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三菱UFJ銀行のネットバンキングが古すぎてビビった。

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結月でございます。

栃木にいると困るのがメガバンクがないということ。みずほや三井住友はひとつくらいどこかにあるかもしれないが、三菱UFJ銀行は栃木に支店がないのである。

あるのはATMが一箇所であり、それもJR宇都宮駅前にあるシッピングモールにあるだけ。

公演をやるとお客様からチケット代金の入金があり、その確認をしなければならないが、ATMが近くにないものだから通帳記入ができない。これまで東京にいたときは、近所にUFJのATMがあったから事欠かなかったのであるが、栃木ではそうはいかないのである。

ということで、法人の口座をネットバインキングを使えるようにしたのであるが、その申し込みも何だか面倒な手続き。その3週間後にようやく小さい電卓のようなワンタイムパスワードカードが送られてきた。

しかし、同封されていたのは一瞥するだけでうんざりしてしまう「導入ガイドブック」であり、いわば昭和時代のビデオデッキの取扱説明書のような冊子である。

ネットであるのにこんな昭和なガイドブックを読めというのも時代錯誤な気がして、なかなか手がつけられない。

それでもネットで見られるようにしないと栃木県在住のメガバンク利用者のわたしは困るから、抵抗感がありつつ、頑張ってガイドラインを読んだ。

「あ〜めんどくさっ!」

と、うんざり感マックスで、もうネットバンキングは諦めようかという思いになる。それでも頑張って、なんとかログインの手続きができ、利用できるようになった。

しかし、驚いたのがその画面のデザインが20年前のホームページビルダーで作られたような古典的デザインで、日本有数のメガバンクとは思えない「古さ」。これは使い勝手は悪いぞ…とこれまた一瞥でショックを受ける。

ネットバンクといえば、もうひとつPayPay銀行を開設していて、こちらはシンプルで実に使いやすい。もちろん取説は不要。入金があれば、リアルタイムにメールで知らせてくれて、簡単なログインで確かめられる。もちろんサイトのデザインも無駄がないし、わかりやすい。

やはり、今は老舗というのはダメなのである。ネットの時代についていけていない。法人向けだけこんな古いもので、もしかしたら個人向けはもっと洗練されているのかもしれない。

いや、やはりそれはないだろう。なぜなら、三菱UFJ銀行のサイトを見てもごちゃごちゃして、何がどこにあるのかわからないゴミ屋敷状態で、つまり時代に合わせた抜本的リニューアルをやらずに、ネットが普及し出した頃に作ったものを増築したという有様だから。

しかも三菱UFJ銀行は合併で出来上がっているから、統率されていないのだろう。

ともかく、老舗という古臭い体質が滲み出ていて、

「やっぱ、新興がいいよね!」

と、PayPay銀行を見て思う。

何事も新興企業、新興国のほうが試みが新しく、エネルギッシュで、新興であるから古いルールがそもそもないところでスタートしているので臨機応変。

新しいというのは盤石ではないかもしれないけれど、未来性がある。

というわけで、まだ生まれたばかりで、まだ音も出していない新興オーケストラのジェネオケを始めたわたしは自分たちが「新しい」ということを強みに思っている。

老舗オーケストラのように長年築き上げた会員や充実した練習会場という不動産はないが、ないない尽くしであるがために自由なPRに挑戦できる。それはすぐに効果は出ないであろうけれど、新しいものはそもそも失って困るものがないから、挑戦への気後れや周囲の目を気にするなんてことが必要ない。

もし、新しい挑戦に気後れしたり、周囲の目を気にするようになったらジェネオケは終わる時で、潔く解散する。新しさがないものを続けたっておもしろくないし、周囲の目のために音楽をやったところで爆発的なものはできやしないのだから。

三菱UFJ銀行のサイトのように20年前のものを改築しながら温存させているような、ああいうのはわたしは試みとしては嫌なのである。

とまあ、新興というのは楽しくあるものなのだ。

そして、前例を参考にしないものだ。

むしろ前例を否定する。

もうそれはやったことがあるものなんだから、次はやらない。だって時代は日々、変化しているのだから、前例はあまり参考にならない。

やったことないことをやってみるのがおもしろい。いきなり成功するほど甘くはないが、おもしろいというエネルギーは未来につながる。

新庄日本ハムなんか、そんな感じだよね。

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