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集団では役立たずな人

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結月でございます。

今日は愛娘シャンシャンの保育園のイベント。園児たちが描いた絵を展示したりしていて、その後片付け要員になぜか選抜されたわたし。

「こういうのって、アタシ、苦手なんだよね」

と、自分がやり始めたことには異様に熱心なくせに、学校とか、そういう場での仕事はまるでやる気がないわたし。

中学生のときだって、毎日行われる掃除なども教室やトイレなど班で割り振られていたけれど、わたしはそういうの、ずっと無視でやったことがなく、部室で遊んでたりした。

つまり、集団で何かやれっていうように、自分が興味がないものをやることが体質できにできないわけよ。一番嫌だったのが体育の授業で、なんでやりたくもない競技に参加してやらなきゃいけないわけ?と何をやらせてもスルーしてた。

というわけで、それは大人になっても同じことで、集団の中だと何をやればいいのか頭が真っ白とまではいかないけど、思考停止に近くなるわたし。

しかし、片付けといっても絵を飾っていたパネルを外したりと大した内容でない。とはいえ、わたしだけ子連れ状態でシャンシャンがいるものだから、そっちに構っていたりして、

「アタシって、いらなくね?」

いくつか折りたたみ机を畳んだり、パネルを外したりしたもののどう考えても役に立っているとは思えず、

「だから、こんな場にアタシを呼ぶのが間違いなんだって!」

と、役立たずぶりを発揮しつつ、

「だって、シャンシャンから目を離したら危ないじゃん!」

というのも正直なところで、みんな一生懸命、片付けをしているから大人の視点からは身長90センチ弱の子供は見えないからパネルとかぶつかりそうになって危ない。

そもそも大人ばかりの中でシャンシャンがウロウロしているのも場違いな感じではあったけれど。

と、それを抜きにしても、集団行動がまるっきりダメ人間で、かつそういう場ではサボるのがうまいのは中学生の頃に確立されていて、その持ち前を発揮してしまった。

でも、ああいう場になると、本気で頑張っちゃってるひともいて、

「おお〜 すげえ!」

なんて他人事で眺めつつ、同時にアタシと同じく苦手なママさんもいたりして、どこに行ってもこういうのって同じなのよね。

とはいえ、片付けはわずか30分足らずで終わってしまい、

「うん、頑張ってるひとのおかげ!」

と、シャンシャンを抱っこしながら、最後は園長先生の挨拶。

というわけで、こういうイベントにはわたしなんて役立たずは呼ばないに限るよ。わたしは自分がやりたいことしかできない人間で、かつ見返りがない単純な肉体労働とかに一生懸命になれない人間だから。

さて、そんなイベントでひとつだけおもしろいなって思ったのは、園児たちの好きな食べ物や仲のいいお友達を書いた紙が貼ってあるコーナー。

同じクラスの子のデータを見てみると、仲のいい友達として名前があちらこちらに書かれた子供がいること。つまり、どこ子から見ても友達認定(先生目線)されているわけで、2歳から社交的、かつみんなから好かれるキャラなんだろうなって思った。

うちのシャンシャンは11月に入園だからまだ日が浅いとはいえ、他の子供から友達認定されていないらしく、「仲のいい友達」の欄にシャンシャンの名前はなかった。

まあ、そりゃそうだろうな。だってあの性格だもん。ひとりで勝手に遊んでるタイプだし、強情だし、なんかさ、かなりわたしに似てるのよね、シャンシャンは。友達なんかできるわけないし、友達を作ることに価値なんて感じてないはず。

しかし、遺伝ってあるものだね。だって昨年末に栃木に来るまではほぼ2年間、わたしは週一回しかシャンシャンに会ってなくて、一緒に過ごした時間はとても少ない。なのにすでに性格が似ているっていうのはやっぱ遺伝なんだよ。

これは困ったな、なんて思いつつ、考えてみれば、わたしは自分の性格ゆえにダメなところを欠点として把握しているから、シャンシャンには前もってこういうことやるとうまくいかないよって教えられる。虎の巻を手に入れているわけで、わたしがやるようなことの逆をやればうまくいくってことが事前にわかってるのは強いね。

というわけで、そんなイベントに参加したんだけど、栃木の田舎の保育園で園長先生の挨拶を聞いていて、こんなところに自分がいることに我ながら驚く。田舎っていうのも似合わないし、保育園っていうのも場違いな感じがしつつも、こうなってしまう人生もおもしろいと思っている。

だって、それってシュールレアリスムの絵画の中にいるような気分になるものね。田舎の保育園にわたしみたいな人間がいるなんてシュールレアリスムだよ。

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