結月です。
ふぅ〜今回の中国滞在は長かったぜ… やることがないという時間は虚無的に長く感じる。
しかし、宴会が一度とないという中国滞在は初めてだね。
あ〜 やっと日本に帰れる。って、基本アタシは海外が好きで海外に出たら帰りたくないタイプ。あ〜 日本嫌だなって。
でも、今回はあまりも有意義の正反対で、この無駄すぎる時間から逃れたい。あとは日本で猫が待ってるし、早く猫たちと一緒に寝たい。
また、こちらには愛車がないからクルマで遠出できない。
要はアタシは自由でないのが苦手。やりたいことをすぐにやれないのがストレス。
とはいえ、いつか将来的にはここに住む確率も低くはない。10年以内はないけれど。
今回みたいに新年とか、新型肺炎で行動が制限されるとかなければ中国のほうが楽しいからね、日本より。
さて、そんな暇すぎた滞在も今晩でラスト。
やることないから料理。
まずは野菜をカット。
そして香菜も。これは魚料理のため。
魚を四川風にするためオリジナルで調味料を配合。おいしいよ。
そして、懸案のスッポン。
アタシはスッポンなんて捌いたことないけど、チャレンジしてみる。とにかく甲羅を剥がすため、包丁を入れる。そして開封。素人はスッポンの体内構造を知らないから手こずる。素人だから調理ハサミと中華包丁、そしてペティナイフを使う。
そこそこ大変だった。さらに内臓を切り分け分割。こんな感じでオッケー? 正解を知らないまま手探りて進む。
こんな具合。
甲羅は熱湯をかけ、薄皮を剥がす。
そしてこれらを鍋に放り込む。生姜、ニンニク、塩などなどと共に煮込む。写真は撮り忘れた。
次は魚。バルコニーのバケツの中にいたのを持ってくる。
可愛らしく、つぶらな瞳。情がわかないうちに鰓から包丁を入れ、シメる。鮮血とともに大人しくなる。
そして、鱗を取る。鮮度抜群は脊髄を断たれているのに鱗を剥ぐとピチピチ動く。
そして腹ワタを抜いて油で火を通すのだけれど、ナナナナント!あまりに鮮度が抜群過ぎて、この魚は油で片面を焼かれながらピチピチと跳ねるのだ!
脊髄を断たれ、内臓もないというのに灼熱の中華鍋で跳ねるのはあまりにホラーだったのでトドメを刺すべく、すぐに裏返した。
両面を焼かれるとさすがに静かになったが、焼き時間が狂ってしまった。
油で焼き上げたあと、玉ねぎとニラを炒め、そこに用意していたオリジナル調味料を合わせる。それを魚にかける。
あとは2色のピーマンと玉ねぎ、そしてキノコと豚肉の味噌炒め。
豚肉はあらかじめ醤油と塩に浸しておく。そしてそれを片栗粉を絡ませる。これを多めの油でこんがりとさせる。
そしたら肉を取り出し、野菜を炒める。油通しする要領。軽く火が通れば、さっきの肉を加え、中華味噌などで味付け。
その間、スッポンスープは出来上がり。
甲羅は入らなかったので、鍋に残す。
味噌炒めも出来上がり。
と、あとはほうれん草料理も作ったけど前回と同じ。
スッポンスープ、うまっ!
もちろん身もおいしい。
魚もイケる。十分に泥抜きしてあるし、全然川魚の臭みがない。四川風ソースは正解だった。結局、これだけでおいしかったので、香菜は使わなかった。
と、連日料理して正直、もう飽きた。日本に戻ってハイボール飲みながらマクドナルドのダブルチーズバーガーが食べたい。
ジャンク、ラブ!
着物触りたい。着付けがしたい。奥日光へ行きたい。
一番の欲望は猫たちを抱っこすること。