だか、あまり詳しくないです。ただ、今日スーパーに行ったらクリスマスケーキをワゴンで売っているマネキンのおばちゃんがいた。

クリスマスが終わればすぐに大晦日がやってきて、その翌日にはお正月が来る。

年末を意識することがなくなったのは、何年前くらいかな? それはじわじわとそうなる感覚だからグラデーションを伴ったもので、具体的にいつからとはっきりと言うことができない。

自営をしていると仕事の区切りはあまりないからね。来年実行する企画は、その前年から準備されていて、それが終わるまで途切れないからカレンダー的に年末年始は関係ない。

今年は栃木に来て、日々、2歳児の世話をしているせいもあって、本当に年末という気がしない。

2歳児にお正月と言っても、

「おしょうがつって、なぁに?」

と、訊かれてしまって、一瞬答えに窮する。

「お正月はね、新しいお日様が出る日のことだよ」

と答える。

2歳児はよくわかっていないながらも、

「そお」

と答える。

育児というのは区切れがないから年末年始を感じることがないのだろう。特に2歳だとクリスマスプレゼントの意味もわからないし、お年玉だってもらっても自分で使うことができない。だから、お正月というイベントの意味を共有することは難しい。

ただ、氏神様の神社へ初詣をしたりするうちに、その経験が積み重なってお正月という意味ができあがっていく。

2歳児は絵本にあった綿菓子を食べてみたいらしいから、新年は神社の夜店で買ってやる約束をしている。

経験がないと「概念」はできあがらない。

さて、年明けはバイオリンの仕事で都内を営業で回らなければならなかったりで、そんなことを考えていると、とりわけ年末年始で休むなんていう特別感もなし。

やはり年末年始はサラリーマンとか、学校に通っているとか、決められたところで時間を過ごして、人から言われることをやる生活のものだろうかと思う。そういう生活だと何処かで区切りをつけないと精神的に参ってしまうから。

年が明けて、「さあ、新しい年を頑張るぞ!」なんていうのも自分にはなくて、わたしにとってそういう気持ちになるのは何かのプロジェクトを現実としてスタートさせるその時。

しかしながら、しばらくはそういうことはやるつもりがなくて、持続性のあることを地道に楽しもうなんて思っている。

準備をしていることは3つくらいあるんだけどさ。でも2歳児がいると、なかなかそこに集中するのは難しい。

それに今の年頃が大事だからおろそかにできないしね。今、おろそかにして、自分がやりたいことに邁進しちゃったら、あとですごく苦労するのがわかっているから、2歳児優先になる。

そんな愛娘は年が明ければすぐ、3歳になるんだよね。

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