結月でございます。
ついに、ついにダイソンの掃除機が届いた! 公式サイトから夕方に発注して、その2日後の昨日のことだった。
昨日は所用で宇都宮に出かけていて、クルマ運転中に電話。それは佐川急便からだった。
「ごめん!今、宇都宮だから玄関に置いておいてもらっていい?」
とお願い。
今はサインをしなくても置いていってもらえるから助かる。
しかし、宇都宮からそのまま愛娘の保育園に直行したので、玄関に届いた掃除機は帰りに取りに行ってクルマのトランクへ。そして、今日、やっと開封できたというわけ!
キャンペーンで無料でもらえるフトンツールとフレキシブル隙間ノズル、そしてミニソフトブラシは箱とは別に紙袋に入っていた。その隣はAmazonで別売で買ったダイレクトドライブクリーナーヘッド。
わたしが買ったのはV10。最新型のV11とまったく同じ吸引力で、新製品が出たおかげで公式サイトでも割引されているので今、一番の狙い目。
「なんだニャ?」(あまりにも禁断なネコ語)
わたしが何よりも、誰よりも大好きな猫のマオミィ。
「この掃除機、あんたたちのために買ったようなものだよ」
と、うちにはまだ他に2匹の猫がいる。
中を開けてみる。
おおぉ!パーツがいろいろ入っている。
取り出すと、レバーに触れてしまいいきなりウィ〜ン!と動き出したのでビビった。説明によると20%は充電されているらしい。
ともかく、お昼までフル充電させる。
さて、フル充電させてから、取り扱い説明書を読む。
この説明書がすばらしくて、使い方のところは一切文字がない! すべて絵でわかるようになっていて、どこの国の人でも、どんなにアホでも「見れば」わかるようになっている。
これぞ、グローバル!
やはり世界で成功している企業は違う! これが日本企業なら、読んでもよくわからない説明書がついてきて、各国の言語でそれぞれの説明書を作らなければならない。
アップルもそうだけど、説明書が実質いらないというのは、世界を共通化させるよね。
まずは基本ヘッドのソフトローラークリーナヘッドで和室を掃除してみる。
ギョギョッ! この高回転のモーター音! フェラーリやないか!!
みるみると吸い込んでいく。こ、これはスゲーぞ!!
そして、途中でそのフェラーリさながらの音は設定がMAXになっていたと気づく。いかん、いかん。畳程度でMAXを使っていてはすぐに電池がなくなってしまうとノーマルモードへ。
続けてフローリングもこなす。猫の毛や猫砂が吸い込まれていく。
しかし、確かに噂通りちょっと長さがあって、これはアングロサクソン仕様だと思った。極東アジアの黄色人種のジャパニーズには長くて少々つかえる。だから、スリムが発売されたのかもしれない。
さらにヘッドをブラシに換え、懸案の階段を掃除する。猫が上り下りする階段は毛がたまりやすい。それをブラシでこすりながら吸い込んでいく。
その際はハンディタイプに切り替えるのだが、だんだん汗をかいてきて、手が痛くなってくる。
それはダイソンが重いというより、おもしろいくらいにきれいになるから念入りに頑張ってしまうからだろう。
重さで言えば、今まで使っていたパナソニック製の激重クリーナーよりかなり軽い。掃除が嫌になるほどパナソニックのは重かった。今の新式は改良されているかもしれないけれど。
掃除開始わずか10分で、閲覧注意レベルの猫の毛がダイソンに溜まっていた。それはレバーを手前に引くだけでポトリとゴミは落ちる。このあたりの使い勝手もすごくいい。
そしていよいよダイソンを購入した際たる目的のカーペット。ここには猫の毛が絡みやすく、しかも取れない。
通常の掃除機だとまるで歯が立たず、手を濡らしながら指で擦り取るという肉体労働でないと処理できないものだった。
おかげで7月末、わたしは両手の指の皮がめくれてしまって、両指先の中指と薬指が絆創膏姿になってしまった。
Amazonでわざわざ別売で買ったダイレクトドライブヘッド。これはカーペット仕様で、猫がいる家はこのダイレクトドライブは必須アイテムだという。
ちなみにこのダイレクトドライブクリーナーヘッドはダイソン公式だと20350円もする。しかし、Amazonの並行輸入だと11000円ほどだった。
ちょっとドキドキしながら、ダイレクトドライブヘッドをカーペットにのせる。なぜ、ドキドキするかというと、別売で買ったのにまるで効果がなかったら失望感が襲いかかってくること間違いなしで、悔やまれるから。そうなってしまう自分のハートが怖い。
スイッチ、オン!
