結月でございます。
アタシはちょっと、というか結構、今機嫌が悪い。なぜなら、超絶楽しみにしている今年初の結美堂山ガール部の奥日光登山の日が、週間天気予報では雨になっているから!!
ガッデム!クソ!なんてこったい!
と言いつつ、
「ごめん、これもアタシのせいなんだ… アタシは伝説的雨女で、その実力は本気と書いてマジと読むほどそのパワーは絶大なんだ… 生まれてすみません、by太宰治。」
わたしは何か気合いが入って、超絶楽しみなことをやろうとすると、かなりの確率で雨が降る。ついでに言うと、アタシが洗車したら雨が降るのは驚異の確率で、自動車免許を取得して6月で4年になるけど、降水確率はいまだに9割越えだからねっ!
まあ、洗車はいいとして、楽しみなことがあるとほぼ雨という有様。特に奥日光にみんなで行く時は雨率が高く、何度も奥日光に宿泊しているのに天文マニアの名所であるはずその場所で、まだ一度も満点の星空を見たことがない。
「晴れねーし!」
山登りで奥日光に行く時も雨ばかり。着いた途端にいきなり土砂降りになったこともある。
「ふざくんなよ!」
そして、あまりやる気ないときは降らないんだよね、雨。
ちなみに今までやってきたクラシック音楽コンサートは一度も雨が降ったことがない。それには理由がちゃんとあって、
「アタシが楽しみにしていないから!」
な〜んて言うと、
「え〜!!!」
と、言われそうだけど、そうだよ、アタシ、自分の企画するコンサート、全然楽しみにしてないからっ!
なぜなら、主催者としての重圧がすごすぎて、楽しむというより、なんとか無事に終わってほしいと願う気持ちばかりで、激緊張してるから。早く終わって安心して酒飲みたいっていつも思ってる。だから晴れるんだろうな。
マジでさ、主催者なんて好きなことやってるように見えて、そうじゃないから。好きなことだけど、それを自分で種撒いて、自分で苦しんでる。だから「楽しみ」なんて呑気なことが言えないんだよ。
だから、コンサート当日なんて、アタシ、かなり機嫌悪いっていうか、ピリピリしてるから。
でもさ、山登りはそういうのがないんだよね。登ってみてキツければ途中で下山すればいいじゃん。途中で諦めたって責任ないじゃん。ああ、ダメだったね〜 また出直そう〜 で、済むじゃん。
だから、山登りは楽しみなわけ。確かに肉体的には過酷でボロボロになるけど、登ったあとのビールは最高に美味しいし、山ガール部の部員と奥日光でタバコ吸いまくるのも楽しい。
そんな楽しみがあるから、気持ちが高まって、そんでもって雨が降るわけ! アタシの気持ちと雨雲は連動している。
「お願いです、龍神さま。これ以上わたしたちを苦しめないでください。雨乞いの民たちの願いに報いるそのお気持ちがあることは承知しております。ただ、どうかどうか、もうおやめください」(by藤原紀香)
嘘ピョー〜ん! でも、ノリノリノリカだったら、マジで言いそう!だってあいつ、アホだもん!ブハッ!
さて、わたしの雨女ぶりに山ガールの部員たちも慣れたっていうか、
「また?」
って思われてる。
いやいや、まだ週間天気予報じゃん! まだ確定じゃない! 望みは水曜まで持つことにする!
でも、マジ雨だったら、日程変更するしかないか。
クソー!せっかく毎朝のロードワークで体も仕上がってきているというのに!
アタシはいつも自分の力でどうすることもできないものには執着しないことにしている。その典型がお天気だと言ってるわけだけど、それはね、アタシの場合は望んでいない自分の力で雨にしちゃってる気がするからスルーできないわけ!
わたしは正真正銘の龍神系の人間だからね。これ、ホントの話。
というわけで、アタシが急速にやる気をなくすと雨にならないかもしれない。
このまま不機嫌モードで、
「知るか!山登りなんて!」
と、ふてくされてしまうといいかもしんない。山ガール部、そんなもん知らねーよ!みんな、勝手に登っててくんない? アタシ、もう社山なんて一昨年登ったし、キョーミないから。アタシ、中禅寺湖でタバコ吸って待ってるから、あんたたち、登っとけば。
よし!これで雨は降らない!
せっかく前夜祭用のスパークリングワインも冷やしているっていうのにさ。
と、こんな話をすると、てるてる坊主を作るなんてこと、言われたりする。
あのさ、フザくんなよ。アタシの龍神系雨パワーがティッシュを丸めたゴミなんかに負けるわけねーツーの!
そんなもんさ、コロナウイルス対策に布マスク配るようなもんじゃねーか。
まあいいさ。あとは天のみが知る。
いや、雨予報でアタシのハートがトーンダウンしてるから晴れるかもしんない。