結月でございます。
フランスが勝った!
日本代表にはなーんとも思わないわたしは、フランス代表に対しては並々ならぬ思いがあって、決勝戦が終わって、レ・ブルーが特大のトロフィーを掲げた瞬間にラ・マルセイエーズを歌う準備はできてる!
昨晩まで栃木にいたけど、日が変わる頃に東京に戻ってきて、ハイボールを飲んで寝てしまったので、ベルギー戦は見てない。
実は日にちを勘違いして、ベルギー戦を見ようと昨日、栃木でちゃっかり夜中の3時に起きてテレビをつけたら、
「あれ?やってないし…」
と、ネットで番組表を調べたら、今日だった。
まあ、隣の部屋では一歳半の愛娘シャンシャンが寝てるから、テレビの音量も出せないし、大騒ぎできないから日が違っていてよかったんだけどね。
でも、決勝戦はちゃんと見るよ!
フランスが優勝したら、
「うれしくて、バラ色」
と、号泣する。
そして、シャンパンを用意しておこう。それは優勝してから飲むのではなく、試合を見ながら飲む! つまり、後半が始まったくらいに飲み始めれば、フランスが優勝した瞬間にボトルが空いて、気分は最高潮になっているはずだから。
ああいうのは、飲みながら見るもんだよね。フランスでもキャフェで酒飲みながらサッカー見てるし。
でもさ、フランスの試合はテレビで見てないけど、ネットの記事なんか読むとさ、日本代表って優勝戦に絡むには程遠いっていうか、根本的に違うんじゃないかって思えた。
あれって、衆議院議員選挙みたいに4年単位の構想しかできていないから、当選しても4年単位のスパンの政治家が長期戦略で国家を考えられないのと同じなんじゃないかな?
つまり、日本って、長期視点で、戦略を考え、育てていくっていうの、苦手っていうか、ないよね。
そういう根本があるし、日本的サッカーって、わたしの印象では、ひとりで駆け抜けてゴールを狙えばいいシーンでも、忖度パス!って感じで、責任を分散させるようなイメージがある。
まさしく、日本社会の縮図であって、なんかサッカー見てまで、日本社会を感じたくないからわたしはサッカー見ないんだよね。
でも、フランスは強いし、現実的に優勝を目指せるチームから応援しがいがある。
だって、どう考えても偏差値的に合格するはずもないひとの受験を応援するのって馬鹿らしくない?
と、W杯でフランスを見ていると、フランスでの日々を思い出すから、フランスを応援します、わたしは。
フランスには自分にとってとても大事で、素敵な風景があるから。
そう考えたら、W杯ってナショナリズムなものなんだなぁ。
日本代表を応援するひとは、そこに何を感じているのだろう?
わたしは日本があまりにも足元にありすぎて、それを客観視できない。
いや、応援って客観視しないものに熱くなるものかもしれないけど。
わたしの場合は、客観視できないと応援できない。
だから、栃木県の夏の甲子園の予選をとちテレで見ていたんだけど、知らない学校なのに栃木はどこが代表になるのかな?なんてちょっと興味ある。
それはきっと栃木を客観的に見ているからなんだろうな。
そして、自分にないものを与えてくれている土地への愛着なんだろうな。