結月でございます。
本日は行きつけの宇都宮のメガドンキをぶらぶら。特に買うものはないけど、時間潰しにぶらぶら。
とはいえ、メガドンキは食料品売り場が充実しているので、現在主食のほうれん草を購入。そして、アタシが大好きな「ナイススティック」の全種類を陳列するというドンキらしい豪快なことをやっているのを垣間見るも、わたしの心は揺らぎそうで揺らがない。
なぜなら、只今、急速減量中であるからナイススティックはNG食材なのである。でもナイススティックはノーマルのものが一番美味しいのがわかっている。
減量速度は順調で、あと10キロほど落としたところで減量はストップし、水平飛行にする。しかし、あまり食べないほうが肉体的に心地いいとわかっているから、そんなには食べないと思う。普通程度という目安。
メガドンキの2階に行くと、健康器具コーナーにコンパクトサイズのフィットネスバイクが売られているのを見つけてしまった。
瞬時にこれは買うと決める。これがあれば、居住のマンションに置いて夜も夜中もエクササイズができる。
今は事務所にしている場所にエアロバイクを設置していて、そこにいないときは運動ができないことに歯痒い気持ちであった。
しかし、マンションにエアロバイクを置くスペースはない。でも、この椅子に座りながらやるコンパクトなタイプなら邪魔にならない。
と、箱を担いでレジに向かう。
そんな中、ドンキのテーマソング「ミラクルショッピング」が店内に流れているのを聞いて、
「いい歌だな…」
と、実感。楽しいリズムにしっかりとメロディがある。今の巷で聞く歌ってリズム割合が多すぎてメロディが乏しい。でも、ミラクルショッピングはメロディがあるからこれをボサノバっぽくアレンジするとすごくいいんだよね。
さて、持ち帰ったフィットネスバイクはこんなもの。
開封して組み立てる。土台をつけて、ペダルをくっつけるだけ。
値段相応に安物であるけれど、普通に使えた。
椅子の高さと足の伸ばし具合のベストポジションを探るのに何度か試した。すると身長にもよるだろうが、やや高めの椅子がよろしい。わたしの場合はピアノ椅子を高くして使うとちょうどよかった。
6歳の愛娘にいきなり占拠されてしまって、交代してくれるのを待ったが、早速わたしはこれをノンストップで90分やった。
これがあることで、夜もエクササイズできる。更なる減量速度アップを望める。そして、減量目標到達後もこれを使用する。使いすぎて壊れてもすぐにまた買えばいいほどのお値段。
健康維持には30分程度の運動を週に3日はするのがいいと言われるが、わたしの経験では週に3日ではまるで不足。毎日やらねばならないし、最低でも一日1時間。
そうでないと目に見えた効果は出ない。
1月31日から減量を開始して、ほうれん草が主食の食事制限、そして毎日のエアロバイクをやって健康状態がかなり改善されていることが数値で確認できる。
やはり運動はしっかりとやらないといけない。
であるからして、減量目標到達後もエアロバイクは漕ぎ続ける。寿命が来るまで漕ぎ続ける。筋肉が衰え、歩けなくなったらおしまいである。
と、平均寿命的にはまだまだ時間がありつつも、今から心構えはしておく。
ともかく毎日エアロバイクをやるとこれをやらないとどうもすっきりとしない。いつも土日祝日は保育園が休みなため6歳児の妨害が入って思うようにエクササイズできなかったが、ドンキで買ったフィットネスバイクの参入でそれは解決する。6歳児が寝静まってからプログラミングの勉強でもしながら漕いで漕いで蓄積された内臓脂肪を燃焼させる。
現在マイナス4キロ地点で、お腹を見るとやや醜さは少なくなってきた。しかしまだまだ醜い。内臓脂肪がルックスでわかる。
これも栃木に着て着物を着る機会がなくなってしまった原因でもある。銀座にいるときみたいに毎日着物だったらお腹周りが大きくなるとたちまちそれは着物の着にくさとして現れ、そして帯が足りなくなって巻きにくくなるから咄嗟に減量に振り子が振れる。
そういうバロメーターがあればいいが、着物がないと美的な意識が低下するため、肉体が醜くなるのである。
着物を着ていれば「見られ」ることを意識するから美意識が常に高まる。それが田舎だと人に会わないがゆえに美意識を発揮する場がなくなる。その結果、不健康になる。
なんと言っても体型維持は美意識によるものである。40過ぎの女は新陳代謝が衰え、その結果贅肉が付き出すことを諦め、その開き直りが美意識を蝕んでしまう。それゆえますます醜くなるのであり、20代、30代の頃はあんなに綺麗だったという人が40代になって「あれ…?」と思うのは辛い。
美人が好きな耽美主義なわたしは特にその衰えを見てしまうと小さな失望が生まれてしまい、三島由紀夫の『黒蜥蜴』のように美しい人は殺して剥製にしてしまう考えに理解を示す。
なんて言いつつ、かく言うわたしだって銀座の全盛期時代と比べるとひどい有様で、人のことは言えない。自分が剥製になっておけばよかった。
ともかく4年が過ぎた栃木ライフで増えてしまった体重を後2ヶ月でチャラにする。計算上は達成できる。そして、新たなフィットネスバイクも得て、減量を加速させる。
美的に云々という話もあるにはあるが、それ以前に運動もしないでカロリー過多だと面倒な病気を発症させることは間違いなく、それは困る。特に糖尿病なんかはダサいしなりたくない。
あとは、これから人に会って営業したりする際、デブには説得力がない、信用力がない、暑苦しい。自分の体も管理できてないルックスで企画を熱弁したって鬱陶しいと思われる。相手への印象が悪い。だらしなさが見てわかるから。
そして、クラシック音楽界の運動不足メタボ率の高さにも嫌気が差していて、
「音楽だけやっとったらあかんわ」
と自覚。
演奏者のメタボをたくさん見て、わたしはああはなりたくないと三島由紀夫的に思った。悪いが、そこからは一抜けしたい。
でもね、音楽は肉体で奏でるものであるから、きっとすっきり健康体になれば音も変わるよ。本当にそう思う。血液ドロドロ状態だとそういう音が出る気がする。血流悪いフィンガリングではシャープな輪郭のサウンドは出せないでしょう。
それに糖尿病にでもなったら末梢神経からやられていくから、指、動かんようになるデ。糖尿病は楽器を弾けない体にする。
そういったことも予防医学として音楽界にも発信していきたい。
食生活が悪く、運動不足でメタボになって、糖尿病を発症して音楽の才能が突如、潰れてしまうのを予防したいからね。
末長く音楽やりたければ、健康であること。