結月でございます。
日本では普及しないマイナンバーカード。そこが日本の自由さであったり、なんとなく役所や政府が信用されてないことかもしれないし、左翼的なのかもしれない。
と、そんなわたしもマイナンバーカードは持っていなかった。しかし、今、マイナンバーカードを作るとQR決済や電子マネー、さらにクレジットカードの利用で5000円分のポイントがもらえるのである。
これはお得じゃないか!しかも政府がやってるなら詐欺はない!
ということでマイナンバーカードを申請。しかし、随分前にもらっていた通知カードみたいなものは引越しの際にどこかに紛失していて、だから最初から申請をし直さなければならなかった。
去年、何かの用事で個人番号が必要になり、それを知るには住民票を番号掲載のバージョンで取得しなければならなかった。大した作業でないにせよ、これも面倒だと思えたので、マイナンバーカードを持っておこうと思った次第。
で、申請して数週間ほどしてカードを役場に取りにいくためのハガキが来て、市役所へ。
そして、スマホで事前にマイナポイントのアプリをダウンロード。
あとは簡単で、わたしの場合、PayPayにしたから2万円をチャージ。すると自動的に5000円分がプラスチャージされている。
マイナポイントは2万円でその25%分のポイントということなのである。だから、クレジットカードであるなら2万円分の買い物が必要にあるとのこと。
PayPayなら使える店も多いし、チャージしておけば現金同様に使える。
ちなみに先日は4歳の愛娘のためにサーティーワンアイスクリームでPayPayを使った。
というわけで、5000円分もらえるので、マイナンバーカードを持ってない人はこれを機に取得すべき。
と、そんなマイナンバーカードだけれど、じゃあ持っていてものすごく便利になったかというとどうってことはない。
住民票などがコンビニでしかも役所よりも格安で取得できるけれど、そもそも住民票なんて年に一度も使うことがない。せいぜいあって引越しのときの審査とか、そんなもん。
国民健康保険証としても使えるらしいけど、これもそもそも保険証は薄っぺらい紙で財布の中に入りっぱなしだし、これが分厚いプラスチックのマイナンバーカードになったところでどっちを財布から出すかであるから差はない。むしろカードが増えた分、財布がぼってりとするのが少々ウザい。
身分証としては運転免許証が顔写真付きであるから、これもあまり差がない。
とはいえ、顔写真付きの身分証がないケース、つまり運転免許証がないのであればマイナンバーカードはあったほうがいい。健康保険証では顔写真がないから、その他もう一点の証明が求められてしまう。パスポートも持ち歩くわけにいかないしね。
しかし、中国では始まったのかどうか、運転免許証をデジタル化する話。これは日本でもやっと話が持ち上がっているらしい。
こうした行政での手続き関係のカードはすべてデジタル化してほしい。スマホがあれば全部解決という状態がいい。
スマホがない高齢者などは従来通りも使えるとすればいいだけだし、デジタルに疎い高齢者は毎年少なくなっていくのだから、今からデジタル化をしておけばおそらくは10年後くらいには全国民がデジタルの身分証で使えるということになる。
これを現在の高齢者が使えないなんてことを考えてデジタル化を進めなければいつまで経ってもデジタルにはならない。
日本もようやくQR決済が広まり、現金が要らなくなってきた。
バッグに財布などを入れるのも面倒で、ちょっとしたお出かけくらいならスマホオンリーで済むなら助かる。
先日買ったストラップ付きのスマホケースにスマホを入れて肩からかけておけば何も困らず、手ぶらで出かけられる。
なんてことは何年も前から中国人が言ってたことだけどね。
でも、日本のクソなところはQR決済にしたって、いろんな会社が勝手に作りすぎ。はっきり言って、PayPayとLINE Payだけでほとんどの人は網羅できる。それなのにゆうちょペイとかメルカリペイとか、ファミマペイとか政権取れない野党が分散するみたいに余計なのがありすぎ。
その現象はポイントカードもそうで、Tカードひとつにまとめてほしい。
d払い、楽天ポイントなどなどがあるせいで、財布にカードが増えてこれまたウザい。
そのせいでnanacoとか持つ気も起こらず、スーパーではWAONポイントを出すのが面倒。
こういうサービスは民主的でないほうがよく、全体主義、独裁でやってもらいたい。
というわけで、現実的には持ったからといってとりわけ便利になるわけでもないマイナンバーカード。5000円の餌に食いついたわたし。
この5000円は春から必要になる除草剤の購入に使おうと思う。
栃木に来るまで戸建てなるものに住んだことがなかったわたし。庭なんて関心ゼロなわたし。
そんなスペック都会人のわたしは田舎の庭は放置していると雑草が夥しく増え、おぞましい姿になることを知った。
そして昨年は早い段階から顆粒状の除草剤を撒き、暑くなって草が少しでも生えてくると液体の除草剤を散布することをこまめにやることで雑草ボーボー状態を回避したのである。
その徹底ぶりは無情な光景で、生きとし生けるものは許さない徹底ぶり。
ガーデニングなんてクソ。庭には何も生えんでよろしい。というか、庭が要らん。
と、冷酷になるほど一度放置してしまった雑草は強烈で、除草を業者に頼むとネギっても4万ほどかかり、その不愉快な出費、しかしそのままだと毒々しい害虫までが発生するという惨状に4万を払い、それはわたしの中で忘れえぬ怨念になっているのである。
ということで、政府からもらった5000円は除草に使うことにする。