結月です。
昨日から6歳の愛娘は小学校の学童保育に。入学式はまだだけれども預かってくれるのは大変ありがたい。
というわけで、これから毎日宇都宮まで送迎をするわけで、わたしは2往復、運転しなければならない。1日100km。
いつも走る道で行ったが、朝は渋滞することがわかった。予想はしていたが予想以上だった。
信号がないバイパスを快調に飛ばすも交差点を迎える4km手前でいきなり渋滞。その交差点を超えるための渋滞であり、たった4kmに20分かかった。宇都宮の中心地は思いのほか混んではいなかったが、早く出発したのに20分プラスのせいで到着は2分遅れ。
そして、今日は国道4号線のほうが混まないのではないかとルートを変えた。すると今度は4号線を出るまでが渋滞し、頼みの4号線も渋滞までではないにせよ、快調には飛ばせない。結果、昨日よりもさらに時間がかかってしまってまた遅刻。
結論としてはいつも走る道で4kmの渋滞を諦めるしかなさそうで、小学校まで1時間20分かかることがわかった。ちなみに帰りは渋滞していないので50分で戻れる。
というわけで、朝早く起きて午前中と午後でそれぞれ2時間、1日合計4時間はクルマなのである。
こんな話をすると「うげー」なんて言われるのだけれど、わたしは悲観していなくて、行きは英語、帰りはフランス語の学習CDかYouTubeの音源を毎日聴き、愛娘との勉強時間にする。毎日聴いていれば英語もフランス語も覚えてくるだろう。それ以外はクラシックのCDをかけ、音楽も刷り込む。昨日はチャイコフスキーの交響曲第3番をBGMにした。
しかし、朝の渋滞は東京も凄まじい。東京から栃木に通っていたときにそれを体感したが、埼玉の草加あたりから混み始め、まるで動かない。ルームミラーで後ろのドライバーを見るとスポーツ新聞を読んでいたり、マスカラを塗っていたりする。それに比べれば宇都宮は都市規模が小さいのでまだマシかもしれない。
思えば、わたしは高校のとき、京都から大阪の阿倍野まで電車で通っていた。京阪電車で淀屋橋まで行き、そこから地下鉄御堂筋線で天王寺のその先まで行く。
京阪電車はこれがまた強烈な満員電車で寝屋川で「ああ、もう勘弁してくれ…」と思うほどぎゅうぎゅう詰めになり、守口市で「もう無理やろ！」と思うくらいなのにまだ人が乗ってくる。京橋でようやくその圧迫はなくなる。
よくあんな満員電車で毎日通っていたものだ。東京に来てからは1年ちょっとだけの会社員生活の池袋から渋谷までの山手線はキツかった。
それと比べれば、クルマの渋滞はクルマが動かなくともクルマの中は穏やかなもので、そんな苦痛はない。それに運転は好きだし、他人が思うほど大変だとも思わない。
ただまあ、これまでの保育園生活より3時間以上、わたしの仕事時間がなくなる。ここは効率化を図ってうまくやる。
さて、毎日の宇都宮までの送迎を想定して昨年1月に燃費抜群のダイハツミライースを買ったわけだが、この買い物は正解だった。
渋滞はしても宇都宮までの燃費はリッター26km。大変な優秀さである。これが愛車のメルセデスだとリッター10.4kmほどとなり、かつハイオク。月あたり差額は3万円ほど。年間で36万円の差だから、6年で200万超もお得なのである。
というわけで、昨年からサブカーのダイハツミライースのほうが活躍している。ただしクルマの安っぽさからして、ベンツと違って「守ってくれてる」感はまるでない。であるからして、市街地はいいけれど、高速で長距離をぶっ飛ばすというのは控えている。
しかし、東京都内のややこしい道を走るにはミライースのほうが断然楽である。
やはりベンツの心地よさは長距離ドライブに発揮するわけで、チマチマ走るには向いていない。
と、今日はベンツのスタッドレスタイヤをノーマルに替えてきた。愛娘の小学校からクルマでわずか7分のところにタイヤショップはある。
スタッドレスタイヤをホイール付きにしていなかった。その都度替えればいいやと思っていたが、作業に時間はかかるし、作業代も取られるしでスタッドレス用にホイールを買った。
「一番安いやつ、頂戴」
と、ルックスにこだわらないわたしはそうタイヤショップに告げる。しかし、タイヤサイズから結構いい値段だったからケチってホイールを買わなかった経緯がある。ところが今回は6万くらいからあるというじゃないか。電話で、
「じゃあ、それで」
と、現物も見ないで決める。そして、今日現物を見せてもらったが、安いからといってダサいデザインではなく申し分ない。品質も、
「普通に使えますよ」
とのこと。しかもそれがラストの在庫だったらしく、処分価格で2万円も安くなって4万円弱というお得プライス。
その新品ホイールにはスタッドレスタイヤを装着。純正ホイールには夏タイヤ。
そんなホイール付きのスタッドレスタイヤを4本、事務所に運び入れるのは重くて大変だったのである。
