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健康は安上がり。

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結月でございます。

クレジットカードの利用明細がハガキではなくなってから何年も経つ。ハガキだったときは請求額がすぐわかり、忘れないよう普通に入金していたのであるが、今はクレジットカードの管理画面に自分でアクセスしないとわからない。

どういうわけが利用額が決定しましたとメールで来るときもあるが、大体は来ない。というわけで、入金を忘れないようにしなければならず、そういうところは紙媒体がリアルでよろしいと思う。

また登録の銀行口座が三菱UFJ銀行であるが、これが困ったことに栃木には宇都宮の駅前にATMがあるだけなのである。コンビニから入金するのも手数料面で癪だというので、東京に月に2度行くときに入金を済ます。

というわけで利用明細を見たら、予想よりも10万以上も請求があったので、

「あれ?」

と思ったら、それは先日、愛娘の入学のために買った制服代だったのである。

ああ、そうだ、そうだ。制服買った、買った。

しかし制服は毎日何を着るか考えなくていいし、中途半端に私服を買わなくていいので、その制服を3年使えるとすれば私服の3年分よりは安いかもしれない。

また私服なんてありきたりなカジュアルなものばかりで、それがクローゼットに溜まっているのは大変見栄えが悪く、煩雑な感じがする。それならピシッと制服があるだけのほうがよろしい、と考える。

さて、昨年の秋だったか、宇都宮に葉巻を扱っているところがあると知り、久しぶりに吸おうかと愛娘同伴で買いに行った。1本は吸ったが、もう1本は吸うことがなく年を越してしまった。

普段、タバコは吸わないものだから葉巻といえども吸うと口の中が気持ち悪くなってしまって、なんとなく吸う気がなくなったせいであるが、先日、もったいないから吸おうと取り出すと、湿気を吸いすぎてボロボロになっていて、吸えない状態だった。

葉巻は湿度が大事で乾いているとただ辛い煙になってむせる。お湿り具合がいいと、それはそれは上質な香りでおいしいわけだが、昨年はすぐに吸うつもりで加湿して、でもそのまま放置していたから湿気を吸いすぎてパンパンになって破裂していた。

確かベネズエラ産だったか、1800円くらいしたかと思うが、ああ、もったいない。

でも、吸っている最中はいいが、吸った後が口の中が気持ち悪くなることを知っているから、それがお釈迦になってもそれほど悔しい思いはしなかった。「まあ、いいか」という感じ。

タバコも葉巻も慣れであり、頻繁に吸っているとその煙に燻された口内が当たり前になって気にならなくなる。でも、吸わなくなって口内が健全になると、たまに吸うと、

「うえ〜気持ち悪いよ〜」

なんてことになる。

これはお酒も同じで、日々飲んでいるとどうってことないが、たまに飲むくらいになると、アルコールが結構キツい。

と、只今急速に減量中のわたしはお酒はほぼ飲まない日々で、そうなるとお酒のテイストを口の中に想像してしまうと、

「あ〜 やっぱ、やめとく…」

と、飲む気がしない。

とはいえ、人と飲むときは一応飲む。なぜなら、そこまで飲まないことに徹すると、せっかく人と飲みに行っても雰囲気がシラフになって、相手もつまんないだろうから、飲むことにするのである。

と、そんな健全なわたしなのに、昨年末に久しぶりに銀座に行って、煙草屋の老舗で名門である「菊水」でフィリピン産の安いけどそこそこ吸える葉巻を買っていて、買ったはいいけど放置だったので今日吸おうと思った。

マーラーの交響曲を聴きながら葉巻を吸うのはなかなかアダルトな時間の過ごし方なのである。

であるのに、それでも葉巻を吸うのが面倒になってやっぱり吸わなかった。

いやいや、吸うと部屋の中が葉巻臭くなって1週間くらい臭い。であるからして、この寒さでも換気をして、風が部屋の中に通るくらいにするわけだが、網戸をしっかりと閉めて猫が外に出ないようにする。

