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普通郵便が翌日着かないことを知らなかった。

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結月でございます。

書類を送ったりするにはメールにPDFを添付したりってことが多いし、そもそもやり取りがLINEなんかが主流であるので、普通郵便で郵送することをがレアなものになった。

そんな今日、近所の郵便局のおっさんと話していたら、今は普通郵便は翌日に着かないことを教えてもらう。

例えば今日出すと、明日は祝日であるから週明けの月曜着というわけである。

つまり、普通郵便が着くのは同じ関東圏であっても、もしくは隣近所であっても翌々日着らしい。そんなことにいつからなったのかは知らないが、郵便局の人手不足もあるのだろう。

デジタル的なやり方が当たり前である中、手作業で仕分けするなんて仕事はあまりやろうとも思えない。それに郵便局だってそもそもの物流がネットに取って代わって少なくなっているのに人員を増やすのもコストが合わない。

Amazonやメルカリで宅急便のほうが大変とはいえ、年賀はがきだってものすごく少なくなって封書の量は減っているのだろう。

と、今までずっと普通だと思っていたものがいつしかなくなっていることに出くわしたりすると時の流れを感じる。

そういえば近づく公演のため、コンサートホールと事前打ち合わせをしなければならないが、東京にいるならまだしも、栃木からわざわざ行くのは面倒だと思っていたら紀尾井ホールはオンラインでいいですよと言ってくれて助かった。

事前打ち合わせもオンラインでできるということもいい意味の時の流れである。コロナ禍がもたらした進歩かもしれない。

とはいえ、他の2会場はオンラインはやってないということで現場での打ち合わせ。とはいえ、ステージマネージャーに行ってもらうから、わたしは行かないのであるが。

ともかく、オンラインでミーティングできるようになったのはいろんな恩恵がある。と同時に、オンラインではちょっとリアリティが足りなくて、心理面というか、情念の部分では寂しいものがあり、熱意になりにくいかもしれない。

LINEなどSNSもやり取りには大変便利である一方、LINEでやり取りし合う状態になるとフリック入力でも結構な手間になる。

「これなら、話したほうが早いよ」

と、テキストでのやり取りをやめて電話をかける。だって、LINEをやっているのであるからそのまま電話に出れるわけだから。

LINEは話し言葉で書ける利点はあれど、実際に声で話す言葉とは違う。やはりリアルに話したほうが声情報もあったり、文字を入力する手間もないからたくさん話せる。LINEだとちょっと気を遣ったりして硬くなっていたのが声で話すとスムーズになる。その雰囲気の一変は重要で、文字情報だけだと疑心暗鬼も生まれたり、心理を「探っ」てしまうし、柔らかいニュアンスは出にくい。

とまあ、それぞれのツールに長所と短所があって、それを上手に使い分けるのがいいだろう。

しかし、面倒なのは人によって好むツールが違う点で、LINEで軽く済ませてのが好きで直接電話が嫌いという人もいれば、LINEは嫌いだから直越話す人もいる。電話を邪魔と思う人、失礼だと思う人、電話じゃないと失礼だと思う人などいろいろなのである。

ちなみにわたしは書き言葉も好きだけれど、トークが好きなタイプだから電話で話すほうがいい。でも、ビデオ通話は顔が変に見えるから好きじゃない。音声だけがいい。

でもやっぱり会って話すのが一番好きで、なぜなら会えばすべてがわかるから。

メールやLINEでしかやり取りしたことがなかった人に初めて会えたら嬉しいし、電話やLINEでは言葉は交わしていても久しく会ってなかった人に会えると嬉しい。

ちなみに公演をやっていて嬉しいことは、今まで会ったことがなかった人に会える機会があること。神尾真由子さんにだって会えたし、大植英次さんにも会えた。これはものすごく嬉しいことで、公演を挑戦していなければ会えなかった。

あとはまだ会ってないけれど、ドンキの歌の人、シンガーソングライターの田中マイミさんにももうすぐ会えるし、そのPVの演出と振付をやってくれる方にもメールと電話だけだったのがまもなく会える。

さらにジェネオケメンバーにだってリハーサルで会えるし、もっと広く見れば、公演に来てくださるお客さんに会える。

人間嫌い&引きこもりな性格のわたしがもしそれを貫いていたらそんな出会いはないわけで、やっぱり人は思い切って行動したほうがいいのである。

そして、ジェネオケのクラウドファンディングを現在準備中なのであるが、それを提案してくれたのは誰もが知っている超有名人で、それも公演をやっていなかったらなかった出会いだった。

さらにクラウドファンディングの話が来て、そのリターンに栃木県さんの朝摘み苺を入れようと思うのだが、いちご農園に電話して、

「久しぶり〜」

と、相談した。

そうやって誰も知らない新しいオーケストラを売り込もうとしているうちにいろんな人に出会ってる。人間嫌い&引きこもりのわたしにとっては快挙の連続なのである。

やはり人というのは大事なもので、そうやって縁がつながっていくことは素晴らしいのだ。

縁が広がることで今までできなかったことが少しずつできるようになってくる。一足飛びにはいかないけれど、一足飛びでないからこそじわじわと縁が広がっていく。

そういう枝分かれがあって大木になるのであり、可能性が広がる。

そういえば、いつもの郵便局のおっさんだってひとつの縁だ。それによって普通郵便が翌日に着かないことを知り、その知識は今後のミスをなくしてくれる。重要な案件を翌日着だと思っていたら大変になっていたことも考えられる。

そんな具合で縁が広がり、いつしか人間嫌い&引きこもり体質なわたしも誰かから縁として使ってもらっているようになればいいと思う。

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