結月でございます。
なんか老後には2000万円なきゃいけないみたいな話になって、年金デモもあったようです。
でも、よくわかんないんだけど、どうしてそんなに年金を気にするのかな?
人口比率と年金のシステム的なことを考えると、今の若年層であればあるほど将来もらえる額は少なくなるのはわかりきっていて、でもその事実を政治的言ってしまうと政治家は選挙に勝てないからなんとなくスルーして、制度改革もしなくちゃいけないけど、ひたすら「大丈夫!」と言わないと政治家は失業するから仕方がない。
そもそもわたしは年金には20歳になった頃から期待していなくて、それは今も同じ。
自分がサラリーマンじゃないから、生涯現役で生きているだろうって思ってるしね。
確かにサラリーマンにみたいに定年前と定年後という線引きがはっきりしている生き方をしていると、
「老後の年金は!」
みたいな話になる。
そうそう、そもそもわたしは老後がある生き方をしていないから気にならないんだ。
しかし、90歳くらいまで生きれば2000万円くらいは必要だろうというのは単純な計算、というか算数でわかることで、老後を守ってくれない国!みたいな批判はちょっと違うとも思う。
そもそも自分の人生を国に預けすぎなんだよ。まあ、給料から天引きされている腹立たしさは正解だろうけど。
また2000万円というのもどの程度の生活水準かってことでも違うだろうし、その時の物価でも異なるでしょう。だからそんな遠い将来のことなんてなってみなければわからない。わからないものは考えないようにしているわたしは取り越し苦労はしない生き方をしている。
でも、NHKのテレビかで、若い世代のひとが集まって年金のことを相談し合うみたいなものを見て、いやいや、20代でそんなこと考えているようじゃ、マジでヤバいんじゃない? 数十年先の政権はどんなものかもわからないし、国家的なものは個人で反対したって変わるものじゃないし、自分の老後が心配なら20代の頃から自力で生きていけるメンタルと実践力をつけたほうがいいと思うんだよね。20代で年寄りみたいな心配しているってどうなんだろう?
年金のことでなくても老後の資金を今から貯金しているひともいる。給料から少しずつ貯めていくのだろうけど、そんな額なんてたかが知れてると思うのよね。
おそらく病気になれば簡単にぶっ飛ぶだろうし、それに老後、細々と身を切り詰める生活をして生きながらえるってハッピーなのかな?
だから、老後が悲惨なひとって、若い頃からすでに考え方がネガティヴで、受け身なのだと思う。
ちなみにわたしはきっと2000万円も要らない生活をしているに違いない。だって今でさえミニマリスト生活だから。特に栃木に来てからは東京の家賃とはかけ離れたもので、恐ろしくコストが安い。
近所にあるイオンが驚異的に安いから食費も低コスト。それでいて自分でなんでも料理は作ってるから、内容としてはいいものを食べている。
20代の頃に遊び倒したから、遊ぶことへの欲望はないし、事業としても2016年にサントリーホールで日本最高のオーケストラで特大のコンサートをやって、自分としてはあれ以上のものはもうやれないから、事業的に金がかかるネタはない。だから会社としても低コストになっている。
でも、こうした生き方をしていると老後に2000万円必要というなら、まあ2000万円くらいなら稼ごうと思えば稼げるからいいか、なんて思える。
もし稼げなくても、事業をした経験でいくらでもノウハウはあるし、無駄なものには欲求がない精神で、
「ま、いいんじゃね」
とやりくりできると思う。
そんな考え方ができるようになったから、サラリーマンをやってなくてよかったーなんて呑気でいるのだけれどね。
そういえば、東京の江戸川区が洪水が起きたら多くの地域が水没するということを区民に発表したらしい。
その説明会では、区民が、
「逃げろって言われても、どこに逃げるんだ!」
みたいにキレているシーンがあった。
でもさ、行政だって大水害なんか太刀打ちできないんだから、行政に逃げ場まで確保して、誘導してもらおうなんて考えがクソなのだと思う。
「それくらい、自分で考えて、自分で用意しとけよ!」
と、わたしは思う。
これも年金と同じく、頼りすぎなんだよ。お客様意識が強すぎるんだよ。無理なものは無理なんだからさ。年金だって、人口比率が若年層より高齢者が多ければ成り立たないんだから無理なんだよ。だったら、デモなんかやってる暇があれば、自力で打開することを考えろ。
と、炎上中の堀江貴文さんと同じ思考のわたしだけど、堀江さんが言いたいことをちゃんと理解できないひとってこんなにも多いんだと驚くのは、やはりみんながサラリーマン的だからだろうなぁ。
まあ、日本は世界的にも珍しく、労働人口の9割近くがサラリーマンだからね。要は9割のひとが他人から給料をもらって生きている。
喫茶店でもいいから経営者をやると、年金デモをする馬鹿らしさがわかるんだけどね。なぜなら、どんな経営でもずっと順風満帆ってことはないから、老後の2000万円くらいの危機は普通にあるよ。
ところで、年金デモをやったり、今から老後を心配するひとってさ、生きながらえる老後に一体、何をやりたいんだろう? それだけ年金に執着するんだったら、すげーことをやりたい!っていう目標みたいなものってあるんだよね?
