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子持ち鮎の塩焼きは最高!

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結月でございます。

育児的都合で栃木に来て9ヶ月。こっちに来なくちゃしょーがないという判断をしてすぐに移転したから、物質的にはこっちに来ても、ハートのほうがあまりに突然すぎて東京モードが抜けきるのに時間がかかった。

とはいえ、今更また東京に戻って事業所の場所を確保してなんてことはする気はなく、その手間を考えただけでゾッとしてしまい、東京に行って仕事することは多々あれど、東京を拠点にすることはもうないと確信している。

わざわざ東京でっていう時代でもないし、東京で住みたいと思う場所もない。もう銀座で十分満喫したし、どちらかというと日光に住みたいと思ってるくらいで、しかし、今は育児もあるし、それが終わって愛娘が大学に入るまでは動けない。

あとは可愛がってる猫たちもいるし、環境を劇的に変えるのは避けたい。

ということで、こっちに来てもダラダラと東京都民であることをやめずにいたけど、こちらに慣れてきたから今は登記上は栃木県民になってるわたし。

「栃木から来てる」って言うとダセーなって気がするけど、栃木に生まれ育ったわけじゃないし、中身はずっと都会人なものだからこちらで歩いていても自分が周囲と違う雰囲気っていうのはよくわかる。だから、よく、

「こっちの人じゃないでしょ?」

なんて訊かれる。

さて、栃木のすべては知らないけれど、わたしが住んでいるところは生活する環境としてはかなり良くて住みやすい。

ただし、産業がないのでビジネスを興すとかは向いていないにせよ、今はオンラインでたくさんのことができるので、あまり関係ないのかもしれない。

今日も用事があって警察署までクルマを走らせて、改めて、

「住むだけなら十分なところだなぁ」

なんて暢気なことを呟いている。

スーパーに行ってもモノが安く、先々週、近所のスーパーに愛娘をベビーカーに乗せて散歩がてら行くと、子持ち鮎が1尾250円で、それが見事なものだったから4尾買った。

そして家のグリルで塩焼きにして、この鮎にかぶりつくと、

「ブハッ!こりゃ、最高だわー!」

この美味さ、絶叫レベルで、はち切れんばかりの卵が満足度マックス。2歳児も同じようにかぶりついている。

いやいや、これで1尾250円だからねっ! こんな美味しさが家で食べられたら、外食しようなんて思わないよ。

ところでうちの2歳児は基本的になんでも食べる。

いつだったか保育園で同じクラスのママさんに愛娘が何が好きか尋ねられた。

「う〜ん、だいたいなんでも食べるから特に好きなのってあるのかな…」と、答えに困ってしまったが、そのママさんの子はお菓子しか食べないらしい。

まあよく考えれば、うちの愛娘が好きなのは「椎茸」。キノコ類が好きで、晩御飯、何食べたい?と訊くと、

「しいたけ」

という答えが返ってくる。

椎茸だけじゃどうにもならないから、椎茸を使った料理をする。あとはシメジ、エノキが好き。先日、スーパーの棚から「なめこ」を取って、

「これ、なあに?」

というから、

「じゃあ、なめこ汁、作ってあげるよ」

すると、喜んで食べていたから、やっぱキノコ類は特に好きらしい。

あとは梅干し。これも「すっぱ〜い!」なんて言いながらご飯にのせて喜んで食べている。

そういえば納豆も大好物か。キャベツも好きだね。あと茶碗蒸し。

昨晩はカツオの刺身を買ったら、すごく食べてた。

なんだか2歳児のわりには食の好みが大人びている気がする。

そのおかげで、わたしも子供向けをと気にすることなく、普通に大人の料理ができるから献立に困らない。

そんな2歳児と一緒に結美堂でいると、

「おなか、へったー」

と言う。

まあ、ちょうど昼時だしね。何食べたい?とわたし。すると、

「おさかなー」

と2歳児。

じゃあ、ドライブがてらどこかに鮎かニジマスでも買いに行く?とネットで調べる。生の鮎やニジマスが売っているところがどこかあるだろう。

栃木は川が多いので、鮎が有名。その中でも那珂川が知られている。

すると、養魚場がたくさんあって、そこで直売りをしているとある。さらに料理も出していて、新鮮な鮎をその場で食べられる。

栃木県さくら市に良さそうなところがあり、Yahoo!カーナビで調べると、ここから約1時間。

う〜ん、往復で2時間。となると、お腹がもたないよね。

そこでスーパーで子持ち鮎が爆裂おいしかったことを思い出し、あそこなら歩いていける。早速スーパーに電話。

「ええっと、今、売り場見たら3尾だけ残ってます」

「マジ!すぐ行くから取っといて〜」

と、歩いていける距離だけど愛車メルセデス・ベンツのチャイルドシートに愛娘を座らせ、2.5リッターのエンジンをかける。

スーパーの着き、鮎を受け取る。そこで取材精神あふれるわたしは鮮魚担当者にいろいろと質問。

どうやらこの鮎は岐阜産らしい。東京の豊洲市場から仕入れていて、週に一度はこの鮎を買い付けているという。

なるほど、このスーパーの鮮魚コーナーは以前から品物がいいと思っていたら豊洲だったのか。

ちなみに岐阜も鮎の産地として有名のようで、この時期は産卵期で子持ちがおいしい。

ところでスーパーで勤務経験があるわたしはスーパーの裏事情はよく知っている。鮮魚と言ってもあれは力関係があって、豊洲に行けばどの業者でもいい魚を仕入れられるわけじゃない。

そこは仲買いとのコネや信頼関係が大事であって、市場の連中もいい魚が入ったらまずは信頼関係があるところに知らせる。

つまり、信頼関係がなければ売れ残りしか手に入らないのであって、そこが買い付けの差となってスーパーの品質に表れる。

と、取り置きしてもらった3尾の鮎を持ち帰って、2度目の塩焼き。

「クー!やっぱ最高じゃんかよ〜!」

3尾しか残ってなかったのが残念だけど、仕入れ日をちゃんと教えてもらったから、これからは買い逃さない。鮎がシーズンのうちは毎週食べたって満足できる品物。

要はさ、美味しさっていうのは値段の高い安いじゃないんだよね。数が少ないモノが高くなるだけで、それは美味しさとは別の範疇だから。

ただし、鮮度がいい状態でゲットできるかは大事だね。

あとは時間があるときにはさくら市にある養魚場までクルマを走らせ、ピチピチの鮎とニジマスを買ってこようと思う。

先月、結美堂山ガール部で男体山に登った翌日、那珂川の「やな漁」をしているところでみんなで鮎を食べたけど、新鮮な鮎を食べるっていうのは殊の外おいしいってことが実感できた。

栃木は飲食店などのグルメレベルはかなり低いけど、自然の鮮度を活かしたものはとてつもなくおいしいよ。

来月の中旬は、日光で「日光そばまつり」っていうのがあるんだよね。

栃木はそばが美味しいから、これにも行ってみたいよ。

そういえば、うちの2歳児はそばも大好物だった。

この間、道の駅で買った鹿沼の手打ちそばは絶品だったなぁ。栃木にいると、そんな絶品そばも家で食べられてしまうんだよね。

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