すると、部屋が臭くなることはないのであるが、不思議と葉巻というのはゆらめく煙を眺めるところにおいしさがあり、その視覚が風で失われるとあまりおいしく感じられない。それでいて寒いのだから、そこまでして吸わなくていいかと脳みそが賢明になって、またしても、

「あ〜 やっぱ、やめとく…」

と、せっかく買った葉巻は放置される。

あとは、わたしにストレスがないことも大きな原因で、仕事とか人間関係に疲れた精神に葉巻はいいものであり、癒しの煙なのである。

ところが引きこもり生活で自分がやりたいことしかやってないストレスなしなわたしには癒しが必要ない。それどころか、その真逆の緊張感のほうが必要なくらいなのである。

と、ジェネオケの次回の公演を考えているが、ホールの確保でホール側の日程調整で待たされていて、確定に至らずまだやることがない。

予算があるから、どういうふうな形の公演にするか、選曲や規模を数パターンのシミュレーションはある。でも場所が決まらないと何も始まらないから葉巻でも吸って待っておこうかと思いつつ、結局吸わない。

さて、只今急速に減量中であるわたしは毎日1時間半、エアロバイクを漕いでおよそ800キロカロリーを消費し、食べるものは脂分は一切なし、炭水化物もなしな生活で、ほうれん草がメイン。

そこで一昨日、東京にレッスンに行って、朝食としてスーパーで菜の花の辛子和えを買って食べたら、それがなかなか美味しく、今までほうれん草のおひたしにポン酢だったのを辛子和えにしている。

めんつゆにみりんを足し、醤油を少々、そして練り辛子を混ぜ合わせ、湯がいて搾ったほうれん草を入れて混ぜ合わせるだけ。ああ、こんな単純なものが、こんなにも美味しいものとは。

和食に疎いわたしは典型的な和食に感動している。

減量を開始してちょうど2週間、ほうれん草生活とエアロバイク生活で体調が実によろしく、お酒も飲まない。

すると、その健康さは数値にも表れていて、毎日朝晩ちゃんと測定している血圧が10mmHg以上は確実に下がっていて、

「ほほ〜 血圧には運動と食事っていうのはホントだったのね!」

と、医者が言うことを立証する。

しかし同時に、これくらい極端にやらないと数値には出ないことも知らしめる。つまり、気まぐれにサラダ食っても、気まぐれにジョギングしても駄目だってこと。

ちょうど来週は人間ドックでもあるし、さらに精密な数値を見てみる。何をどうすれば体にいいのかがはっきりとする。

と、積年の不摂生をプラマイゼロに近づけるために節制することに快感なわたし。

さて、葉巻を吸うときはエスプレッソがあるといい。というわけで葉巻を吸おうと断念しつつも、コーヒーはあまり好きでないくせにエスプレッソだけは好きなわたしは週刊プレイボーイ元編集長の島地勝彦さんから昔もらったネスプレッソのコンセントを差し込む。

かなり長い間飲むことがなかったネスプレッソ。エスプレッソが好きといっても、やっぱりコーヒーの習慣がない。

しかし飲もうと思ったらネスプレッソのカプセルがなく、栃木にそれを扱う店もなくネットで買おうと調べると、ネスプレッソと互換性のあるカプセルが正規品に比べると三分の一くらいの価格でイタリア製である。

これはキヤノンやエプソンのプリンタのインクが高くて、互換性のあるバッタものが安いのと同じ構図である。

早速、それをネットで買ってみた。60カプセルも入って2000円ちょっとだと思う。

ネスプレッソマシンに入れて飲んでみると、

「うん、問題なし」

というわけで、ここ数日、昼間にエスプレッソを2杯飲む。お酒飲まない代わりだろうか。

しかし、このイタリア製のカプセル。このお値段は助かる。というか、これくらいの値段でないと日常的に飲もうとは思わない。

とまあ、そんな生活で人間ドックが楽しみなのである。どれくらいの数値が出ているか。それで好結果であるなら、今の生活を継続。そしてあと10キロは落とす。

でも、お酒も飲まず、食べるのはほうれん草と絹豆腐くらいになると出費は明らかに少ない。

不健康には金がかかり、健康には金はかからないものだね。

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