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これから読むのはマルクス・ガブリエル

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結月でございます。

光回線も撤去して、ゲーミングチェアでリクライニングできるようになってパソコンの作業がしやすくなったと思っていた。

それは回線機器がなくなってデスクは広くなり、ゲーミングチェアの背もたれを倒しながら膝の上でMacBook Proも使えるから。

しかし現実は違っていて、デスクは広くなった分、そこは猫が寝るようになって、だから膝の上で作業しているともう一匹の猫がパソコンと胸の間に飛び乗ってきてそこでくつろぐ。

モニターの前に猫。

こりゃ、どうしたらいいの?

さて、そんな愛猫家のわたしが読み終わった本はこれ。

 「新記号論 脳とメディアが出会うとき」

 これは大変おもしろかった。

そして、新たに読み始めたのはこの本。

 マルクス・ガブリエルは今、一番イケてる最新の哲学者らしい。

現代哲学史は実存主義から構造主義まで来て、そんな構造主義も社会の中に考え方として自然に浸透している。

「人はそれぞれだよね」なんていうのも構造主義的であり、そんな相対的な見方は今じゃ普通。でも、

「じゃあ、どうすんの?」

という問題が出てきて、人それぞれなのはわかるけど、そんな無関心的放置じゃ、物事はやっぱり解決しない。

とまあ、最新の哲学がやっと出てきたという感じなのだろうか。

去年いきなりコロナが始まって、世界規模で社会が激変して、今後どうなっていくかわからない。いろんな分野で古い価値観が壊れ、対応しきれないような事態、そして見たことのないものも登場するだろうし、ちょっとこれからおもしろい。

確実に言えることは、たった一年前のコロナ以前のやり方を踏襲したり、戻ろうとするとうまくはいかないってこと。

と、哲学的にもおもしろくなりそうな時代。

そんな哲学書を読みながら、昨晩は4歳の愛娘と苺ジャム作り。苺の産地にいるからジャムを作ってみた。

わたしが苺のヘタを取り、4歳児はその隣で苺を半分に切る。

子供用の手が切れない安全包丁。これで小松菜を切るのは苦労するけど、苺なら切れる。

ヘタを取った苺を隣のまな板の上に置いていく。なかなかいいリズム。

呼吸も合うし、この子とは今後もうまくやっていけそう。

一緒に料理ができるのは呼吸が合わないとできないもので、それが合わない人とは共同作業はうまくいかない。

やらなくていいことをタイミング悪くやる相手なんて最低で、でもそんなことは単独で仕事してるわたしより会社で勤めている人のほうが心底から実感しているに違いない。

あとは弦楽四重奏とか。呼吸が合わない相手とじゃできないよね。

そうして作ったジャムはなかなかの出来で、ヨーグルトに入れて食べて、パンに塗って食べた。

そして苺ジャムがどうして値段が高いのかもわかった。だって、苺そのものが高いから。

コスト的には林檎ジャムが安くできそう。

ジャムを作ってから4歳児が眠り、そしてようやく静かな夜になり哲学書を読む。おおよそ、一日5時間ほどの読書。

それもスマホのKindleのおかげ。大変読みやすい。

もう紙の本はちょっとね、フィーリングが合わなくて読みづらいよ。

本の内容が古くなるのではなく、本を読む媒体、端末形式が古くなるわけで、今はほとんどの人がスマホが肉体の一部になっているのだから、本もスマホがよろしいのである。

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