結月美妃.com

結美堂の結月美妃公式ブログ

【スポンサーリンク】

豊かになるお金とそうでないお金

【スポンサーリンク】

結月でございます。

こんな記事を読みました。

r25.jp

プラットフォーマーの人ってこういうタイプが多いですが、まあそうだよなぁってわたしもほぼ同じような考えです。

ここに書かれていることが全てのひとに当てはまるってことはなく、ひとつのモデルとしての考え方としてはあるっていうこと。

お金の使い方って、そのひとの人間性そのものなのでとてもおもしろいし、お金というのは本当に謎が多いものです。

「お金を使う」ことを、圧倒的多数の人は「消費」として捉えていると思うんですよね。

でも、よく考えると単にお金を失っているわけではなくて、得ているものが必ずあるじゃないですか。

 とあるけど、これは本当にそうだと思う。

しかし、ほとんどの人が消費にばかりお金を使っていて、得ているものはほとんどない。

わたしもお金をほとんど使わない人間だけれど、本当に必要なもの、さらにこれを買って自分が得られる成果がはっきりしているとバシッと使う。その代わり、くだらないものには金を使わない。だから、「消費」はしてないんですよ。

消費の典型的な例は、スーパーに行ったら趣味期限間近のキムチが半額になっていたからといって、まとめて5個も6個も買うようなこと。

だって、キムチをそんなに買っても期限内に食べきれないし、結局期限を超えた酸っぱいキムチを無理して食べるか、捨てる羽目になる。

これは半額で得をしたと思っても、結局浪費しているわけですよ。

あとは本を買うけど読まないとかね。読んでみてあまりにつまらないから時間の無駄として読まなかったならいいけど、買ったのに買ったことに満足して読んでないっていうひと、多くない?

それも無駄な消費。

本って、読み終われば本自体って「読み滓」だと思うわけ。だから読み終わった本なんて書棚に残すのって馬鹿らしいんだけど、読んだなら本に出したお金分は最低限、得ているよね。

さらに記事にもあるけど学校ね。

入学金や授業料を払って学校で勉強しないってとてつもない無駄な消費。何も得るものがない。その上、勉強しないのにテキストとか買わされてさらなる無駄な消費。

要はお金をかけたものの価値を得られていない買い物をすると金を使っているわりに物質的にも内面的にも豊かになってないんですよ。

わたしは着物の仕事をしていて、すると買った着物を結局ほとんど着ないっていう人をたくさん見るわけ。

「着ろよ!」

って思うけどね。

着物を着たいという気持ちで着付けを習って、着物を買って、どうして着ないんだろう? 着れば、着物美人としてのステイタスも得られるし、社会的評価も高くなるし、いいこといっぱいあるのに着ないんだよね。

だから、リサイクル古着着物でしつけ糸がついたまんまのものとかが出てくるわけよ。

これも本と同じで、読まないで消化しないまま、新古品で古本屋に並んでるみたいなね。

だから、くだらないものを闇雲にお金を使いすぎる消費もあれば、品物は良くても使ってないから無駄になっている消費もある。

わたしは今まですごく金を使った。フランスにいるときも使ったし、東京でも使ったし、一番使ったのは銀座にいたとき。

でも、そのほとんどは無駄な消費ではないね。フランスで金を使ったのはすべて文化面だったし、銀座では銀座にいる自分を確立し、そこから文化を発信するためにすごく金を使った。合計するととてつもない金額になる。

でもさ、それは無駄になってなくて、今の自分はそれがないと出来上がらなかったものだから。

食べきれないキムチを買ったり、読まない本を買ったりなんていうことにはお金は使っていない。

自分を高めるためという意志がはっきりとした買い物は自分を不幸にはしない。それは消費と捉えていないから。

だからさ、ストレス発散のための旅行とか絶対にしない。リゾート地でのんびりなんて馬鹿じゃないかと思う。

だって、そんなことをしたってガス抜きになっても、何も得られないじゃん。すごい金の無駄だよ。

使ったお金によって得ているものがあると認識があって、ちゃんとその目的のために実践していれば無駄なんて生まれない。

ところが実践が難しいんだろうな。

わたしにとってはその実践は何ら難しいものじゃない。だって、それをやりたいからやる!っていう気持ちがあるから、ちゃんとやるもん。買って何もやらずに放置なんてこと、しないよ。

だから、実践することが難しいっていうのは、自分の怠慢な心に打ち勝てないってことで、それは精神が軟弱っていうか、信用がないだけだと思うよ。

自分で言ったのにちゃんとやらない人間って信用されないし、逆にやれば「あの人はやるよ」って信じてもらえる。

そういうところから社会的な差って出てくるんじゃないかな。

だから、家が散らかって汚いとか、モノが多すぎるって、社会的信用が低い層に多い。それは目先の損得で食べきれないほどキムチを買ってしまうことと同じような無駄な消費でモノが増えるから。

着物だって、新品は高いからって、リサイクルの古着ばかり漁っている人に限って、数は大量に着物を持っていたりする。

それらを合計したらかなりの額で新品でいいものが買えるのにそうはならないんだよなぁ。

それは短期目線での消費になってるから。

ここにこれだけお金をかけて、自分が努力して進んで行けば、五年後にはこうなってるなって長期目線でお金を使えれば、無駄なモノは増えないよ。

お金は使ったほうがいいっていうのは、無駄な消費にではなく、自分の向上のためにっていうのがいいと思う。

そのビジョンが描けないと、要らない消費ばかりしてしまう。

それはね、冷蔵庫やクローゼットをみれば、すぐにわかるよ。

【スポンサーリンク】