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結美堂山ガール部、奥日光・社山登頂3人目達成!

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結月でございます。

昨日は結美堂山ガール部で平日に動ける3名で奥日光の社山へ。

奥日光は紅葉シーズンが始まり、土日は観光客が押し寄せるため平日を選んだ。

夜中の0時過ぎから準備を始め、トレッキングシューズなど山登りに必要なものをまとめ、クルマに積む。

午前1時半に山ガール部員を家まで迎えに出発。2時半頃、ピックアップし、今度は小田原から来るメンバーを国道4号線で落ち合い、そこから日光へ。

夜が明けた6時半に奥日光に到着。ファミリーマートで買ったブレックファストのおにぎりを中禅寺湖と男体山を眺めながら食べ、これを飲むと登山後は疲労しないという秘薬アミノバイタルを摂取。

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 わたしはこれで社山が3度目(1度目は無念の挫折)だから、もう慣れてしまった。でも、社山は運動能力ゼロ、体力はドンケツのわたしとしては初めて登山で山頂まで登れた山として時が経てば経つほど思い出深いものになるに違いない。

中禅寺は紅葉が始まっていた。

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 さて、社山は登山口までが長く、1時間は中禅寺湖半を歩かなければならない。ずっと進んでいくと、ゲッ!倒木で進入禁止の札がある!

先日の台風で倒れたらしい。

これだけでなく、至るところで木々が倒れ、暴風に吹き飛ばされたであろう枝が散乱して、その過激ぶりはロックンロール。台風はロックなんだ。

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しかし、結美堂山ガール部は倒れた木を避けるようにして前進。

幾度か倒木で道が遮られていた。これは平地だからいいけれど、登山道が遮られていたら前には進むことができない。とはいえ、これも行ってみなければわからないことだから、山ガール部はずんずん進み、登山口に。

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紅葉が始まり、落ち葉に道が覆われていて、見えにくいのと滑りやすい。

そして、阿世潟峠をちょっと登ると、またしても台風による倒木が道を塞いでいる。

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滑落しないように倒木をまわり、さらに進んだところに見えた景色は、雲海!

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ほぉー! アタシ、雲海って初めて見た! これにはちょっと感動。

さらに登ると、もっと見事な雲海を見られると期待しつつ、前進するもだんだん霧が濃くなってくる。

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「これって、アタシたちが雲海の中にいるんじゃないの?」

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まるで黒澤明の『蜘蛛巣城』さながらの風景になってきた。

黒澤監督もきっと雲海の中を山歩きしたことがあったんだろうな。そうでないとあんなすごい映画は作れない。

天気予報は曇りだった。まあ、大丈夫かなと思っていたものの雲海の中に入ったら、雨なのかミストなのかよくわからないながらも美肌効果あり。

視界は保たれつつも登り続けるも、足元には木の根が無数にせり出していて、それが濡れていて大変滑りやすい。

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両脇は熊笹で覆われ、その水滴を弾きながら進む。

しかし、山っていうのは、同じ場所なのに天候が違うとまるで別の風景になるんだよね。これがあるから同じ山でもまた登りたいって思うのかもしれない。

メンバーは立ち止まってレインコートを着用。霧が木々の葉で水滴になって滴り落ちてくる。

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わたしは日光市内のコンビニでレインコートを買っていたけれど、使わなかった。

普段、絹製品ばかり扱っているせいか、ナイロン生地が苦手で、極力そういうのは身につけたくないし、暑そうだから。

基本、雨に濡れのは平気なんだよね、アタシ。だから雨女なのかもしれない。今回も3週間前に日程が決まっていたのにやっぱり雨だったし、前回、単独で来たときも下山してから雨だったし。

ともかく、レインコートは本降りになったら着用しようと思いながら、そのまま進む。

社山は「山頂だ!」と思ったら、山頂でない山頂もどきがいくつもあって、「あと少し!」なんて言っても、「あれ、違ってた」となる。

グロッキー状態であるときに山頂だと思って山頂でなかったときの落胆は体力を消耗させる。

何度も勘違いを繰り返し、霧と雨と木々から落ちてくる水滴を浴びながらこの象徴的な石があれば山頂は本当に目の前。

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そして、台風に荒らされた道を進む。

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やっとのことで山頂に到着! やりました!

