結月でございます。
明日からまたしてもガッデム!な4連休… 保育園が休みで3歳児に終日付きっきりが4日連続というわけで、どこに遊びに連れて行こうか。
涼しくなったので動物園など屋外レジャーもオッケー。
奥日光の華厳の滝に連れて行ったら、また行きたいとか言っている。でも、4連休だと混むかなと思ったり。
GoToトラベルも東京が追加になってよかった。そもそも除外するべきじゃなかった。観光地の閑古鳥状態のヤバさは恐怖だったし、これでまた活気が出れば、ギリで観光地の廃業がセーフになるかもしれない。
でもさ、過剰に反応して、
「今は来ないでください!」
なんて言っちゃった観光地の自治体。もうちょっと後のことを考えて行動しろよって思う。
そういう態度を見せると、今でも地元に自粛警察がいそうだったり、他府県ナンバーだとフロントガラス割られるんじゃないかとか思っちゃうじゃん。
実際はそんなことなくても、排他的なことを言っちゃうと印象が悪くなるから。それを今になって経済がヤバいから、
「GoToで来てねっ!」
なんて言っても、
「誰が行くかよ!」
って思っちゃう。
なので言葉の使い方って大事で、ちゃんと後のことも考えて言葉を選ばないと。あとはコロナの実態をちゃんと冷静に判断すること。テレ朝のモーニングショーなんか基準にするんじゃねーよってね。
というわけで、4連休は3歳の愛娘を連れて、どこかへ出かけたい。
そんな愛娘は、アナ雪が大好きで、正確に言えばエルサのことが好き。
アナ雪の2作目を借りようとレンタルビデオ店に行くも、ない。どうも2作目はレンタルしないみたいで、ネット配信でしかレンタルはやらないよう。
なので、Amazonプライムで399円で借りて見せた。
まずは映画的にはアナ雪2は1作目よりもさらにつまらなくて、あれは駄作だと思った映画専門家としてのわたし。
いいところが何一つないよ。1作目もありふれたストーリーでつまんなかったけど、まあ歌がよかったり、エンディングクレジットがものすごく美的だったりした。
ところが2作目は歌もイマイチだったね。
映画というのは1作目で成功したものの2作目は難しい。総じて失敗する。1作目のキャラを継承しつつ、1作目を破壊するくらいの脚本でなければうまくいかない。
成功例は『ターミネーター』。これは2作目も成功。これは1作目の悪役のシュワちゃんが2作目でいいもん役になっているから。この設定は見事。
そして『エイリアン』。これは2作目の方が人気があるくらいで、それは1作目で1匹だけでメチャ怖かったエイリアンが集団になって襲ってくる展開がウケた。1作目にはない設定なんだよ。
でもアナ雪は1作目で紹介したキャラがそのままって感じ。
興業的には金儲けが達者なディズニーのことだから、3作目は作ると思うけど、さてどうなるかな? 次で最終話にするつもりでとんでもない展開でやらないと大失敗するよ。
そんなアナ雪2で、エルサの魔法がまるでスターウォーズのフォースのようで笑ってしまった。まあ、今はスターウォーズはディズニー映画だからね。
と、Amazonプライムで「つまんねーな」と心の中であくびをしながら見ていたアナ雪2。そのラスト、氷の馬に乗ってエルサが戻ってくるところで、うちの3歳児は大号泣。怖いシーンじゃなかったと思うけど…
するとその号泣の理由は恐怖ではなく、感動で、
「エルサが死んでなくてよかったー!」
と、泣きながら大声で何度も叫び、
「死んだと思ってたー!」
と、また号泣。
そうか、そんなにエルサのことが好きなのか。でも、3歳でこんなに感情移入して映画を見られるのってすごいねって、我が娘ながらに驚いた。
わたしは子供の頃、映画が怖くて泣いたというのはある。それは忘れもしない、映画館に『キングコング』を見に行ったときで、大蛇がスクリーンに登場し、その巨大な体がスクリーンいっぱいになって動いたとき、怖くて泣いた記憶がある。
しかし、映画に感動して泣いたとなるとかなり後で、もともと冷めた性格のせいか、ここ10年以内のこと。
今では何度も好きで見ている『カサブランカ』を観ると感激して幾つものシーンで泣いてしまう。
とは言え、アナ雪2を見た愛娘ほど号泣はしない。
映画の主人公に共感して号泣するって、3歳にしてはマセてると思うんだけど、平均的にはどうなのかな?
というわけで、わたしはあの映画はつまんないと思っていたのに、愛娘が感動して号泣したってことで良しとしよう。
映画というのは、人それぞれで感動ポイントが違うから楽しいんだよね。
でも、やっぱ映画は映画館のスクリーンで観たいね。MacBook Proの画面じゃ小さすぎるよ。