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那須・南ヶ丘牧場へ行った。

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結月でございます。

今日は2歳の愛娘を栃木県の那須にある南ヶ丘牧場へ。

ここは観光地としては知られているらしい。入場は無料で、中で動物たちと遊んだりすることが有料で、ビジネス的にはとてもいいやり方。

わたしがいる真岡からはクルマで2時間弱で、日光よりは少し遠いという印象。カーナビで見れば、その先は福島県なのだから栃木の県北になるということかな。

羊や山羊とも遊ぶことができるけれど、それは3歳からとなっていたため断念。でもロバを間近で見られるだけでなく、大変おとなしいロバなので2歳児が触ってもなんてことはない。

池には鱒と共にチョウザメが泳いでいる。大きな鱒だった。あのクラスが中禅寺湖で釣れたら感動的だろうなと思いながら、魚影を眺める。

さて、那須に来たのは2度目。

奥日光とはまた異なる風景であり、それは標高のことがあったりするせいか、群生する木々もやや違う。

あとは那須は奥日光のようなヒリヒリするような霊気がまったくなく、マイルドで、牧歌的な感じがする。

そのため那須の山中でテント泊するのはどうってことない気がした。奥日光はね、霊気ビンビンでちょっと恐ろしいね、そこがまたいいんだけど。自然霊の鋭さっていうかね。

南ヶ丘牧場をなぜ知ったか?

それは読んではいけない、禁断の書物だと今では自分に課している高野悦子の『二十歳の原点』に至る19歳の彼女の日記『二十歳の原点序章』の写真に高野悦子が昭和42年8月に南ヶ丘牧場で馬に乗った写真があるから。

『二十歳の原点』は高校生のとき、今はプロのフルート吹きをしている親友から勧められて読んだもの。

「読んでしまった」

わけなんだな。読んではいけなかったと今では思う。それなのに今でも時折、読んでしまう。

大阪にいたわたしが、高野悦子の出身である栃木に来ることになるのも不思議だけれど、当時は栃木なんてどこにあるかもよくわからなかった。

今はもう読んでも大丈夫だけどね。今は読んでもおかしなことにはならない。

でも、南ヶ丘牧場がクルマを運転するようになり、そして栃木に住むようになってからそこに行ってみたいと思ってしまったんだよね。

そこでは高野悦子が乗ったように今でも馬に乗れる。高野悦子が乗っていた馬は黒い馬だったけれど、今は白馬だった。

そんなことをドライに思えるような自分はもう大丈夫なのである。

しかし、あの一帯の那須って、観光地がが程よく進んでいて、ペンションや飲食店が微妙な感じであって、中途半端といえば中途半端だった。

それなのに奥の方には雪がまだ残っている凄まじい山々があり、結美堂・山ガール部創設者としては、ちょっぴりビビッと来るものがあり、奥日光の山々を制覇したら北上して那須に来ることにあると予感。

でもさ、今日は矢板市を通って那須まで来たけれど、あの辺りの栃木を見ると、日本の原風景である気がする。

それは洗練されたようなものでなく、ノーマルの、いわゆる日本昔ばなし的な日本の風景。

そんな那須は今が桜が満開でした。

今度は「那須どうぶつ王国」、そして「那須サファリパーク」に行こうと思う。

そんな日本の原風景にライオンとかキリンがいるって、シュールレアリスムだね。ダリの絵みたいなものだよ。

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