結月でございます。
ふぅ〜 どっと疲れたぜ…
と、真夜中に仕事を完了させたのは、真夜中になってしまったという言い方が正しい。
実現に向けての企画の最重要課題、これがポシャるとすべてがお釈迦という課題を終わらせ、あとは結果を待つだけ。OKが出たらこの大仕事に向けて即日ダッシュで取り掛かる。
Excelで資料を作るという本来ならわたしが苦手とする業務もここ数年、それほど苦痛でなくなってきて、
「うん、アタシ、成長した!」
なんて子供みたいなことを言ってる。
昔はこの手の事務作業をするとほんの数分でイラついちゃって、
「もうダメ…!」
と、ギブアップして、大音量でベートーヴェンのシンフォニーをかけて気分転換なんて状態だったのが、今はわりと冷静に作業できるようになって、数時間だってなんともない。
人間、こうやって鍛えられるものだし、意外と「苦手」が苦手でもなくなるものなのである。
それは「嫌だ、嫌だ」と言っていては結局何も進まないし、やらなきゃならないことは逃げられないのだと割り切れたからで、あとはそもそもやりたい企画を実現させるためのプロセスの一つなんだから嫌なんて言ってられない。
というわけで、またしても自分がやっと大人になったと今頃になって思える出来事のひとつ。
とはいえ、こういうのは誰がやっても疲れるもので、苦手ではなくなったとは言っても疲れるは疲れる。
今晩だってサラッと完了させるつもりが、資料の再確認に再確認を重ねたりしていると軽く3時間ほど経ってしまっていた。そしてどっと疲れたわけだけど、さらにわたしが成長したのはそんな疲労感があっても、
「あー終わったー!ビールでも飲もうっ!」
とならないところ。
やるべきことを終えただけだから、祝福するものでもないし、憂さ晴らしするものでもない。
というわけで、お茶を一口飲んだだけ。
そもそもこの作業は企画を実現させるための課題なのであり、まだ実現が決まったわけじゃない。まだ道半ばというのにビールなんか飲んでいられない。
乾杯するのは企画が実現して、それを無事に終えて、後片付けも全部終わってからだよね。
と、大人なわたし。
さて、とりあえずは今日出した資料で結果を待つだけで、こんな落ち着かないソワソワした気分は受験の合格発表以来だわ。
と、あとは祈ることで気分を和らげる。
もし、これがポシャったら、わたしはかなり落ち込む。しばらく誰とも会いたくなくなる。
とにかく実現させたいこの企画。
そして成功させたいこの企画。