するとフェラーリさながらのサウンドと共にヘッドが回転し、
「うぉー!絡まっていた猫の毛が魔法のように取れていくやないかー!」
と、大感動して、思わず、
「アタシは吉高由里子が好きだー!」
と、絶叫。
カーペットを掃除し始めてわずか30秒。これまた閲覧注意レベルな猫の毛がすでにダイソンの中に溜まっていた。
そしてこのパワーならわたしが愛してやまない猫のマオミィがいつも寝ているふわふわクッションもと思い、ダイレクトドライブを当ててみると、
「アタシは吉高由里子が好きだー!」
なんてすごいんだ、この掃除機は… アタシのハートは感動でぶっ飛んでしまった。
すると、突然動かなくなるダイソン。
えっ!もう電池切れ!?
時計を見ると、掃除を開始してから45分ほど過ぎていた。夢中になり過ぎていて気づかなかったよ。
だいたい、説明通りの稼働時間。45分と言っても、実際に掃除機をオンにしている時間は全部じゃないし。
まだカーペットも4分の1しか済んでない。充電器を本体に差し込む。
一戸建てのこの広さを念入りにやるとなると、2回の充電は必要だろう。ただ、このダイソンパワーでまめに猫の毛を吸えるのならそれほど時間はかからなくなるに違いない。
さて、まだ全部試していないとはいえ、ダイソンの吸引力がすばらしいことは知れたものとして、わたしはダイソンのヘッドの多さが魅力だと思った。
わたしの場合は、キャンーペーンで無料でもらえたフトンツールとフレキシブル隙間ノズルに加え、別売のダイレクトドライブ。あとは付属のものを合わせて、合計9つのヘッドがある。
家というのは、いろんな隙間があるし、いろんな形状があるためひとつ、もしくは普通の掃除機にある隙間ノズルだけは務まらない。
しかし、9種類もあればすべてに対応できる。今回は無料でもらえたフレキシブル隙間ノズルが活躍した。これは公式サイトで買えば、5500円する代物。
またクルマの掃除にもダイソンは使える。今までガソリンスタンドで200円払って自動車掃除機を使っていたのが不要になる。
ともかく、使い勝手の良さ、あらゆるシーンを網羅できるヘッドの多さ、そして吸引力を体感して、これは買ってよかった、そして人に薦めてもオッケーというのがわかった。
わたしはこれを購入するまで、ダイソンを使っている人にヒアリングを重ねたが、皆、ダイソンを薦めてくれた。なるほど、これなら薦めても文句は言われない。
おそらくモーター的には来るところまで来ているから、あとはバッテリーの改良かもしれない。
長い時間稼働できて、軽くする。
この課題を克服したらダイソンは完全形になるね。
とはいえ、バッテリーの課題はバッテリーそのものの容量と充電速度の問題以外に、消費電力を抑えるモーター開発となる。
今回、V8でなく、V10にしてよかったのは、稼働時間が長いこと。
しかしながら、ワンフロアくらいの部屋だとV8で十分であり、要は使う範囲の広さで選ぶといいということだろう。
一人暮らしの家にV10までは要らないし、それなら価格的に安いV8やV7でなんら問題ない。
さて、ダイソンはいろんなところで扱ってはいるけれど、公式サイトがわたしとしてはオススメ。
公式サイトだと普通は値段が高そうに思えるけれど、ダイソンの場合は公式サイトが最安値に近い。
それより安い店はあれども、セットでついて来るノズルなどを考えたら公式サイトがお得。
さらに公式サイトなら2年間の保証がつく。
あとは必要な周辺ツールは、Amazonで買うとかすればいい。
というわけで、家の猫の毛問題はこれで解決。
ダイソンの驚異的な力を味わいたいから掃除も楽しくなる。
家に猫がいる人、掃除が好きでない人はダイソンを買うといいよってことで。