結月でございます。
先日の土日はうちのバイオリンの生徒を連れてささやかなお泊まり発表会。
日光のホールを借りて合奏し、そのまま奥日光まで行って宿泊したのである。
わたしが東京を離れて栃木にいて、レッスンは月2回しかできなくなったけれど、それでもずっと来てくれている愛すべき人たち。その中でもわたしが銀座3丁目でなく5丁目にいたときからの2人はおそらく17年くらいの付き合いになる。
もうここまで来ればお互い生き証人である。うちの愛猫よりも年数としては付き合いが長い。
さて、直前にアクシデント発生で、5歳の愛娘まで同行することになり、レンタカーで借りたアルファードの助手席に座っていた。
そんな合奏もやれば楽しいもので、
「うん、やっぱ音楽は上手い下手関係なくやれると楽しいよ」
と、再認識する。
しかも今回はスポットライトがあったため、非日常的でよかったんじゃないかな。
なんてことをやり終え、宿泊地である奥日光へ向かうと雨が降って来た。アルファードのデカいワイパーをONにする。
神がかり的な雨降らしの能力があるわたしはみんなで出かけるときは大概雨が降り、特に聖地奥日光となると必ずと言っていいほど雨が降る。
今回は合奏を終えたときは降っていなかったので大丈夫だろうと思っていたら、奥日光のZONEに入るとやっぱり降ってきた。
奥日光の龍神様のお出迎えだと認識している。これはもうわたしと連動しているからそういうものなのである。
と、またしても雨降らしの記録を更新。
実は先週は愛娘を連れて県民割を利用して那須に旅行へ行った。6月に結美堂山ガール部で泊まったホテルである。
最初のプランではチェックインする前に那須ハイランドパークという遊園地で遊ぼうと言っていたが、時間的にギリギリになってしまい、翌日、チェックアウトしてから行こうということになった。
しかし、クソ暑いくらい晴れていたのにホテルに向かう途中から那須方面の空がいきなり真っ黒になり、強烈な土砂降り。遊園地に行かなくてセーフだった。もし行っていたら遊園地でずぶ濡れだった。
そして次の日、朝起きてみると外は霧がかかって本降りの雨だった。部屋の窓から外を見るとこんな様子だった。
ひと目見て遊園地は絶望的な雨模様。
結局、チェックアウトすると何もしないで家まで帰った。要するにホテルでご飯食べて風呂入って寝ただけという一体何しに行ったのかわからないビミョーな結果に。
しかし那須まで降るとは思わなかった。奥日光なら神通力で仕方がないと思っていたが、でもやっぱり奥日光は雨が降った。
しかしながら、ホテルが案内するお星様を見る会みたいなダサい企画は一応開催された。希望者がゾロゾロとホテルの外に行って天空を見上げる。
雲が多かったが少しの隙間からお星様は見えるには見えた。でも星座が見えるほどではなかった。
今回は湯の湖近くの初めてのホテル。行きつけは修学旅行客に取られていたからである。
しかし、夜の湯の湖は星明かりにわずかに光り、それはそれでよかった。ホテルのお星様案内人はあとは自由にしていいですと言っていたが、奥日光の本気の暗闇は油断すると帰れなくなる。だから自由にしていいとは言わない方がいいと思った。
小さな懐中電灯を首からぶら下げた5歳の愛娘の手をしっかりと握ってホテルに戻った。あの暗闇で手が離れると小さな子供は本当に遭難する。
そんなわけで合奏するというひとつのイベントが終わり、8月になった。
12月の公演が1日ずつ近づいている。
告知が遅れている。
急がねばならない。