それがあるんだったら、わからなくはない。でもさ、漠然とした不安に怯えて、やりたいことは特になしだけど、ひもじい死に方したくないとか、そんなところじゃないかな。
「だったら、死ねよ!」
と、言ったら怒られそうなことを言っちゃうけど、自分がいかに生きて、いかに死ぬかってもっと真剣に考えたほうがいいと思うけどね。
わたしは日々、考えてるよ。今、自分がやりたいことは明確にあって、それを実現するために退屈な栃木で毎日MacBook Proに向かっている。そして死ぬときはこんな気分で、こんなイメージで死にたいなってリアルに描いている。それはすごく大満足で、ハッピーな死に際。もちろん将来は変化するから、その通りにはならないかもしれない。でもそれはそれでいいと思ってる。
だからさ、年金程度のことで不安になる暇なんかないわけ。そんな遠い将来のことを心配する時間がもったいないしね。それに個人が心配したって、国の政策なんて変わりはしないよ。
自分に自信があるってわけじゃない。やれると思ったらやれなかったことは今までの事業でたくさん経験しているから、現実はよくわかってる。でも、やろうと思って本気でやると、本当にできちゃった経験もある。
だから、今取り組んでいることも、やれると思ってやってる。年金なんてクソどーでもいいよ。それが実現できたら、年金をもらうより、多分金になるだろうし。
でも、金になったとしても欲しいものは特にないし、自分としては最大級のコンサートもやったからデカく金をブチ込むこともないから、大して使うことはない。
となると、やっぱ老後の心配なんかないんだよね。
わたしの場合、生きていれば何かしらやりたいことがあるから退屈しないし、山登りもあるしね。
山ガール部なんて、この甘っちょろいペースで行ったら、栃木県の山を制覇するだけでも30年もかかっちゃうよ! 全然ガールじゃねーし!
となると、山があるだけで、あと30年はやることがあるってわけ。
いやホント、今から年金もらえるかどうかを気にするなんて、生き方をしてクソだよ。
デモなんかやる暇があったら、日雇いでも行って小銭稼いで、それを自己投資して年金いらずなほどビッグに稼げる自分を築き上げろよ。
と、わたしはデモ参加者はデモ終了後、結構な割合で、
「いや〜 今日は頑張りましたね〜」
なんて言いながら、ビールを飲んでるのがいると思う。
もし飲んでなくても、デモが終わっても年金に愚痴垂れてる暗い奴には絶対に近づきたくない。
頼れないものに頼るな。
無理なんだからしょーがないよ。
よく戦闘機を買う金があったらなんて話もあるけど、政治って年金だけじゃないから。その中に防衛利権があって、アメリカに対していい子でいないと他のところで経済的に打撃が出るとか、いろいろあるから。
それに民主主義で当選しちゃった政治家がそれをやっているんだから、どーしようもないじゃん。文句言えないよ。じゃあ、他の人がやればいいとなってもそれは机上空論で、選挙の結果で現実が決まっちゃうんだから。
だったら年金なんてないものと考えて、自分の生き方を築き上げて、実践していくのがいいんじゃないかな。
自分の人生を年金みたいな国の制度的なものにはめ込むことがおかしいんだよ。
あんたの人生は国の制度なんかより遥かに崇高なものじゃなきゃいけないよ。