結月です。
なんだかGWは暑くなるという予報。暑いのが苦手なわたしはちょっと億劫なニュースであるけど、夏の東京は殺人的に暑い。
そんな夏、涼しいところはどこかな?と昨年、いろいろ調べてみたら「奥日光」とのことだった。
いやいや、そんなこと知ってるよ!
奥日光は山ガール部だけでなく、結美堂女子旅でも3回行ってる。となると「またかよ!」感があるとはいえ、そんな「またかよ!」感が吹き飛ぶ魅力的なことを考えてる。
いくつか漠然とアイデアは出ていて、あとはロケハンをして現地を見たり、そのアイデアを実現するにはどういうところに頼まなければならないかなどを調べていく。
で、それは奥日光到着の昼から翌日まで楽しめる盛りだくさんな内容なのだけれど、問題は雨。
神がかり的雨女のわたしがやると、本気と書いてマジと読むほど雨が降る。
この体質には自分でも困っていて、この間の山登りも記録的な雨量で、冠水した道路を走る愛車はまるでディズニーランドのアトラクションのような有り様で、水の中に突っ込むジェットコースターのようだった。
今考えている企画は、雨だと全部お釈迦。だから、雨の場合のことも考えておかなければならない。
しかし、晴れてくれれば、みんなが体験したことがないような風景を楽しめる。
ともかく、雨の場合のことも踏まえて、これからロケハンも兼ねてまた奥日光へ行こうと思う。そこは奥日光になんども訪れているけど、わたしも知らないような場所で、無論観光ガイドにもないようなニッチなところを攻める。
ところで日光の今市にあるたまり漬けが過激にうまい。ここは上澤梅太郎商店という会社で、数年前からわたしはここのファンなのである。
らっきょうが一番の名物だけれど、生姜やキュウリ、ミョウガ、大根などもある。
らっきょうは定番として欠かせないとして、ご飯のお供として、そしてお酒の肴としては生姜がナイス。
先日、山ガール部でもここを訪れ、買い込んだ。
そして部員からミョウガをプレゼントされ、昨晩、それを刻んで食べてみたら、やはりうまい。
また食べたことがないものもあるから、それはおいおいのお楽しみとして、少しずつ試してみようと思う。ともかく、今晩はしその実を食べよう。
こんな田舎くさいものが美味しいと感じるのは、いろんな経験をしてきたからだと思う。こういう日常で食べられるものに本当の美味しさを感じられるには遊んでないといけない。
しかし、上澤梅太郎商店のたまり漬けは日光の今市という田舎でありながら、味は実に洗練されていて、田舎臭くない。つまり、銀座の料亭でも軽く通用するような出来なのである。
らっきょうのたまり漬けは日光の中でもいくつかの会社が作っていて、わたしはそれを試したことがあるけれど、それらは悪くはないけど、ベストではない。やはりベストは何と言っても上澤梅太郎商店。
ここはネット通販もあるから、わたしを信じてぜひ食べてみてほしい。
日光は水がいいから、日本酒も作られている。日光の日本酒で日光のたまり漬け。これは通の楽しみであり、ガキにはわからないものなのである。
と、そんな日光で夏は楽しもう。