結月でございます。
一昨日から栃木の結美堂であり、かつ猫&わたしの住居となる戸建をDIY。
DIYは初めてだけど、やはり初めてのことは予定していた時間よりも多くかかるもので、それは経験が過去にないから実体験に基づく予定でないから。
今回のわたしのDIYはひとまず部屋の壁を塗り替えるというもの。
トイレと浴室もやりたいけれど、緊急性がないので後回し。とにかく引越しの荷物を搬入する都合、先に部屋の壁は塗り替えなければならない。
手順としては、マスキングテープを壁が接するすべてに貼っていく。この作業は予想していたよりも超絶めんどくさくて、かなり時間を取られてしまった。
しかも和室は壁に木の柱が埋め込まれているからマスキングする箇所が多い。改めて和文化っていうのは非効率的なものなんだと思い知らさせる。しかも柱が飛び出てると、棚とか置きにくし。
この養生作業で丸一日と翌日の午前中を奪われる。それ以前にマスキングする前にパテで剥がれた壁紙を埋めたり、木工ボンドやアロンアルファで補修しなければならないから。
さて、マスキングテープをすべての角に貼り付けると、これで下準備は終了でなく、その隙間の隅々をジョイントコークで埋めていく。そしてヘラで整えるのだけれど、これも結構面倒で時間がかかる。しかし、これを怠ると仕上がりが汚くて後で後悔するから仕方なしにやる。
これが終わるとようやく下塗りのシーラーを壁に塗っていく。この下処理をしないままペンキを塗ると、壁の汚れが浮いて出てきなり、和室の砂壁は塗料をどんどん吸収して収拾つかなくなるからこの作業は手を抜けない。
メイキャップでも下地が大事なのとまったく同じなわけで、この入念な下塗りがあって仕上がりもきれいだし、かつ作業もスムーズにいくよね。
ところがこれまた和文化のガッデム!なところがこの砂壁。マジで砂壁はやめてほしい。劣化してボロボロ崩れるし、ザラザラして擦りむくし、猫がひと掻きしたらたちまちそれが爪痕になりそうだし、こんな時代遅れなものはやめるべきだと思った。
そんな砂壁に液状のシーラーをローラーで塗り込んでいくわけだけれど、砂壁は文字通り砂だからシーラーを猛スピードで吸収してしまう。
だから、じゃぼじゃぼに浸したローラーもおよそ50平方㎝ほどで吸収される。だから8畳の和室のすべての面にシーラーを塗ろうとすると大変な労力で、腕が痛くなってしまった。
しかも砂壁は半端なく吸収力があるため、14リットルのシーラーが3畳の和室、そして8畳の和室を塗っただけでなくなってしまうという想定外。
それも8畳の和室は脚立で登る上の部分はまだできないままシーラーがなくなり、大急ぎでAmazonでシーラーを追加注文する。
だから、明日からその塗り残しとさらに6畳和室、そしてリビングの壁にシーラーを施さなければならない。
玄関や階段はもう時間が間に合わないから、荷物をおかない場所だから引越し後にやることにする。
リビングは壁紙だから砂壁のようなことはなく、スラスラと塗れるとは思うけれど、そこからペンキを塗らなければならない。しかも二度塗り。
そんな二度塗りを和室3部屋にもしなくてはならず、これはもうとりあえず書棚など大きなものは壁塗りが必要のない2階の洋室に保管し、後日塗り終えてからレイアウトをしよう。
と、引越しの翌日は東京まで来て鍵の引き渡しなど。ということは、年末年始はペンキ塗りの続きと荷物の収納になりそう。
しかし、一戸建てってケルヒャーが要るよね! ジャパネットたかたで頻繁にケルヒャーを扱っていて、どうしてあんなものが売れるのかマンション暮らしのスペック都会人のわたしは理解できなかった。
でも一戸建てを改めて見てみて、ケルヒャーがないとやってられないと痛感した。
とりあえず屋内を片付けたら、外壁などはケルヒャーを買ってやらなきゃね。あとは駐車場もきれいにしたいし。
マンションのほうが絶対に住みやすいと思いつつ、DIYをして東京の自宅に帰って来たらその2LDKの部屋がすごく狭く見えた。
とにかく一通りをすべて終わらせるのはまだまだ大変だけど、一人でやってるからね。
これだけの作業をリフォーム会社に頼んだら、最低でも70万はかかると思う。
というわけで、また明日から栃木。