結月でございます。
昨日は土曜。火曜日が祝日であったせいもあり、
「また保育園が休みか…」
と、やや意気消沈。
いやいや、3歳の愛娘と過ごすことはいいんだけど、さすがにやらなきゃいけない仕事にも集中しなきゃいけないなって気があるから。
まあ、しょーがない。しょーがないからしょーがない。
と、休日は終日、3歳児に付きっきり。
でも、こんなに一緒に過ごした日々も大きくなったら忘れているのだろう。わたしだって自分が3歳の頃の記憶なんてほぼない。
さて、そんな昨日は宇都宮にある「栃木県子ども総合科学館」へ。ここは以前行ったけれど、駐車場を降りた時点で愛娘は、
「おうち、かえる…」
と、元気をなくす。
それは他の幼稚園やらの子供達が大勢いたからで、人見知りし始めた愛娘は知らない子を見ると急速に元気をなくす時期だった。
しかしながら、それもとちのきファミリーランドのメリーゴーランドで克服し、今はなんともない。だから総合科学館はやっと中に入れた。
そこにはH2ロケットの等身大の模型があるから遠くからでもわかる。
3歳児撮影のロケット。
この「栃木県子ども総合科学館」は子供にはなかなか楽しめる施設で、敷地も大変広い。
滑り台など遊具が設置された大きな公園もあり、科学を楽しんだあとは肉的運動もできる。
入場料も安く大人550円、子供220円。でも子供は4歳からなのでうちの愛娘は無料。
ここにはプラネタリウムがある。プラネタリウムは大人220円、子供110円。
地球の成り立ちや自然現象、宇宙のことだけでなく、人体学もここでは扱っている。
さて、プラネタリウムなんて大昔、子供の頃、大阪の科学館で見た以来。多分科学館だったと思うけれど、当時はまだデジタルではなく、カールツァイスのプラネタリウムだった気がする。それがデジタル化されるというニュースも大昔見たような気がする。
と、わたし自身久しぶりのプラネタリウム。始まると当然真っ暗になり、すると3歳児は、
「くらい〜 おうち、かえる〜」
と、グジュグジュし出す。
しかし、プラネタリウムは非常灯も消すからどこにドアがあるかもわからない。場面が明るくなることに助けられながらなんとかプラネタリウムを見終えた。
こんなメンドーだったら、連れてこなければよかったよ。
科学館には遊びを通して科学に接するようなものがたくさんあるから、3歳児はかなり集中していろんなものに触れていた。それに付き合うのはかなり精神力を要するのだけれど。
「もう帰るよ」
「いや」
「だってお腹空いたよ」
「まだあそぶ」
と、このようなやりとりが続く。
さらに好みが激しいから、わざわざ2階に行っても、
「さっきのとこ、いく」
となり、
「また階段降りなきゃいかんのか…」
いや、一人だったらいいけれど、階段にしても転びやしないかとかなり神経を使うから疲れるのである。
ようやく科学館を出ると、
「そとであそぶ」
と言いだし、滑り台に走っていく3歳児。
そこからはさらに長くて、しかも階段以上にちゃんと見ていないと怪我するからこっちは何もしてないけど神経だけは張っている。
結局閉館の案内がスピーカーで流れる4時半までいて、やっとの駐車場へ向かう。それでも「まだ遊びたい」を繰り返す。
しかし、クルマに乗ると、すぐにイビキをかいて爆睡。ふぅ〜やっと静かになった。
と、うちに帰り、晩御飯を食べ、レンタルで借りた映画『カーズ2』を観る。
第1作目を見て、まあまあかななんて思ってた。『トイ・ストーリー』がよかったからピクサーの映画が見たかったんだよね。
でも『カーズ2』はやはり続編は駄目というセオリー通りの結果で、3Dの技術的にはすごくても映画としては全然おもしろくなかった。だって、あれは登場人物がクルマである必要がないから。ストーリーだけ見れば安っぽくて単純なスパイものであって、脚本的に驚きもなく、ただありがちなストーリー。逆に言えば、登場人物がクルマだからまだ許せたとも言える。でもそれも1作目でヒットしたキャラを使ったというだけ。
つまんない映画だったから、朝から晩までの3歳児との時間に疲れていたわたしは映画を見ながら寝てしまった。それを3歳児に起こされ、映画を止めて布団で寝る。
そして今日朝、その続きを見たけれど、やっぱり寝ぼけながら見た印象そのままのおもしろくない映画でほぼ記憶にも残らない作品だった。
昨日一日、わたし自身は愛娘を見守っていただけで何もしていない。自分であった記憶もほぼゼロ。達成感はないね。
育児って達成感があるものじゃない。もう少し大きくなって受験に成功したとかなら多少はあるかもしれないけど、相手があるものだから自分が達成感がるものじゃない。受験だって達成感があるのは本人だろうし。
と、そんな渇望から何かイベントやりたくなる。
さて、今日も一日どうしようか…