結月です。
毎朝、NHKのEテレで子供向け番組を見ています。それはテレビを見せながら、愛娘シャンシャンにご飯を食べさせたり、オムツを替えたり、服を着替えさえたり、髪を結ったりしているから。
概ね7時半の「コレナンデ商会」から始まり、「みいつけた!」、そして「おかあさんといっしょ」、締めは「いないいないばあっ!」であり、その中でもシャンシャンのお気に入りが「みいつけた!」の椅子のコッシー。
眠っているところを起こしても、
「コッシーがやってるよ」
と言うと、ふらふらと立ち上がりテレビの前に立つ。
わたしもこの番組は好きで、サボさんが時折サボ子になってなぜかオネエになるのは時代だなって思う。それってJGBTを認知させようとするNHK的な方針?って感じるけれど、同時に些か不自然さも感じていて、
「オネエはおかしいだろ?」
とも思う。
まあ、そんなこともどーでもいいんだけど、わたしは「いないいないばあっ!」のオープニングの歌が好きで、あれは傑作だと思う。
そして犬の着ぐるみのワンワンが時々、おっさん的なところがあっておもしろい。それは自然にそうなってしまっているから、よく見ていないと気づかないけどね。
さて、「おかあさんといっしょ」の体操のお兄さんが卒業するらしい。
歴代最長の14年はすごい。
「ブンバ・ボーン!」はシャンシャンも大好きで、よく歌に合わせて踊っている。
体操のお兄さんに限らず、「おかあさんといっしょ」に出ている人って大変だろうなといつも思う。
そのほかの番組は着ぐるみを着ていたりで顔を晒していなかったりだけど、歌のお兄さんやお姉さんは顔を出して、子供たち向けで居続けなければならない。
しかも仕事は休めないし、風邪でもひいて声が出ないと困るし、スタジオ収録だけでなく、地方のドサ回りもあってファミリーコンサートまでやっている。
ともかく、子供向けのキャラだから破廉恥なことができないわけで、破廉恥までいかなくともこれはかなりのプレッシャーだと思う。
それを14年もやったんだからね。
親にとってはあの番組のおかげで子供がぐずったりしないから、感謝以上のものがあると思うのよね。
しかしながら、元のキャラが破廉恥でないんだろうけど、それにしたって子供たちと、そしてその親を相手にする仕事は大変だな。
保育園の先生なんかだとハメを外してしまってもクビにすれば収拾できる。ところがNHKの全国ネットだからね。
まあ、保育園の先生たちも大変そうだけど。でもどちらかと言うと、彼女たちのストレスって子供に対してではなく、先生同士の、つまり女社会のメンドクササなんじゃないかな? あとはメンドーな親とかね。
結局は子供相手に限らず人間はどこに行ってもメンドーで大変なことからは逃れられないってことなのかな。