結月でございます。
モテ関連のネタはわたしの得意分野であるんですが、10年近く前はよくテーマにしておりました。
でも世相も変わり、大きくは東日本大震災などもあり、モテることを楽しむ余裕が日本人になくなったのと、実利を求める時代で男女の駆け引きなどメンドーなことをするのがトレンドでなくなったという事情があります。だから恋愛ドラマなんかも流行らないですね。
そんなわけで、わたし自身もモテ関連がおもしろく感じなくなったので、やっぱ時代って人間の思考を変えるものです。
なんて言いながら、それでもイケメンや美人はモテます。ブ男やブスはモテ率は低いです。
世間ではブスなんて言ったら怒られそうな世相でも、みんな心の中では思っているし、
「ルックスじゃなく中身だよ、中身!」
といった嘘は自分がいい人と思われるための口実に使われ続けています。
いやいや、確かにやっぱり中身で、美人は三日で飽きるは本当の話。結局長く付き合おうとすれば、ルックスだけではものたりません。
しかしながら、人を好きになってしまうその発端はルックスから入ることが多いわけで、いきなり中身と言っても付き合ってみなければそれは見えないのだから、導入部としてルックスは大事ということになる。
さて、今日のタイトルの、
「イケメンも美人もやっぱりモテる!」
は事実を言ったまでで、さらに言えばモテる上に恋愛成功率も高いです。今日はそんなところをお話しましょう。
なんて大げさな言い方をしていますが、その理由は簡単で、イケメンも美人も自分のルックスがいいから、基本的に他者は自分に好意を持っていると思っているからです。
イケメンも美人も基本的には出会う異性に対しては、
「自分のこと、気に入ってるよね」
と思うのが行動原理であり、最低でも、
「自分を嫌うことはないし」
と思っている。
と、このように自然と思考がポジティヴになっているわけであり、イケメンや美人は好意がある相手に対しては積極的になれます。なぜなら自信があるから。
「お前、俺のこと好きなんだろ?」
と、勝手に思うことがどれだけ強いことか。
人間というのは積極的に迫られると弱いもので、なぜなら断るのが面倒だし、断って恨まれても困ると思うと受け入れたほうが楽だと考える。
営業などもそうで、
「自分は営業の達人で、今月もノルマ達成楽勝」
と思っている人はやっぱり営業が強い。
つまり、モテる要素というのは仕事でも同じであり、自信家でオシが強いと成功率は高いものです。
自分がルックスに自信がないと、やはり消極的になるし、消極的ということは自分の存在をアピールできない。
いくら可愛らしい花でもどこかの山奥でひっそりと咲いているような花は見つけてもらえません。せいぜい、登山家くらいでしょう。
それよりも都内の繁華街にある花屋にある真紅の薔薇のほうが目立ち、それを買い求める人は多い。
というわけで、「自分は好かれている」と思っていることはモテる要素であり、それは誰しもが認める勘違いにまでならなければ大変な営業力となる。
さて、このように導入ではルックスが有利で、あとは中身次第です。
いくらルックスが良くても中身がないと会話が続かない。
おそらくはルックスがそこそこな割合は全体的にそんなに低くはないでしょう。しかしながら中身が充実した人となると途端に低くなり、要は“つまらない男”、“つまらない女”は数多い。
外見は意外とどうにかなるもので、しかし内面はどれだけのことをやってきたかという実績に関係するから整形手術のようにすぐにどうにかなるものではありません。
でも、最終的には男女は、
「居心地が良いか悪いか」
で、決まるような気がします。
いくらルックスが良くても、いくら中身がすごくても居心地が悪ければ一緒にいることができない。
しかし、居心地の良さっていうもの。これで判断できるようになるには、度重なる人間関係の失敗を経ないとわからないもので、その居心地の良さを維持するのも失敗を経験していないとできないものでしょう。
そして、最後に。
もっとも一番厄介なのがイケメンでも美人でもないのに自分のルックスがイケてると勘違いした人で、こればかりはどうしようもなりません。