結月でございます。
3歳児と一緒にいると、自分なら選ばないような映画を観ることになる。それはディズニーなどのアニメ映画で、女の子だから特にプリンセス系となる。
そんなわけで『美女と野獣』や『塔の上のラプンツェル』などなどを観るのだけれど、ディズニー映画は実はわたしはあまり好きでない。
それはアニメだけでなく実写もそうで、ディズニーの押し付けがましいヒューマニズムが「嫌んなっちゃう」からで、友情とか友達とか、鬱陶しいったらない。
とは言え、そんな押し付けがましさが世界戦略を成功させているのだろう。
そして、ディズニーのDVDを借りたときのウザさは何と言っても、本編が始まるまでのディxずにー作品のコマーシャルが長すぎるという点。
だから、いつも早送りで飛ばしてしまうのだけれど、その度に「Disney」とエンブレムが出てきて、このクドさは、
「いい加減にしろよ!」
と言いたくなるもので、本編までに何度ディズニーエンブレムを見なきゃならないのだろう。
そして、これまたクドすぎるシンデレラ城。
自分たちのロマンティシズムとファンタジーによほど自信があるのか、とにかくしつこい。
とは言え、ディズニーランドが好きな人は病的なまでに好きだから、そういう層に対してはしつこいくらいやったほうが喜ぶのかもしれない。
どうせ飛ばしてしまうからいいものの、しかしその手間がわたしにとっては煩わしく、やっぱりディズニーは好きじゃない、好きになることはない、という結末。
しかしながら、3歳児は喜んで見ているから、まあそれはそれでいいかということで、でもそう遠くない将来、3歳児が3歳でなくなった頃、わたしと同じように、
「ディズニーってウザいよね」
なんて言ってくれてそうな気はしている。