結月でございます。
この間の日曜日、保育園が休みなものだからわたしは愛娘が乗るベビーカーを押しながらいつものとは異なるスーパーに出かけた。
いつも同じところだとメニューが決まってしまうし、そこは少し遠いけれどいい散歩になると思ったからだった。
帰りは裏通りを通ると、真岡駅という一両編成の電車が走るダサすぎる駅のそばにナナナナント!居酒屋の「魚民」を発見!
こんな場所に大手のフランチャイズ居酒屋があるとは思ってなかったので驚いた、というよりちょっとうれしい。
なぜなら、わたしは居酒屋が好きだから。地元のおばちゃんがやっているような古典的な居酒屋ではなく、大手の居酒屋が好き。
安いし、料理はそこそこ美味しいし、気取らなくていいし、アタシのテイストに合ってる!
なんて言いながら、オーセンティックな高級バーも好きなんだけどね。
しかし、この土地では知り合いがいるわけでもなく、飲みに行く用事もない。あったとしても2歳児がいるから出かけられない。
そこで思ったのが、愛娘シャンシャンと行くってこと。
居酒屋に子供を連れてくるのはどうか?っていう議論もあるけれど、どうせシャンシャンは夜中まで寝ないし、子供ができたら「いいんじゃね?」と思うようになった身勝手さ。
昔はお酒を飲むところで子供の声がすると気分が台無しだったから、子連れは勘弁!と思っていたのに、自分がその立場になると連れて行きたいと思ってしまう。
2歳児と二人で居酒屋で飲むっていうのもおもしろいかもしれない。
近頃はいろんな意思表示をするようになって一緒にいて楽しくなってきたし。
家でもシャンシャンと二人でご飯食べるの、結構楽しいんだわ。
そこでとりあえず魚民のサイトを見てみると、メニューに「キッズドリンク」というのがあった。
おおぉ! ってことは、2歳児オッケーじゃん!
しかし、2歳児とサシで飲んでるっていうのはレアかもしんない。
シャンシャンにはいろんなものを見せておきたいと思ってるからね。
ただでさえ、この土地は地元で育ってずっと地元にいるっていう人ばかりだから、情報量と経験量が少ない人がほとんど。これじゃいかん。もっと外に出て、自分が知らないものを見なくちゃいけないよ。
なので、住むのはここでもいいけどもう少し大きくなったら、東京の美術館をはじめ、いろんなところに連れて行く。コンサートは年齢的にまだ先だけれど。
あと、バイオリンは習わせるかな、多分。バイオリニストには絶対に目指せさせないけど、バイオリンを小さい頃から弾くことは譜読みで脳みそが鍛えられ、アンサンブルで駆け引きを覚えることができる。
こういうスキルは大きくなってから行動の土台として力になるはずだから。
あと、音楽をやっていると人と出会うからね。
習い事はバイオリンくらいでいい。あれもこれもやらせる馬鹿な親がいるけど、多芸は無芸ってことだからね、そもそも一つのことを身につけさせるのも大変なんだから、たくさん習わせても何も身につかない。時間の無駄。
大きくなったら、着付けはわたしが教える。
着物を自分で着こなせるっていうのは、これからもっとステイタスになるはずだから。
居酒屋に連れて行くなんて話はしたけど、小学校高学年になったら銀座の最高級のフランス料理店に連れて行く。それはレカンでもいいし、有楽町のアピシウスでもいい。
最高級というものはどんなものかを小さい頃に見せておく。そうしたら大人になっても最高級を目にしてもビビらないから。
要はさ、ドンペリを初めて飲んで、嬉しくてFacebookとかに写真を投稿しちゃうような人間には育ってほしくないわけ。
ドンペリ程度のワインなんて、ビビらず普通に飲めて、テーブルマナーも普通にできなくちゃね。そうでないと、上にいる人間とは付き合えないよ。
とまあ、これからが楽しみなわけだけど、とりあえずは2歳で居酒屋デビューかな。