結月美妃.com

結美堂の結月美妃公式ブログ

【スポンサーリンク】

3歳児健診に戸惑う3歳児

【スポンサーリンク】

結月でございます。

今日は自治体がやっている3歳児健診。保育園を休ませ、昼くらいまで時間を潰し、クルマで愛娘を会場へ連れて行く。

とまあ、こんな具合でわたしの1日が潰れる。

3歳児の健診となると、2歳のそれに尿検査、視力検査が加わる。

うちの愛娘はわたしの門下生でもあるから、結構3歳児以上のことは教えたりしているかなと自負している。

その基準は何を隠そうわたし自身であり、わたしが3歳の頃はこんな家庭教育はなく、つまり愛娘はわたしが3歳の頃にできていなかったことをやっている。

しかし、よその家庭をたくさん知っているわけでないから、それがどの程度のものかははっきりしない。

とはいえ、自分を振り返って、

「うん、うちの親は教育能力なかったんだー」

と、今になってわかった。

さて、視力検査では動物やチューリップの花が描かれた紙を見せられ、

「これ、なあに?」

と訊かれる。

ちゃんと答える愛娘だけれど、声が小さい。

しかし、小さなヒヨコの絵を見せられたとき、

「アリさん」

と、うちの娘は答えた。

「うん、言えてる!アリに見えるよ!」

と、正解を逸脱する姿に、

「これはアタシの血だ」

なんて思った。

次の問診では、三角や四角が描かれた中から、これと同じのなあに?なんて訊かれる。

なんだか戸惑っている愛娘。

わたしも同じ気持ちだった。

つまり、

「こんな簡単なこと訊いて、何かあるのかな?」

という疑問で、簡単すぎて何か他のことを要求しているのではと勘ぐってしまう。

と、そんな馬鹿にされたような質問に複雑な気持ちになったわたしと愛娘だけれど、よく考えればこれだけたくさんの3歳児が来ればいろんな家庭教育水準があるからで、レベルは下げなきゃいけない。

そこで思ったのは、やっぱ公立の小学校や中学校で駄目かもねってこと。

つまり、そういうところって学力の平均化を目指しちゃうから、上を目指す人にとっては時間の無駄なところがある。

落ちこぼれをなくそうというやり方はエリートが出てこない。

そういう状況が日本の弱点なんだよね。抜きん出た人が少ないっていう。

今の日本でさえ、世界で活躍する個人は少ないし、会社的村組織だから、うちの愛娘が社会人になる時代には日本の平均じゃ、とてもじゃないけど海外でやっていけない。

というわけで、日本の平均的な教育なんかじゃ、将来キツいなって思っちゃったよ。

【スポンサーリンク】