結月でございます。
奥日光にある中禅寺湖には何度も行っているけど、こんなイベントがあるとは知らなかった! それは、
中禅寺湖 スワンボートレース!
日光二荒山神社のお祭りで「水神祭」というのがあって、その中での行事らしい。
そこで中禅寺湖にあるスワンボートでレースをするという超絶くだらないイベントをやるのだけど、洗練されたものよりくだらないもののほうが好きなわたしはこれを知って奮い立ってる。
順位は競わないけれど、先着順にくじ引きができて景品がもらえるらしい。
さっきこのレースを知ったばかりのわたしは来年、このレースに結美堂ガールズで参戦することに決めたよ!
来年も今年と同じ日程で、9月5日とのこと。カレンダーで調べると、ちょうど土曜日でバッチリじゃないか! 平日だと来れる人が限られるからね。
このイベントを来年の日光女子旅として、みんなで参加するよ!
山登りのトレーニングも兼ねて、わたしはメーカーはイタリア、製造は台湾のチャリでロードワークして鍛えておく。
このスワンボートは二人一組らしい。順位は競わないと言われても、
「2位じゃ駄目なんですぅ!」
というわけで、アタシと同様なくらいに本気と書いて「マジ」と読むパートナーを結美堂ガールズの中からオファーしよう。
アタシは本気と書いて「マジ」と読む心意気だから、脚力が駄目な人、2位で十分ですって人とは組まない。
と、超絶ありがた迷惑なオファーがアタシから来た人は、
「お願い!アタシと一緒に白鳥に乗って!」
しかし、順位を競わないけど景品がもらえる緩すぎるイベントで本気と書いて「マジ」な人が困るのは、汗だくになって息を切らせながら1位を獲得して、くじを引いたら景品が超ショボくて、ちんたら漕いでた人がくじ運の強さで豪華景品をゲットすること。
「クー!そんなことがあったらぶっ殺したい!」
というわけで、景品はみんながもらえるわけだけど、それはくじを引いた結果に委ねない結美堂マッチョルールを設けることにした。
それはレース後、みんながもらった景品を並べ、着順によってそれを選び、獲得できるという合理的なシステム。
肉体的努力がくじ運みたいなエセスピリチュアルなものに負けてたまるか!
つまり、ビリケツの人が豪華賞品をくじで当てても、それは即座にその人のものにならない。ビリケツはビリケツらしく、ショボい景品であるべきなのである。
というわけで、結美堂ルールでは徹底的に資本主義を貫くことにする。
さて、ちょっと気がかりなことがある。それはさ、ちょっと言いにくいんだけど、
「結美堂ガールズって、高齢化してね?」
「もはやガールズって呼べなくなってなくね?」
というわけで、日本の少子高齢化がそのまま現れていて、高齢化した脚力なんかでスワンボートレースに勝てるのかな?
考えてみれば、銀座に結美堂を開業してもう15年くらい経つじゃん? 古い付き合いの人は銀座3丁目でなく、5丁目にいた頃からの付き合いだし。
平均10年の付き合いだとしてもだね、当時学校を出たばかりだったフレッシュなガールズが今は30代半ばだったりして、アラフォーじゃん!
アラサーが今はアラフォーになっていて、アラフォーが今はアラフィフ!?
いやいや、女は年を取らないの!
なんて言ったら、
「お前、みのもんたかよ!」
と、お嬢さんならぬガールズっていうのも年々厳しくなってくる。
というわけで、若い世代が結美堂ガールズに参入することが望まれるわけだけど、やっぱ時代だね。その世代は可処分所得が低いから着物なんて正直買えないっていうのはあると思う。
失われた30年とか言われて、ずっと不景気な日本だけれど、それでも今から10年前はほんとに結美堂ガールズと呼べる若いひとが多かった。
あとは当時はSNSもなかったし、基本みんなリア充が普通だった。ところがバーチャルなほうへ今は流れているので、リアルな楽しみっていうのが全体的に減って来ていることは実感するよ。
だからどうしても長く付き合える人はデジタルネイティブ以前の世代が多くなる。
とまあ、そんなことを考えつつ、でも今いる結美堂ガールズも着物着て、バイオリン弾いてるうちはそんなに老けないよ。
その証拠に10年の付き合いの人もはっきり言って、昔と変わんないから。
かく言うわたしが老けないからね。わたしは毎年、1歳若返っている。
と言いつつも、正直、この1年は1年分時間が前に進んで老けたと思う。なぜなら、この1年は大したことしてないし、新しい挑戦もしてないし、その分後退したと思うよ。
でも、年齢って本当に比例しないから。だって、わたしより明らかに若いはずなのに、明らかに老け込んでいる知り合いって結構いるよ。
人を老けさせるのって、ネガティヴな考えだったり、ネガティヴな環境だったりするからね。
わたしがそういう無意味なネガティヴさが大っ嫌いだから、そういうのをなくしたい思いもあってイベントやるところもあるよ。まあ、ほとんど自分がやりたいだけだけど。
でも、自分がやりたいから楽しいのであって、そうでないと人も楽しめない。
そういう意味でもこの1年は自分がやりたいことはほとんど実行してないなって思う。だから1年老けた。
そんなわけで、来年は今年の分を取り戻すとして、最低でも2年は若返らないといけない。スワンボートレースを本気と書いて「マジ」と読んで楽しもう。
さて、そんなスワンボートレースはこんなのです。
ニッチすぎるとちテレのチャリ番組「Ride ON!」に出てるMIHO氏のユーチューブ。
【日光】中禅寺湖を爆走!年に一度のスワンボートレースに参戦してみた!
くだらないことを楽しめなくなったらおしまいだよね。