結月です。
ヤフーの天気予報を見ると、36℃とある。普段、真昼間に外に出ることはないとはいえ、今日は行きつけのオートバックスにオイル交換へ。
東京のように地下街があったり、飲食店や店舗が多いと暑い時にはそこに逃げられるけれど、田舎ではそうした場所がないので下手すると炎天下の中を歩き続けなければならない。
そうならぬよう近場でもクルマでというわけ。
しかし、先日、チョコパンが食べたいという愛娘のために炎天下の中、ベビーカーを押した。クルマで行けば数分で着くイオンの中に入っているパン屋なのだが、昼ごはんにパンにする?と提案したわたしが馬鹿だった。
クルマで行くよとチャイルドシートに乗せようとすると、ベビーカーで行くとぐずる。
「いやいや、ベビーカーで行ったら歩いて20分はかかるよ。こんな炎天下、無理だよ。クルマにしよ」
と言うも、
「ベビーカー!」
とうるさい。
無理にクルマに乗せると泣き出して大変なことになるから、諦めてベビーカーに乗せた。そしてパン屋には行かず、そのままマンションに帰ってしまおうと思いベビーカーを無言で押すと
「チョコパン! チョコパン!」
と、わたしの狡い作戦を見抜いている。
「わかった、わかった!行くよ、行く!」
と、猛烈な暑さの中、ベビーカーを押す。
パンを買ってまた戻らなければならない。さすがにこれは過酷で、頭が熱くなって朦朧としてくる。
しかし、当の2歳児はベビーカーに座ったままで、しかもちゃんと自分でフードまで下ろして楽勝の顔をしている。
「クー!ムカつく!」
グロッキー寸前の汗だくでマンションにたどり着き、さっとシャワーで水を浴びた。そして、冷えたハイボールをグッと一飲み。
さて、2歳児はチョコパンを出すと、
「チョコ、とけてるよ」
なんて言っている。
「当たり前じゃないか!だからクルマで行こうって言ったじゃん!」
まあ、いいよ。アタシはハイボールで復活した。あんたと違ってアダルトなカレーパンを食べることにするよ。すると2歳児は、
「シャンシャンもこれ、たべる〜」
ムムッ!2歳児のくせにアダルトなカレーパンとは生意気。どうせ辛いとか言って食べないくせに、と思いつつ、カレーパンを差し出すとモシャモシャと食べて、
「おいしい〜」
なんて言ってる。
とまあ、こんなに暑いと外に出るのが億劫になるわけだけれど、うちの猫たちも部屋の中でちょっとぐったりしている。
猫は暑さに強いらしいとはいえ、これだけ暑いとあまり動き気はしないのだろう。
そんな暑さ対策として、今日はスーパーで赤城乳業が出している「練乳最後まで赤城しぐれ」というアイスを買った。
これはなかなかおいしく、メロン味とイチゴ味をそれぞれ連続で食べた。
東京にいるときは夏になるとコンビニでガリガリ君をまとめ買いして常に備蓄していた。
気温が高いことによる疲労はエアコンで空気そのものを冷やす対策はもちろんだけれど、体内から冷やすと効果が早い。
エアコンが効くまで時間がかかるし、だからその間にかき氷を食べて体を内から冷却する。
2歳児とも一緒にカップのかき氷を食べていて、まあその風景がなかなかいいと感じる。
これが小学生くらいになると絵的に可愛らしさはなくなるだろうけど、2歳か3歳だと並んで食べているとなんかいいわけよ。
考えてみれば、そんな可愛い時期も数年、つまり夏にすれば数回しかないのだから、暑い、暑いと夏に文句ばかり言ってるのも良くないなって思える。
中学生になったら、一緒にかき氷も食べてくれなくなるだろうし、食べたとしても無垢な可愛さってないよね。