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ダイソンに改めて脱帽!

結月でございます。

掃除機のハイブランド“ダイソン”を使って大感動が新鮮なままなわたし。

通常、感動とは時間が経つとそれに慣れてしまってディミヌエンドするもの。それはすべてのことに言えて、感動はいずれなくなる。そうでないと、絶えず興奮したらやってられないし、次のステップに行けないから神様がそう作ってある。

だから、感動が長続きするものこそ、その感動の放射線量は大きいわけ。

そんなもののひとつがわたしにとってはダイソンだった。

今日はベッドと布団をダイレクトドライブクリーナヘッドを装填して猫の毛を除去。

夏場は暑いから、わたしは和室の畳で寝ていて、ベッドは使っていない。しかし、最近涼しくなってきて、畳で直寝はできなくなりそうで、ダイソンを2階のベッドに使ってみた。

するとまたしても!ダイレクトドライブは恐るべきパワーを発揮し、その能力に度肝を抜かれてしまった。

ポットの中がまるで綿菓子を作るように猫の毛が回転して固まっていく。そもそもこんなに猫の毛があったのが驚きだけれど、3匹もいるとこうなる。

今までコロコロで地道にしていたけれど、その途方もない作業に絶望していたのが、ダイソンのダイレクトドライブはその絶望を「取るに足らない」ものにしてしまった!

最大出力のMAXにしなくても、標準で十分。

そう考えると、二世代前のV8でもいいかもしれない。値段も安くなってる。

V10はV8よりも吸引力が優れているけれど、MAXをほとんど使わないとなるとV8でいいという結論もある。

とは言え、ここぞというときはMAXモード。するとアクセルを踏み込んだフェラーリのような音を立てて、凄まじい勢いで吸い込んでいく。

ただし、MAXは消費電力が大きいから、ずっとMAXだとおそらく10分ほどしかバッテリーはもたない。

さて、そんなダイソンV10でベッドを掃除していると、バッテリーが切れる前にわたしがへばってしまい、ギブアップ。

ダイソンは並々ならぬパワーがあるからついつい頑張ってしまう。

と、充電器を接続し、続きは明日にする。

しかし、工業製品でそのクオリティの見事さに感動するのはそう多いことではない。

ましてや、ほとんど買い物をしないわたしは、モノを買うことが珍しいからさらにそうなる。

生活に必要なものは揃ってるし、モノを買う趣味もないし、それよりは形而上的なモノに興味があるから、クリエイティヴなほうが楽しいしね。

と、そんなわたしはダイソンの凄さを感じて、今まで工業製品で感動したものを思い出す。

まずは、カメラのライカM2。

フィルムなんて写真でもう使わなくなってしまったけれど、初めてライカM2を手にしたときは、その精度の素晴らしさに悩殺されてしまった。

そして、愛車のメルセデス・ベンツ。

免許を取得して、そのままベンツを取りに行って運転した。初心者のときはそのクオリティの高さを実感する余裕もなかったけれど、運転に慣れてきて、たまにレンタカーを借りたりして愛車以外に乗ってみると、ベンツがいかにいいクルマなのかがわかる。

さらにMacBook Pro。

PCとしては初めてのMacで、そのスペックはもちろん、キーボードの使い心地、無駄を省いたデザイン、今後Windowsを買うことは多分ないかなと思わせるものだった。

そして今回、ダイソンが加わった。

品物がずば抜けていいと、使っていて気持ちがいい。そして、満足できる結果を出してくれる。

ライカ、ベンツ、MacBook Pro、そしてダイソンに共通するのは、「上質感」。この上質さが上っ面のものでなく、芯から来る本物。

製品として、とにかくよく「できて」いるを実感する品質。そういうものには必ず上質感が漂うもので、そこが安物とは決定的に違う。

さらに上質さに共通するのは、必要なことに特化し、シンプルである点。余計な無駄がないところ。

日本企業の工業製品にありがちだけれど、余計なものをつけすぎて、ゴチャゴチャしてわかりにくいのは良くない。

それが道具として何が必要で、どうあれば使い勝手がいいかを追求し、無駄を極限まで取り除いていくことが大事。

余計な機能をたくさんつけて、それをハイスペックと呼んではならないのであり、必要なものに関して驚異的にハイスペックで、それ以外は要らないという思想があるのがいい。

それは究極の洗練であり、この領域に到達するとたとえそれが工業製品であっても愛情が湧いてくる。つまり頼れるパートナーになるのである。

そうなると、とにかく使いたくなってしまう。使いたいがためにシャッターを切りたくなり、ハンドルを握りたくなり、キーボードを打ちたくなり、そして掃除したくなる。

それは好循環を生み出し、使えば使うほど、そのクオリティに満足し、ますます愛してしまう。

やはりそうなってくれる品物を買いたいもの。

どれも値段的にはなかなかのものとはいえ、そのクオリティならその値段は妥当だよねと理性で納得できるから不満は出ない。

注意しなければならないのは、世の中には品物は悪いのに値段だけは高いというものもたくさんあること。

だから、判断の基準を値段にしてしまうと結構な割合で失敗する。

クオリティで判断して、値段に納得する。

そういうこと。

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