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秋のキモノ会、楽しみ!

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結月でございます。

10月27日(土)の結美堂 秋のキモノ会、すごく楽しみです。

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というのは、キモノで集まるのって、結構久しぶりなんだよね。

銀座にいる頃は何度かしたけど、その後、わたしがクラシックコンサートプロデュースをやったために、そういうイベントはやらなかったから。

最初はテアトル銀座に美輪明宏さんの『黒蜥蜴』を観に行った。そんなテアトル銀座も数年前に取り壊しになったし、美輪さんも先日、ちょっとテレビで見かけたらすごく年を取っていて、そりゃ80歳を超えてるんだから仕方がないとも思いつつ、美輪さんでも年取るんだなって変なことを思った。

あと『黒蜥蜴』を観に行った日から美輪さんが年取るくらいの年月が経ったんだなってね、橋の下をたくさんの水が流れたってことを感じた。

『黒蜥蜴』のときは、40人近くの着物美人が集まって、それは壮観だったよね。それもほとんどが結美堂発の着物で、自慢だけど美しかったよ。

あの頃はわたしもイベント慣れしてなくて、自分でもぎこちなかったと思う。

でも、ああいう経験を積んだおかげで、サントリーホールでマロオケもできたわけだし、人間は一足飛びには行かないもんだよ。

『黒蜥蜴』は「オーラの泉」ブームのあって美輪さんの人気がすごくて、キモノ会にも地方から来てくれたひともいたよね。

北海道から当日の朝、飛行機で来てくれた人もいるし、滋賀県からお母さんを連れて来てくれた生徒もいたし、山口県から家族総出で来てくれた人もいた。

今回はそんなブーム的なものはないけれど、またキモノで集まれるっていいなって思います。

それに女子チーズ会というスペシャルなものもあるし。

テアトル銀座や渋谷パルコに観劇に行ったり、サントリーホールでコンサートをしたりしたときは、まだ女子チーズなんて概念もなかった。それが今は存在するわけで、これってすごくない!?って思うのです。

だって、進化しているよね。

それはいいとして、キモノ会に合わせて結美堂で着物を誂えてくれた人もいるし、着物なんかなかなか着る機会のないこの時代に、晴れやかな着物で出かけられるっていいよね。

そういう経験、そういう思い出って大事だと思う。

だって、それがないと人生、殺伐とするから。

死んであの世に行っても、いい思い出ないと苦労するよ。

また楽しみなことがあると、たとえ嫌なことが日常であっても結構、生きてけるから。

だから、節目は明るいほうがいい。美味しいほうがいい。

日常の逆をやることだよ。

着物は日常では着ないんだから、着る。

バレエなんて一生のうちに何度も観ないんだから、観る。

女子チーズをプロの料理人の手で食べてみるなんて家ではできないんだから、食べる。

そういうことですよ。

日本って、楽しむことには恵まれた国なんだから、楽しまなくちゃね。

 

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