結月でございます。
さて、来月27日(土)は結美堂・秋のキモノ会。
秋は着物を着るにとてもいい季節なので、皆さん、とても楽しみにしています。
この日はスペイン国立バレエ団という、鋼のような筋肉がすごすぎるバレエダンサーたちの踊りを観に行きます。
一応、結美堂からのチケットは申し込みを終了しましたが、でも追加では取れると思うので、
「行きたい!」
っていう方は、ご連絡ください。
観劇後は、女子チーズを使ったイタリア料理を食べに行きます。これは御徒町近辺にある素敵なイタリアンのお店が協力してくれて、女子チーズをプロの料理人によって味わう!という家庭では体験できないスペシャルな女子チーズを堪能できます。
女子チーズのコンセプトは、
「みんなに おつかれさま」
だから、日々のガッデムな気持ちを祓うがごとく、きれいな着物を着て、エキゾチックなバレエを観て、そして女子チーズのスペシャル料理を食べつつ、大いに飲んで、アホな話にみんなで盛り上がりましょう!
もし、「ぼっち」だから行きにくいってひとがいたら、結月がちゃんとべったりくっついてあげるので大丈夫です。わたしの破廉恥なトークを楽しんでほしい。
ところで。
今、わたしの中でキモノ企画があって、早ければ来年の4月くらいにやりたいなってものがある。
その内容は内緒だけど、願わくば、貸切バスで移動するくらいの人数、30人くらい集まればいいなって思ってる。
しかし、着物で30人を集めようっていうのは、なかなか簡単なことでないから、それができるかどうかは、これからのわたしの努力次第って感じ。
30人って、学校の1クラス分くらいだもんね。いや、今は少子化でそんなにいないのかな?
いろいろ考えることがあるんだけど、それは結美堂が、そしてわたしが世の中に何ができるかってことなんだよね。
ただ着物を販売するっていうのはおもしろくないし、そういう時代じゃないと思う。
つまり、単なる消費って、そういうのはAmazonがやってくれるし、その方が使い勝手もいい。
じゃあ、通販でない専門店ならではのっていう視点も大事だけれど、それも古い。そんなの、当たり前っていう気がするから、それを売りにするのは古いんだよね。
今は物質的には恵まれている。だから、小売をやっているなら、その消費の先にあるものを提供していかなくちゃと思う。
ただ仕入れて売るのではなく、その売った先も提案できて、物質的でない喜びや価値を提供できること。
そういうのを結美堂はやらなくちゃいけない。いや、今までもずっとその方針でやってはきて、だからコンサートなどいろんなことをやったわけだけどね。
物質を販売していながら、考えているのはその先にある物質でない価値。それはつまり心に残せるものだと思う。
そのためには品質っていうのは大事になってくる。品質が悪いと、提供されるものも薄っぺらなものでしかないから。
そうなってくると、客が店を選び、店も客を選ぶという関係に当然なってくる。
着物と一口に言っても、品質の悪いもの、美しくないもの、いい加減に作られたもの、そういうものがたくさんある。いや、むしろそんなものが大半を占めてる。
大半を占めていても、そんなものはやはり結美堂として扱えないし、そういうものを求めたいひとには接点は持てなくて仕方がないかな、とも思う。
でも、一方で結美堂が選ぶ水準でないと困るっていうひともいるわけだから、そういうひとをどんどん大切にしていかなくちゃね。
ずっと日本はデフレで、モノの品質がとても薄っぺらになったけど、その現象に困っているひとがいるわけだから、薄っぺらなものでないモノを提供し、さらにその先にある価値を提供したい。
そんなことを考えていて、来年の着物イベントはこれだ!なんて企画してます。
さて、女子チーズ第2期も購入予約を受付中です!
これもチーズを食べておいしい!の先にあるものを提供したいって思って始めたものです。
受付の締切は、10月上旬を予定しています。北海道の地震の影響でまだ本調子でないと考慮しながら、様子を見て締め切ろうと思います。
ですから、早めに申し込みだけはしておいていただければ、
「ゲッ!終わってた!」
ってことにならないですよ。
今回は、販売の10%を北海道の地震支援に回しますので、ぜひ皆様もご協力を!