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他人の結婚の話はつまらない

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結月でございます。

いきなりこんなニュースが!

headlines.yahoo.co.jp

 

とちテレ以外のテレビを見ないわたしとしてはすごく久しぶりに滝川クリステルの顔を写真で見たけど、

「老けたよね!」

という第一印象。なるほどもう41歳だったのか、そりゃ、年相応だわ。

しかし、進次郎との結婚のニュースを見て、

「不潔だわ!!」

と瞬間的に感じてしまった。

アラサー同士の結婚で新鮮感がなかったのか、そこに落ち着いたか!というせいなのか、デキ婚のせいなのかよくわからないけど、なんとなく不潔なものに感じ、少なくとも清潔さは少しも感じなかった。

でも、それはどーでもいいことで、要は他人の結婚だしね。好きにすればいいわけだから。

とはいえ、進次郎は将来、首相になるかもしれないし、その時はファーストレディとしては今の昭恵よりははるかにいいと思う。フランス語も英語も話せるし、外交的なシーンではいいんじゃないの。

ところで結婚というものが今の時代にだんだんそぐわなくなっていて、古いかなとも思う。しかし、子供が生まれるという事情があるから、戸籍的な意味で結婚は制度として残しておかないと事務処理が面倒になる。

子の戸籍はいわば血統書だからね。

でも、そういう事務的問題を考えないとすれば、もう結婚はあまり意味がない気がするよ。家族ぐるみで農家をやるとかそんな時代でもないし、子供のいない夫婦も多い。

純粋に法的な意味合い以外に結婚の意味があまりないんだよね。

とはいえ、特に女に多いけど、世間体からの結婚は依然として多いよ。

今回、不潔に感じてしまった滝クリの結婚も年齢的なことがあるかもしれない。もしかすると、不倫じゃないけど、不倫カップルみたいに見えてしまうからだろうか。

わたしは結婚するなら20代のうちにするのがいいと思う。30代や40代になると経験が増えて利口になってしまい、相手を見る目が変に肥えてしまうから。

結婚なんて相手がどんな人間かわからないうちにしないとね。目が肥えると結婚できなくなり、それでいて世間体が差し迫ってきて無理に結婚する。そうすると、とんでもない相手と結婚して最悪の結果になる。

20代のうちなら結婚してみて相手が超最悪だとわかれば離婚すればいいだけで、年が若いとバツイチでも鮮度があるから大丈夫。

ところがアラサーの結婚となると相手が悪くても逃げ場がないからね。

ともかく、今は結婚はさほど意味のあるものでないので、しないならしないほうがいいかもしれない。

一人の方が気楽だし、経済的にも恵まれるし、親戚付き合いという超絶ウザいものに巻き込まれることもない。

まあ、もうすぐお盆休みで、亭主の実家に行かなきゃいけない嫁の立場の人はすごく憂鬱なときなんじゃないかな。

日本はまだ社会が古いからね。嫁の立場ってすごく不利なんだよ。そしてその理不尽を弾きとばすほどの先進性は日本の女にはないね。

だから、結婚を焦っている人は結婚に幻想を抱かないほうがいいんだけど、まあしてないものはわからないからどれだけ言っても通じないさ。

他人の結婚の話は聞かないことだね。自分の亭主や自分の嫁ののろけ話をする人間がいるけど、近づかないほうがいい。聞くだけ時間の無駄だから。

自分の嫁ののろけ話をする男はそんなにいないか。でも自分の亭主ののろけをする女はいる。よほど結婚できたのが嬉しいんだろうけど。

そういう自慢は嫌味だからさ、聞かないほうがいい。マナーなんだよ。そういう話はしないのはね。

とにかく他人の結婚の話なんて無駄。だって、人間には同じ人間はいないし、同じ組み合わせなんてないから参考にならないから。

自分にフィットするのは自分しかいないわけで、他人の話なんて参考にならないのが結婚じゃないかな。

他人のペットの話と同じだよ。

うちのネコちゃん可愛い!とか言われても、

「知らねーし」

ってなるでしょ。

それと同じで、他人の結婚の話も。

「知らねーし」

っていう程度のものなんだよ。

個人の生活や体験を普遍化できるのは小説家の才能だから。優れた小説家が亭主や嫁のこと、飼っている犬や猫のことを書くとおもしろいよ。普遍化されているから、

「ふむふむ」

って読める。

滝クリと進次郎の結婚の話も妊娠しているとか、保護犬がどうとか、やっぱり個人的な話で普遍性はないからつまんないよ。そんなもん見せつけられてもなぁって感じで。

有名人だから誰と結婚したという事実だけが話題として「へえ」となるくらいの価値しかない。

やっぱ他人の結婚話はつまらない。

わたしはね、そんな結婚の話よりも老夫婦がいかに死別するかってことのほうに興味がある。

夫婦が夫婦であることを長年維持できて、最後にどのように死別して行くのかってこと。

ここにはものすごいドラマがある気がする。死ぬまで夫婦関係を維持したって、すごいよね。そこにどういう物語があるかが知りたい。

結婚報告なんてスタートでしかないけど、死別に至る時間はおもしろいだろうね。

まあ、兎にも角にも、結婚に焦っている人は他人の結婚話に聞く耳は持たないほうがいいよ。だいたい、失敗するから。

そんな話は他人のペットの話と同じくらいと考えるべき。

ところでわたしとしては、最近出版した山口百恵の中年太りの姿のほうが衝撃的だったなぁ。世代じゃないけど、こんなになるんだって思ったよ。

結婚の途中段階は見せないほうがいいね、スターは。

原節子みたいに死んでもその姿が見えないくらいがいいよ。

あっ、原節子は結婚しなかったんだ。

やっぱ原節子はすごいなぁ。本物の永遠の処女だったね。

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