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やっぱ紹興酒は甕でしょ!

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結月です。

中国の正月だというのに暇ッス! マジでやることなくて暇。

これで5日連続雨。24時間休みなく降り続ける雨で、要は120時間降り続けている。大陸の雨は日本の雨とまるで違う。

雨雲データを見ると中国大陸を大きく覆うとてつもなくデカい雨雲で、

「こりゃ、24時間降り続けるわけだ」

と、瞬間で諦める。

新型肺炎のおかげでみんな過敏になってるから宴会もキャンセル状態。

これじゃ、何のために来たのかわからん。挙げ句の果てには、家人に、

「あなたが雨女だからじゃないか?」

なんて嫌味も言われる始末。

とにかくやることないので、料理でも作るか…

と、野菜を切り始める。

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定番のニンニクとほうれん草の炒め。東京で中国人がやる本物の料理店には必ずあるメニュー。何度も食べてるからレシピは教わらなくとも味を逆算して作れるようになった。

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あとは腸詰めがあったからこんなの。

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ご飯が炊けていなかったので麺。

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と、こんな3品。

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暇がもたらす料理。雨じゃなきゃ、外に食べに行ってる。

そして、義弟がわたしのために紹興酒を甕で買ったきた。

「お前、こんな重いのをよく抱えて持って帰ってきたね!」

しかも、これはアタシが数ある紹興酒の銘柄で一番好きな「女児紅」じゃないか!

「谢谢〜(シェシェ〜)!」

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で、紹興酒の甕は石膏で蓋を固められてるから、これを破壊するのがかなり大変。旧ブログ「結月美妃のあれアレこれコレ」で東京の自宅で甕を開封する記事を書いたことがあるから、知ってる人は知ってる。

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石膏を砕き始める愛すべき義弟。しかし、かなり苦戦。

興味津々の愛娘をホールドしていたわたしも加わり、二人がかりで金槌やドライバーで粉砕に挑む。

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この作業、かなりガチにハード。お酒を飲みたいアル中的欲望がないと務まらない。しかし、義弟はほとんど酒は飲まない。

そしてやっと粉砕。

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この雑さが大陸的ダイナミズム。

さて、これをお玉で掬って飲んだ。

「うまい!」

紹興酒の本場、浙江省の紹興市で飲む甕の紹興酒は最高だよー! この地の人々は何千年も前からこのお酒を飲んでる。数千年変わらぬ味。

暇すぎて、料理して酒飲むくらいしかやることがないという普通なら憧れられるようなグータラ生活。

いやいや、みんな会社でも仕事してるほうがハッピーだって! 暇よりマシだよ〜!

だってさ、アタシの暇マックスはこれだから!

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3歳児に贈られた練り消しで、こんなもの作ってる。愛娘のリクエストに応じたら、

「ちょっと変なアンパンマンパン」

と言われてしまった。

そう言わないでよ。アタシだってこんなもん、作りたくて作ってるんじゃないんだからさ。

外を見れば、まだ雨。大陸を覆う雨雲。

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明日は晴れないけど、雨は止むという予報ではあるけれどね…

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