結月でございます。
話していておもしろい人とそうでない人。それは相性もある。
しかしながら、わたしは知識だと思う。
知識がない人間は話してもあまりおもしろくない。ただし、話していて楽しいときはある。でもおもしろいとはならないのは、知的好奇心もくすぐられないし、その人と話しても自分の世界が開拓されないからないかな。
そういう意味で「おもしろい」と「楽しい」は違う。
知識といっても、学校の受験勉強的な知識のことじゃない。何か卓越した知識、何かのジャンルについてのズバ抜けた見識。そういうのがあるといいね。
だからオタクでもいい。
着物のことなら結月に訊け、とかそんなの。
何か卓越したものがあると、知らない世界を教えてもらえるのでおもしろい。しかもわからないときに教えてもらえるから頼りになる。
要はジェネラルでないのがいいってこと。
このことなら任せろ!っていう何か。
こういうのが一つでもあると、結構幸せに過ごせる。それが金になることもあるし、そもそも興味が絶えないからいつも楽しい。
趣味を探そうとする時点でアウトだよ。探すってことは、その人には何もないってことだから。
趣味を通り越したくらいのレベルじゃないといけないね。趣味程度の知識では人は惹きつけられない。
知識とは無理に詰め込むものでなく、興味がありすぎていつの間にか溜まるものなんだよね。
だから、知識がある人間はおもしろい。
知識がない人間は自分のことしかネタがないから、身辺雑記しか話せない。
そんな人の身辺の話は当然おもしろいわけがない。
ドが付くくらいのオタクや変態の身辺雑記なら尋常でないからおもしろいんだけどさ。
卓越した知識を持てるくらいに興味が持てる体質ってエネルギーがすごいから、そういう人はおもしろいんだよなぁ。