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【ジェネオケ】いよいよ座席表をプリント

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結月です。

 Japan General Orchestra、略してジェネオケを立ち上げることになって、12月に行う公演準備の日々。今のところはそこまで忙しくないのは「待ちの時間」であるから。さまざまな案件の結果を待ったりしなければ次のステップに進めないからで、この時間は毎度のことながらなんとなくソワソワと落ち着きがないのである。

チケットを売り出す準備ができあがれば一気に動き出せるのだけれど、仕込みの時間は不安と楽しみが交錯していて、未来を楽しみにしつつ、未来に怯えている。

ジェネオケは真っ新なオーケストラで、基本オケメンバーは若い世代。20代、30代が中心で考えている。

新しいことを始めるのに熟練の年寄りだとそれは伸び代がないし、熟練の奏者はすごいとはいってもある程度音楽が完成されていて伸び代はそれほどない。それは悪いことではなく、その熟練さは次世代への継承という役割になっていて、つまり役割が違ってくる。

音楽は常に新しく更新されるものであるから、未来の幅が広い若い奏者で新鮮さのあるサウンドを見出していきたいのである。

だから、どんな演奏になるかわからない。オケメンバーも初めてだからどんな音が出るかわからない。もちろんわたしもわからない。だからおもしろい。

チケットを買って、演奏を聴く前からある程度予測できるのは安定感はあってもつまらない。そのオケらしいサウンドがあることは素晴らしいことであれど、わたしはもっと万華鏡のような変化があるオケが創りたい。

だから、メンバーはコンマス以外は固定するわけでなく、その都度、こちらからの招待制である。招待というか、お誘いをする。

ジェネオケのメンバーは半分くらいは決まってきていて、以前マロオケで一緒にやった奏者もいる。でも大半はわたしが知らない奏者ばかりで、メンバーの招聘はコンマスの佐久間聡一に任せたり、ある管楽器奏者が他の管楽器パートを連れてきてくれたりする。

わたしからの条件は、

「年寄りは要らない」

ということで、それは先に述べたようにジェネオケの目指すものと役割が違うからである。

そんなふうにメンバーが集まってきて、皆、素晴らしい奏者ばかりである。楽しみが湧き出てきて、心が高揚する。

メールや電話で初めてのやり取りをしたりするが、この公演で一緒にできる喜びみたいなものが伝わってきて、やはり若さのあるものは清々しい。

音楽のことはメンバーに任せる。わたしは音楽のことは一切、口を出さない。メンバーが音楽を作っていく。勝手にしてよろしい。好きにやってくれ。君らの演奏能力には一点の疑いもなく信用している。だから派手にやってよろしい。前例のない演奏を聴かせてくれ。わたしはその他雑用、事務仕事、集客などなどそっちに専念する。

とまあ、そんなわたしは昨日、紀尾井ホールと東京オペラシティの座席表をコンビニでプリントしてきた。座席表を見ると、また始まってしまうのかと思う。チケット発売が始まると、毎日この座席表を睨みつけ、その空白を埋めることだけを考える。

音楽はお客さんに聴いてもらってナンボ。

しかし、客席を埋めるのはとてつもなくハードな仕事で、今回は2公演。立て続けの公演はやったことがないが、果たしてわたしのメンタルはもつだろうか?

そんなことを思いつつ、自分で始めたことだからやるしかない。やれると思って始めたことじゃないか。

未来というのは自分でデザインしていくもので、そのデザインを実践していくことで履歴ができあがっていく。

だから、既存のことを繰り返すのは未来性がない。自分が築き上げたものも同時に破壊しながら新しい試みを重ね、更新していくことで前に進める。同じことをやっていては前に進めないものである。

ジェネオケがこれからどんなことができるか? それはやりながら考える。「それ、おもろいね!」というものには飛びついていく。

「今年はそんなことやるんだ!」

と、お客さんが毎年驚けるような試み。

そんなことを実現するためにこれから座席表を蛍光ペンで塗り分けしていく。S席、A席などを振り分け、どこをプレイガイドに預けるかを色分けするのである。

クリエイティヴな催しは実はクリエイティヴでないことが土台になっている。公演日の1日のためにこうしたことを何ヶ月も続ける。

そんな高圧的な毎日があるからこそ、公演では大感動できる。自分が立ち上げたオケであっても、一番のお客さんは自分であること。

公演まであと半年。どんな演奏になるのか楽しみしかない。

そして、神尾真由子、大植英次。

どんなことをやってくれるのか、楽しみしかない。

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