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Apple Watchがほしいと思いつつ、、

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結月でございます。

この間、池袋のビックカメラでApple Watchの現物を見ながら、店員からいろいろ説明を受けてきた。

心電図機能があったりと、「趣味・病院」のわたしにすればちょっと魅力的だったからで、実際に腕に巻いてみたりした。

ちょっとほしいなと思いつつ、瞬間で飛びつくほどの気持ちもない感じ。

それはまず、栃木にいて自分の生活が常に連絡にさらされる状態でないというのもある。要するに使うあてがないよねってこと。

電車にも乗らないからPASMOで自動改札も生活にない。

とはいえ、ああいう新しい品物を身につけると、なんだか自分も新しくなるような心地よい錯覚も得られるし、実際にそれを使おうとすることで自分が新しくなる可能性もある。

そういう意味でほしいと言えばほしい。買うなら薄いピンクのストラップがいい。

とは言え、冷静に考えて血中酸素濃度や心電図がのべつわかったところで健康維持に役立つかはちょっと説得力がなく、それなら血圧計のほうがいいと思う。

よほど運動をする人などにはいいのかもしれない。引きこもりには要らないツールか。

あと電話がかかってきたら、昭和時代の戦隊モノさながらに腕で会話ができる。しかし、腕をずっと口の前に持っていくのがおそらく面倒で、しかも長電話だとかなり疲れそう。なので短い通話を何度もする人向けなのだろう。

あとは手洗いの時間なども管理できるらしい。ただそこまで来ると、Apple Watchを持つことで自分が管理され、窮屈になりそう。つまり機能が多いということは、それだけ管理力が強いのだから持つことでストレスになるかもしれない。

睡眠時間機能もそんなもん、気にしてたら神経質になって余計に心地よく眠れそうにない。

となると、時計は時刻だけ教えてくれればいいか。

思えば、わたしのような喘息持ちは血中酸素濃度なんか数値化しないでも、そりゃ息苦しいのだから濃度が低いに決まっとるやないか、とわかるわけで、腕時計が酸素濃度を数値で教えてくれたところで何の意味もないのである。

あと気になるのはバッテリーがそれほどもたないとのことで、1時間ほどで充電できるとは言え、毎朝充電するのは時計としてはメンドーだなって思う。

そもそもスマホの普及で腕時計という代物が必要なくなった。時間はスマホで見るものなのである。そして、それに何の不便もない。

スマホによって腕時計をしなくなった年月が長くなり、腕に巻きつけることが不快になってしまって、首輪を嫌がる猫の気持ちがわかるようになった。

というわけで、Apple Watchの購入は先送りという判断で、今後新シリーズが出て、血圧計が搭載されたら考えよう。おそらく近い将来、その機能で新発売されるだろうから。

いや、待てよ。血圧だって基本的には朝と晩に計るだけでいいのだから、やっぱり要らないか。

実は要らないのに欲しく思わせるところがアップルが上手いのかもしれない。

ただやっぱりApple Watchをするといろいろ気になりすぎて伸び伸びと生きられないような気がする。

これもミシェル・フーコーのいう「生権力」の時代か。

Apple Watchは実際の機能よりも、それを装着していることで先進的な自分を演出するファッションとしての役割が現実的なのかもしれない。

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