結月です。
今までかなりの量の本は読んできたけれど、今はほとんど読んでいない。それは読みたいと思う本が特にないし、ロベルト・ボラーニョの『2666』を読んで、これを超える文学はちょっとないかなと思ったから。
あとは音楽もそうだけれど、他人がやったことにあまり興味がなくなってしまったことが大きい。他人の創作を聴いたり、読んだりするより、自分で創造するほうが価値があるから。
要は書物や音楽のインプットはほぼ完了したんだろうな。
なんて言いながら、読み返してみたい本を列挙してみる。
1)アルベール・カミュ『アストゥリアスの反乱』
2)アルベール・カミュ『戒厳令』
3)ジャン=ポール・サルトル『悪魔と神』
4)三島由紀夫『豊饒の海』
5)作者不詳『竹取物語』
6)高橋和巳『憂鬱なる党派』
7)ヘディン『さまよえる湖』
8)マルキ・ド・サド『ソドム百二十日』
9)衛慧『上海ベイビー』
10)原民喜『夏の花』
11)トマス・ピンチョン『V.』
12)ルドルフ・シュタイナー『アカシャ年代記より』
13)オスカー・ワイルド『ドリアン・グレイの肖像』
14)ゲーテ『ファウスト』
15)プラトン『国家』
16)川端康成『古都』
17)ヴィトゲンシュタイン『論理哲学論考』
18)ジョージ・オーウェル『カタロニア讃歌』
19)安部公房『方舟さくら丸』
20)ロベルト・ボラーニョ『2666』
と、また読んでみたいと思いつつ、多分読まない。でも、ヴィトゲンシュタインは読むかもしれない。あと、原民喜の原爆小説『夏の花』。
ところで話題になった『サピエンス全史』はまだ読んでないんだよね。
本棚に本が増えると鬱陶しいから電子で読みたいけど、2歳児へ本を読む姿を見せるためにあえて面倒な紙の本で読もうかと思ってるよ。