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立花党首が警察に呼ばれたのは彼にとってチャンスだよね。

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結月でございます。

今日は暑い。これだけ暑くなるのは今年最後だと思いたいけれど、まだわからない。

一戸建てというのはマンションよりも暑いことがわかった。冷房を利かせているからいいとしても、猫たちはダラリとなってずっと寝ている。いや、猫は暑くなくてもよく寝るけれどね。

そんな酷暑の中、停電でエアコンも冷蔵庫も動かないというのは酷であり、暑いのが人三倍は苦手なわたしはそんなところじゃ生きていけない。きっとクルマにエアコンを利かせて奥日光へ向かい、ホテルで停電が終わるまで滞在する。

しかし、台風で計画運休した後の東京のラッシュは映像で見るとすごかったね。栃木に来てから、電車は無縁になったので人ごとと思って見てました。

でも、東京にいた頃もずっと自分の時間で仕事してたから、そもそも朝のラッシュとか関係ない生活だった。

ともなく、そんな強烈な駅の混雑に「社畜ニッポン」なんて揶揄されるけど、その通りだと思う。

だって日本はサラリーマン比率が9割くらいなんだから、日本人のほとんどが社畜だよ。それに個人より会社っていう文化だしね。

N国党の立花党首が脅迫の疑いで警察に呼ばれたみたいだけど、これ、彼にとってビッグチャンスだよね。このアクシデントをきっかけに大手メディアからシカトされていた立花党首が全国区に知名度が高まる。

彼は恐ろしく正直な男なので、彼が言っていることは本当のことだろうね。しかも証拠となるメールや動画を全部公開するから。なので、警察に被害届を出した区議会議員のほうが立場が悪くなる気がする。自分の不正を全国に知らしめる墓穴になるかもしんないよ。

わたしは立花党首のことをすごくおもしろいと思ってる。

彼の強さは執着がないこと。

狙ったターゲットには執拗だけど、自分の立場やプライドには執着がない。だから強い。やりすぎだと思うことはあれど、見ていて気持ちいいところがあるのは彼に執着がないからだよ。

まあ、N国党の政治的なことはよく知らないから支持も何もないけどね。

しかし、NHKがぶっ壊れたら、毎朝見ている子供向け番組がなくなると育児的には困るね。

あとはNHK交響楽団はどうなるんだろう? N響には仕事仲間と言えるようなラブな人たちがいるから複雑な心境ではあるけど、ビジネス的な捉え方をすれば、N響の収益に対して経費が膨大すぎるわけで、クラシック音楽なんて全国からNHK受信料を徴収してまでやらなければならないものか?となると、かなりの無駄。

N響がなくなって困るのは数少ないクラシックファンとN響から給料をもらっている人たちだけなので、実は日本全体にとってはあまり影響はない。大河ドラマの演奏だって外注すればいいだけだし。

そもそも文化ってそういうところがあって、巨大なスポンサーがないと成り立たないんだよね。

税金の無駄遣い的な発想をしてしまうなら、N響なんて潰して、受信料を安くすべき。だって、日本人が相対的に貧乏になっているのだから、受信料の負担は大きい。

クラシックというのは金持ち文化だから、貧困世帯から受信料を取ってまで音楽を放映しても貧困世帯に貢献はない。

音楽は人の心にとって云々みたいなことが言われるけど、それは音楽に携わる人の勝手な思い込みであってね。関係ない人には関係ないんだよ。

だから、わたしは音楽に興味がない人からも金をとってでも自分たちの音楽が必要な文化だからやるっていうのは傲慢だと思ってる。

そういう考えが根本的にあるから、わたしが主催するコンサートはスポンサーもつけずに、100%チケット収入だけでやる。全てを自己責任。

実はこれ、すげえことなんだぜ。だってほとんどのプロオケは補助金をおねだりして、無理やり存続してんだから。

着物だって同じスタンスでやってる。

着物は日本の伝統文化だからだとか、日本人として着物を着るべきだとか、わたしはそんなことは全然考えてない。

「着たいから、着る」

それだけ。実はそれが文化なんだけどね。

強要されてやるのは文化じゃない。強要するのは他人に着せるために伝統文化とか日本人だとか象徴的なものを持ち出して無理強いしてでも自分の考えを押し付けてるだけだから。

でも世の中はそうやって押し付けられたほうが売り上げは立つんだよなぁ。成人式だって、振袖を無理に着なくてもいいのに、そういうことになっちゃってるから盲目的に着ようとするよね。

わたし自身が強要されると嫌な性格だから、他人に文化を押し付けない。だから結美堂はいつまで経ってもビッグにはなれんのだよ。

でも、コアなお客さんはずっと来てくれていて、軽く10年以上の付き合いの人だっているのはうれしいよ。

なんだか来月、愛娘が通う保育園で運動祭なるものがあるらしい。2歳児クラスだから何もやらないと思っていたら、かけっこをやるのだという。

先生に訊けば、親も一緒に走ったりすると言うので、瞬間的に、

「えー めんどくせー」

と言ったら、うちの子もかけっこの練習をしているのでぜひ来てくれた言われた。

いやいや、アタシ、超絶運動音痴だし。運動靴すら持ってねーし。それに汗かくのが嫌。すぐシャワーしたい。

そもそもわたしが運動会みたいなみんなが一緒に何かやるっていうものが嫌いで、子供の頃から嫌だったからさ。

なんて言っても、本人がかけっこしたいかもしれないし、そういう経験もいいかもしれないから運動祭には出ることにしようじゃないか!

ううぅ!アタシって、超、オトナな対応!?

いやいや、オトナの対応っていうか、今更運動会に駄々こねてるのが幼すぎるか。

そう言えば、この間、うちの愛娘が保育園の友達に指を噛まれてしまった。噛み癖のある子供っている。

よし、こうなったらかけっこを装って、噛みついたガキにタックルをぶちかますか!

な〜んてことはやらない、やらない。なんてそんな冗談も通じない雰囲気の世の中だっけ?

ところで毎晩、愛娘には絵本を読み聞かせているけれど、「おおきなかぶ」という童話はおもしろい。

有名らしいけど、知らなかった。

話は単純で、大きなカブを引き抜こうとしても抜けない。それを引っこ抜くために人がだんだん増えてきて、しまいには猫やネズミまで手伝って、最後に抜けたっていう話。

Wikipediaで調べたら、ロシアの民話らしい。

この童話のおもしろさって、ラベルのボレロだよね。ずっと同じ旋律とリズムの繰り返しなのに楽器が代わる代わる、そして最後は全部の楽器で大オーケストラとなって巨大になるというもの。

だからボレロのおもしろさって、おおきなかぶの童話と同じ構造なんだよ。

そうそう、Amazonで買ったジャック・ロンドンの短編集を読んでるんだけど、凄まじいね。とりあえず『火を熾す』と『生への執着』を読んだ。

強烈なサバイバル。『生への執着』なんて、空腹で死にかけになったときに雷鳥の巣を見つけ、そこに生まれたばかりの雛がいたから、それを生きたままバリバリ食っちまうんだから。

ジャック・ロンドンの凄まじいアウトドア小説を読んだら、太宰治なんてマジクソ軟弱すぎて読めねーよ。生きてるスケールが違いすぎる。

そんな太宰の悪口を言いながら、アタシは猫を膝の上に乗せながらエアコンの利いた和室でMacBook Proのキーボードを叩いてるんだから人間っていい加減なものだよね。

他人の軟弱には気づいても、自分の軟弱さはスルーみたいなね。

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