結月でございます。
もう3か月ほどは続いていた喘息症状。ようやく普通にしていればほとんど咳き込むこともなくなり、やっとYouTubeの動画を撮影。
しかしながら、しゃべり始めると喉の具合が悪くなってきて、痰が絡み出し、声が出づらくなってしまった。
しゃべって喉が刺激されると、まだ駄目みたい。
とは言いつつ、せっかくスタンバイしたから、喉不調のまま4本撮った。
でも、その不調ぶりがわかる動画になりそう。だんだん声のトーンが落ちてきて、咳き込まないような無難な心がけになって、頭は動いているのに、キレ良く話せないという歯痒さ。
思えば今年はほとんど喉の具合が悪かった。正常だったのはトータルして2ヶ月くらいだったように思う。良くなったと思ったら、また悪くなっての繰り返し。
7月に奥日光でコンサートする前も絶不調で、コロナ騒ぎのせいで咳なんかしてたら疑われると思い、ステロイドで過激に治して、それで安心していたらその一週間後くらいにまた悪くなって今に至る。
その間、咳の連打で肋骨に二度ヒビが入るという本格ぶり。
そんなこんなでYouTubeでお話するのは、神社のこと。神社の神様って一体なに?ってことを説明した。
でも、喉のせいでノリ良く話せなかったから、ただでさえわかりにくい神様の話がイマイチわかりにくい説明になった気がする。
まあ、それも仕方がないとして、とりあえず神社の話をしたよってことで。
最後は喉に痰が絡んでガラガラの状態で終えたところに電話がかかってきて、それはアメックスからだった。
アメックスからダイレクトコールは珍しいけれど、日頃の感謝とお知らせということで、要はプラチナカードにしませんか?という営業だった。
ずっとアメックスゴールドのビジネスを使っていて、封書でプラチナへの案内は何度も来ていたけど無視していた。
だって、プラチナって年会費が過激に高いからね。まあ、その分の特典はあるんだけど。
正直、わたしは海外にもコロナがなくともほとんど行く用事がないし、接待で高級レストランや料亭を使うようなこともない。だから、ゴールドでさえ、持て余しているくらいなんだから。
でも、アメックスのプラチナはアメックスからお誘いでしか取得できないものだから、一応、これでも優良認定されているんだと気分は悪くない。
だから、優良会員らしく、
「ふむふむ」
と、丁寧に話を聞いたわけで、いくらプラチナが要らないからと言って、適当にあしらってしまっては、
「あいつ、ウザい」
と、記録されてもいいことないから、ちゃんと真面目に聞くべし。
仕事では使わないからと遠慮したら、個人カードでもお作りいただけますよ、と来る。
これもコロナ禍の影響? アメックス、業績落ちてる?なんてことを思いつつ。
でも、個人カードはオリコゴールドをずっと使っていて、これはマスターだから使い勝手がいいし、ポイント還元率もグッド。
アメックスってステイタスはあるけど、通販で使えないことがあったり、海外でもたまに駄目なときがあるのよね。ビザかマスターならどこでも大丈夫だけど。
あとは美輪明宏さんが、
「プラチナよりもゴールドのほうがエネルギーが上なのよ。だからクレジットカードもゴールドのほうがいいのよ」
なんてことを言っていて、それはそうだと思う。
金色というのはエネルギーが強くて、プラチナは上品だけどギラついたパワーでは劣る。
そんなこともあって、わたしはプラチナ色よりも金色が好きで、持ったところで使いきれない特典のプラチナには個人的に魅力を感じていない。
それに今のゴールドだって限度額がたっぷりとあって、それで事足りてしまっている。
まあ、違いはといえば、プラチナを持っていると、ちょっとは、
「すげえ!」
って、密かに思ってもらえるところだけど、これはタカラれる原因にもなるのであまりよろしくない。
そう言えば、アメックスゴールドを持っていると、空港でゴージャスなラウンジが使えたりする。
しかし、学生の頃から海外にはビンボー旅行をしていたせいか、ラウンジなるものを知らずにいて、せっかく年会費を払っているというのにラウンジの存在を知り、使ってみたのはここ数年という有様。ついでに言えば、わたしはグリーン車両にも乗ったことがない。
ラウンジの快適さを知ってしまったわたしは空港では利用することにしたけれど、いくらそこでビールやブランデーが無料だと言っても、フライト前にそんなにガバガバ飲めるものではなく、それを金額的に計算してもそれほどな額でないことがわかった。
あとは人と食事するときも基本的に場末が好きなので、会員特典を使うほどの高級料理屋には行かない。
場末でプラチナカードを出したところで、レジのバイトにはその価値もわからないだろうし、わかったところでなんてことはない。
高級料理屋なら信用ある客として知ってもらい、贔屓にしてもらえるメリットがあるが、場末の居酒屋ではそんなのはどーでもいいから。
とは言え、ある程度の大きな商談などをするなら、信用度の高いカードを持っておくことは重要で、それは料理屋に対しては贔屓を獲得して、それによって接待を充実させることができるし、顧客に対してもイメージという点で意味がある。
あとはヨーロッパなどへ行ったら、黄色人種のアジア人はちょっと馬鹿にされて見られるところがあるので、アメックスのゴールド以上を持っておけば楽というのはある。
支払いをアメックスでやると、態度がコロリと変わるなんてこともあるからね。そうすると次行ったら、ちゃんと迎えてくれるよ。
まあ、水戸黄門の印籠みたいなもんだよ。
そのパワーがゴールド、プラチナ、ブラックとあるわけで、ダイナースクラブと合わせてステイタスの証明になる。
そんな印籠効果のために高い年会費を払うわけで、考えてみればアホらしいものとも言える。
実際の使い勝手はオリコなどノーマルカードのほうがいいし、年会費も無料だったりするしね。
とは言え、高級な商品を買ったり、大きな商談を仕事にしたりするなら、虚飾というか、そういうハッタリが大事で、そのハッタリでビジネスがちゃんと動いているところもあるから、アメックスも必要と言えば必要。
なので、専業主婦が亭主の家族会員で持つとかはあまり意味がないようにも思う。なんか七光みたいでカッコ悪いしね。
銀座にいた頃はそれでもわたしのアメックスは結構活躍したけれど、栃木にいる今、使うこともほとんどなくなって、会社経費の引き落とし程度になっている。
もうなくてもいいくらいなんだけど、不思議とクレジットカードって愛着がわくのよね。
きっとそれは仕立てのいいスーツみたいなもので、ちょっとしたアイデンティティを担っている。
愛着あるオリコゴールドのほうが使う頻度はたくさんでも、やはりアメックスゴールドで払うほうが気持ちがいい。
でも、プラチナまではいらないよ、ってことで。