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しかし、頂上はまさに雲海の中で、登頂成功の明るさに反して、蜘蛛巣城のような不吉さ。

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ともかくも、これで結美堂山ガール部では、3名が社山に成功した。まだショボいけど、登山ド素人ばかりで、今年4月に発足したばかりの弱小グループとしては、れっきとした登山の実績になった。みんな、着実に力をつけてる。

山登りってとても不思議で、登っている最中はどうしてこんなにキツいことをやってるんだろうと自分の愚かさが嫌になってしまい、早く家に帰りたいとか思うのに山頂にたどり着く感動があると、また登りたいって思ってしまう。

これほど登山途中と下山後の気持ちが豹変するのって、なかなか日常ではないよね。

だって、これは日常や仕事中のことだったら、こんなに気持ちが豹変して言っていることが変わってたら信用されないよ。

さて、山頂でもアミノバイタルを補給。

ともかく、雲海の中だし、雨も小降になっているから山頂ではおにぎりを食べたらすぐに下山を始めた。

雨が滴る急な小道はとてもデンジャラス。

濡れた木の根は登りとは比較にならぬほど滑る。そして落ち葉で覆われた土もぬめっていて滑りやすい。

トレッキングポールを使いながら、3点を地面に確保しながら慎重に進まないと本気で転落する。

注意深く、そして重心を低く、猫のような動作で進まなければならない。それは、

「萩原編集長の山塾 実践!登山入門」

に書いてあったことで、これを読んでいてよかった。ただでさえド素人だから、雨の中の下山はこういう基礎知識がないと危ない。

それでも幾度か転びそうな危ない瞬間もありつつ、どうにか下山。そして、また1時間、中禅寺湖に沿って山の麓を歩かねばならない。

すると、

「鹿だ!」

鹿が2頭いる。1頭はまだ小さい。模様も出ていないから子供だろう。親子の鹿だ。

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 なんてかわゆいんだろう! 鹿っていうのは本当に可愛い。そしてわたしはこんな一言。

「鹿のケツは白い」

これは北海道女子チーズの旅で鹿を見たときにも痛感したことで、鹿のお尻はとにかく白い。そして尻の毛がふかふか。

『にんじん』という小説が有名なフランスの作家ジュール・ルナールは『博物誌』というおもしろい本を書いているけれど、そこには、

「蛇、長すぎる」

という一文があって、これはなかなかの名文句なんだよね。

 それに匹敵するのが結月美妃の

「鹿のケツは白い」

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鹿に遭遇しながら、台風でなぎ倒された大木を超え、愛車が待つ歌が浜駐車場に到着。

一同、トレッキングシューズからラフな履物に履き替え、ダッシュで行きつけのホテルへ。

温泉に入り、ランチタイムのステーキを食べる。

そして、休息を挟んで、雨の中、再び国道4号線で東京へ。いろは坂を超え、日光市街を走りながら、クルマの中では、

「次、いつにする?」

と、次回の山登り計画の話をしている。

ほんと、山登りって不思議だね。あんなハードなことなのにまた登りたくなるんだから。

きっと、そこには山を登ったひとでしか見られない壮大な景色、そして自分の肉体の限界に挑みながら達成するという自分自身への歓喜があるからだろう。

さて、アミノバイタルですが、確かに前回、単独で社山に登ったときより脚がかなり楽。

今日も筋肉痛はなくはないけど、あまりない。疲労度が前回より明らかに軽減していることははっきりと言える。

でも、これはアミノバイタルのせいなのか、単に3度目の社山と日々のチャリロードワークで筋力がアップしたせいなのか、これがはっきりしない。

ともかく、このアミノバイタル効果のついては、今後も検証したいと思います。

昨日、メンバーからもらって飲んだのはアミノバイタルプロってものです。

今度は、ゴールドってやつも試してみよう。

奥日光だけでもまだまだ克服しなくちゃいけない山々がある。

結美堂山ガール部の挑戦はまだ始まったばかりです。

そして、将来、山ガール向けの女子チーズも作りたいって思ってる。登山に最適なテイストにしたい。

それは今作っても販売する実力がないから、企画として大きくできる時が来てからかな。

でも、そのロードマップはアタシの中ではできていて、条件をひとつひとつクリアして、できる「時」が来たら、やろうと思う。

そんな女子チーズは現在、予約受付中です。

締め切りは10月15日(月)なので、お急ぎください。まだいいやって思ってると、忘れちゃうぞ!

www.joshi-cheese.site

ひときわ美味しいチーズが冷蔵庫にあると、ときめいちゃうよね。

 

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