結月美妃.com

結美堂の結月美妃公式ブログ

【スポンサーリンク】

糖尿病は怖い。

【スポンサーリンク】

結月です。

1月31日から急遽減量を始め、現在マイナス12kgあたり。当初予測していた減量スピードからは遅いのは、年齢的に基礎代謝が落ちているのと、栃木のクルマ生活で歩くことが少なすぎるせいだろう。

先日も東京に用事があって行ったが、北千住から上野、上野から中野に行ったら電車の乗り換えだけで結構歩いている。東京にいたらそれが普通だけれど、田舎だとクルマばかりでそのウォーキングがないのである。

さて、今のところ肥満度を表すBMI(体格指数)は25.16で、まだギリギリ肥満(1度)である。25未満が普通体重の領域なのでもう一息というところ。

とはいえ、マイナス12kgまで来ると、3ヶ月前の頃より随分体が細くなって、ズボンに両手を入れてもまだブカブカといった具合。こんなに痩せたかという驚きよりも、こんなにデブだったのかという驚きが大きい。

ズボンは使用不可に近いほどブカブカであるが、まだあと5kgは落とすつもりであるから、今ズボンを新調してもまたブカブカになる。というわけでしばらくブカブカのルックスでいく。

さて、久しぶりに会う人に「元気?」と訊かれて、

「いや〜 元気なんですよ〜」

と答えるわたし。

減量のために食生活をガラリと変え、毎日エアロバイクで運動をし、お酒はほとんど飲まなくなった。飲んだとしても以前では考えられないほど少量である。

であるからして体調がよろしいから、嘘ではない本当の話で「元気」なのである。

そんな挨拶がもし、

「いや… ちょっと病気してまして…」

だとか、

「最近体がだるくて…」

なんてものだったら声をかけたほうも気分が悪い。だから健康で元気であることは他人をも心地よくするのである。

ところでわたしが急遽減量を始めたのは、いい加減に体型がヤバいと思ったことよりも糖尿病になったらダサいという理由が大きい。

酒とバラの日々の生活だったため、糖尿になるんじゃないかとなんとなく思いつつ、やっぱり酒とバラの日々。そういうのはなかなかやめられない。でも、2年前の人間ドックでも血糖値もHbA1cも正常値で、かかりつけの循環器内科での定期的な血液検査でも正常値だったのである。

でもどう考えてもよろしくない食生活と飲酒を続けていたら間違いなく糖尿になるだろうということは思っていて、運動不足で体重は増えるしで、さすがにヤバいと感じたのである。

糖尿病なんかになったら、周囲から気を使われそうだし、飲み会でピザなんかオーダーしたら、

「ピザ、大丈夫ですか…?」

と言われるのも嫌だし、そういうのがダサいと思う。自分の美意識として糖尿病だけは勘弁してほしいという思いがあった。

というわけで、糖尿病を発症する前に減量すべしという判断があり、現在に至る。

実は減量を始めた1月31日の段階では糖尿病が自分としてダサいという思いがあった程度で、糖尿病がいかに危険な病気かはほとんど知らなかった。まだ3ヶ月前は今のように予防医療に目覚めていなかったのである。

そこでいろいろ調べてみると、糖尿病はダサいなんて言っていられないほど危険なことがわかった。

まず糖尿病になると平均寿命から10年は早く死ぬと言われている。

なぜなら血管が糖によって傷つくことで脳梗塞や心筋梗塞を発症しやすくなるからである。

あとは手足の末梢神経がいかれて、放置すると足の切断。あとは失明のリスク。

自分としてはそこまで放置はしないとはわかっていても、糖尿病になると生活は制限される。

しかしながら食生活や飲酒は習慣化しているから糖尿になってもやめられないケースも多々ある。

ともかく、現役時代はなんとかやり過ごせても、60代、70代で脳梗塞や心筋梗塞を引き起こすと考えると随分早い死である。運よく死ななくとも下半身付随など障害が残ると絶望的でもある。

と、そんな事実を減量開始後に知って、なんと自分は運が良かったと思う。

「自分は大丈夫だろう」

なんて思いがちな人は多く、そこには何の根拠もないのだけれど、人間は自分の都合のいいように思いたがる生き物なのである。

わたしだってずっと健康に関してはスルー。関心なし。見て見ぬふり。そんなこと考えてたら酒がまずくなる。そんなふうに考えていた。

でも肉体とは物質であるから、科学的根拠でもってしっかりと病気になる。乱れた食生活をしていて、

「自分は大丈夫」

なんてことは絶対にあり得ない。そんな神がかったことなどないのである。もし神がかったように見えるものがあるとすれば、年齢が若かったというだけ。

食生活と運動。この二つでかなりの病気が防げる。この二つが駄目になると当然デブになる。肥満というやつである。

さて、BMIで普通体重のゾーンがまもなくなわたしはもう二度と肥満の数値を出すことはないと誓う。

なぜなら、若さで補える肉体もないからで、不摂生な楽しみを満喫できる余裕はないのだから。

幸いなことは酒とバラの日々を徹底してやったおかげで、もう飽きてしまい、そこに欲望を感じることがなくなった。それゆえに節制の生活がまったく苦でないどころか、体調がいいことが快適でむしろ幸せである。

減量のことをここで書き連ねるのも、これに同調してデブである人が減量しようという気になってくれるのではないかと思うからである。

たったひとりでもいいからこのことをわかってくれて実践すれば、死なずに済んだってことになる。

これから予防医療を啓蒙することで「死なずに済んだ」を増やしていきたい。

生きてることを楽しむにはまずは肉体が健康であること。人間は風邪をひいただけでもその間は何も楽しめやしない。それくらい肉体の不調が与えるメンタルの影響は大きいものなのだ。

【スポンサーリンク】