結月です。
先日の祝日、6歳の愛娘同伴で銀座のいくつけの美容クリニックへ。
脂漏性角化症を炭酸レーザーで除去するためである。平日がいいのだが、銀座で施術してもらってそこから栃木の保育園に戻るとお迎えの時間がギリギリなため、祝日に。
脂漏性角化症、俗称老人イボは昨年、近所の皮膚科で液体窒素にて施術してもらったが、取りきれてないものは再発してしまい、やはりレーザーでガッツリとやったほうがいいと思った。
とりあえず今回は6個。レーザー治療の後は1週間はシールを貼っておかないといけないので、一気にやると貼るのが面倒だし、目立つ。
しかし、麻酔も素晴らしく、その針の細さは蚊に刺されたようなものでほぼ痛みはない。そして効き目が早く、すぐにレーザー。当然、レーザーも痛くない。
というわけで、とりあえず6個やっつけてきた。あと12個はやりたいからまた追々やっていく。
液体窒素ほど色素沈着はしないらしい。しかし多少は数ヶ月の間沈着するので、まとめて除去はやめておいたのである。
さて、毎度のことながら美容整形のクリニックは看護師や施術のお姉さんも当然二重にしたり整形済みであるから、そちらのほうには理解があるからドライで、さっぱりしていて、わかりやすい。こういう気持ちのいい対応も通常の病院でもあればいいものだと思う。
つまり、コンプレックスに対しては「さっさと除去しちゃいましょうよ」という合理さがあって、それが対応の気持ちよさなのである。
わたしもそういうところはドライに、合理的に考えているので相性がいいのだが、メンヘラだったり、神経質な患者だとさぞかし面倒だろうなとも推測する。
銀座へはクルマで行った。いつもは北千住にクルマをとめて、日比谷線で行くのだが、今回は6歳児もいることだしクルマで行ってしまうと思った。
しかし、銀座は歩行者も多いし、祝日は駐車場が満車ギリギリで、気を使うことが多いので、やはりクルマは北千住までにして地下鉄にする。
電車のほうが圧倒的に楽な東京。
銀座を少しばかり歩いたが、離れて何年経ってもホーム感は変わらず、やっぱ自分はこっちだよねと思う。
とはいえ、時の流れはあって、栃木には三菱UFJのATMが宇都宮駅前にひとつしかないため、銀座支店で振り込みを済ませようと思ったら、銀座4丁目の中央通りの三菱UFJ銀行はなくなっていた。
結美堂の口座がこの「銀座支店」であるのにまさかなくなっているとは、銀行業は斜陽である。
もう一件の銀座の支店に統合されたようだが、口座自体はそのままで名誉ある「銀座支店」のままでいいとのこと。
あとはその斜め向かいにあったアップルストアは解体済み。そうやって少しずつ街は変わっていく。
6歳児には銀座まで付き添ってくれたお礼に数寄屋橋交差点にある不二家でショートケーキとシュークリームを買ってやった。
銀座は6歳児にはまだちょっと楽しめる場所ではなく、14年後を楽しみにする。
東京に戻ることはないと思いつつ、愛娘が大学に入ってくれて送迎しなくて良くなって、なおかつ事業が大きくなっていれば銀座に戻ったりして。
人望がないわたしがそんなに事業を大きくすることは確率的にほぼゼロであるが、未来のことはわからないし、いい加減、田舎暮らしが嫌になってもう脱出しようと本気で思えるような出来事が訪れるかもしれない。
とにかく未来はわからない。
銀座にいる頃、自分が栃木に行くなんて想像もできなかったわけで、その逆バージョンもあり得る。
でもね、やっぱり銀座は気持ちがいい。本当にホームって感じ、自分にとって。