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テキストより動画の時代

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結月でございます。

昨年末から一年ほどサボっていたYouTubeの動画チャンネルをまた始めた。

サボっていたのは、いきなり栃木に来ることになってしまい、環境が激変して今まで続けていたことをやる気分になれなかったから。だって土地が変わってしまったから同じことをやってもここでの仕事につながらないものね。

と、そんな言い訳をしつつ、ますます動画の時代は進んでいる。

言いたいことはブログなどテキストで書くよりも動画でしゃべったほうが時代に合っていて、ますます本なんて売れないんだろうななって思ったり。

でも、テキストで書くことと動画で喋るとは本当のところは根本的に違うのだけどね。違っていてもどちらにニーズがあるかってことを言うと、断然動画。

YouTubeなどの動画が主戦場になるのは、動画の視聴者が大人の占める割合が高くなったから。

今まではYouTubeなんて子供が見るものだったけれど、コンテンツも大人向けのものが多くなってここ1、2年で随分状況が変わってきた。

活字のほうが伝わる内容、伝わる魅力はある。でもそれはニーズの大きさが大事で媒体として求められないと淘汰される内容が多くなってくる。

それは動画も同じで動画のほうが伝わることもあるし、テキストのほうが動画より伝えやすい内容もある。

とまあ、そんな具合で情報が細分化されて、小さな情報をつまみ食いのように蓄積する流れはどんどん進んで行くのだろうなぁ。だってそれがネットの特性でもあるから。

そんなことを考えつつ、わたしとしてはこうしてテキストでやってるほうがどちらかと言うと好きなんだけれど、動画で喋るのもそれはそれで楽しいんだよね。

ま、楽しいからどちらもやれるわけだけどさ。

でも地頭っていうのは動画からの情報じゃ築けないって気はする。

だからこれから文章を読まなくて動画しか知らない世代がたくさん出てきて、さあ、どんな社会になるんだろう?

小さな知識はな〜んとなくたくさん知って、要領も良くて利口な人は増えるだろうけど、テキストでがっつりと地頭を鍛え上げたっていうのは少なくなる。

となるとね、動画が主流になるからこそ、ちゃんと本を読む習慣がある人間が強くなる。

これはこれから社会人になるような世代の話。

なんだかんだ言って、例えばドストエフスキーの『カラマーゾフの兄弟』を全部読める忍耐力と読解力があるってすごいことなんだよね。

動画をつまみ食いに慣れちゃうと、そんなの読む忍耐力がつかないから底力は身につかないと思うよ。

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