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金はキャットフードにかけるべし

結月でございます。

11月の公演まであと4ヶ月。まだ時間があるようでないようで、広告宣伝はこれから本格化させたり、事務的な書類を作らなくてはならなかったり、やることがたくさん。

コロナのデルタ株が猛威を奮っている最中、さらにオリンピック開催中という環境だから関心を4ヶ月も先のコンサートに引き寄せるのはちょっと筋違いな時期ではあれど、そんな中でも先を読みつついろんな準備。

そしてコロナ禍という特殊事情があるため、それに対応したアイデアも出していかねばならないのは、過去のやり方は通じないケースがあるから。

とまあ、公演のためにやらなきゃいけないことに日々、忙しくしていて、

「やっぱ忙しいってヒマよりもいいよねっ!」

と、改めて思う。

暇というのは生きてて意義があまり感じられないからどうもつまらん。さらに言えば、困難であるほうが楽しく、やり甲斐もある。そんなドM根性がないと、事業なんてやってられない。

そんな麗しき多忙の中、4歳児の世話をするのであり、今日も保育園が終わると病院に連れて行き、便秘の薬をもらった。そして、

「カツ丼でも食べに行く?」

と、行きつけの「かつ庵」に直行。ここのカツ丼はうまいのである。4歳児もお子様カツカレーがお気に入り。

わたしは今年はまだ鰻を食べていなかったので期間限定メニューの鰻丼にした。お値段はカツ丼の倍ほどだったが、これも季節もんだしね、なんて思い注文。

そんな鰻丼を食べてみるも、

「う〜ん、まずくはないが、いまいちだね…」

と、これならいつものカツ丼にしておけばよかったと後悔する。

やっぱりこの店はカツ丼がベストチョイスなのである。値段は倍の鰻丼にカツ丼の半分の美味しさしか感じられなかった憂鬱。

こうなるとますますカツ丼に固執するようになって、もうこの店ではカツ丼以外は注文しないぞ!と一途な思いを貫き、浮気はしない。

と、いまいちな鰻丼を食べたおかげで、満足する鰻丼を食べたくなってしまい、今度スーパーで鰻を買って自宅で食べることにする。スーパーの鰻はタレを落として、フライパンで酒蒸しするとそこそこおいしい。しかも今日食べた鰻丼のお値段だと2尾入りのパックが買える。

と、お子様カツカレーと鰻丼でお会計は2000円ほど。

ところで昨日、楽天でプレミアムキャットフードであるロイヤルカナンのインドアを注文した。7歳以上のバージョン。

いつの間にかうちの猫たちも10歳前後になっているのかと時の流れを感じる。もうそんなに長く猫たちと一緒にいるのか。

さて、安いキャットフードは与えないわたし。人間と同じく猫だって日々、食べるもので病気になるかどうかが決まる。

まともなキャットフードは安くても1キロあたり1000円ほどはする。それが3匹いるとなるとなかなかの出費になる。

しかし、猫のことになると我が身よりも神経質になるもので、自分はジャンクフードを食べても猫にはジャンクフードに相当する安物キャットフードは与えない。

ロイヤルカナン・インドア7+は調べると楽天が最安値で、それは3.5キロ入りが2つでおよそ8000円。つまり、一袋3.5キロが4000円ほど。アマゾンだと5000円超え。

これを合計4つ買ったわけで、なかなかお高いキャットフードだとお財布を眺める。

3匹いるから一袋で1ヶ月ほどじゃないかと推測する。

しかしながら、

「待てよ… いくらキャットフードが高いと言っても、カツ丼屋で2000円も払ってるじゃないか…」

と、再認識する。

プレミアムキャットフードの半分を一度の食事で使っている贅沢な親子。

キャットフードとして一袋4000円が高いと思っても、4000円って思いのほか他のことに使っている。

そう言えば、先日買ってしまった綾波レイちゃんの超絶かわゆいTシャツ。あれって7500円くらいしたから、愛猫たちの健康を維持するロイヤルカナンを2袋も買えたプライス。

その他にもなくても困らないものに金を使ってなくはない。わたしはあまり欲しいものがないので、愛娘のこと以外は基本的に金を使わないのだけれど、それでもゼロではない。

でも、綾波レイちゃんはすごくかわゆいから、そのTシャツはオッケーということにする。

反省すべきは、いまいちだった鰻丼である。食べてみなけりゃわからないと言っても浮気しないでいつものカツ丼にしておけば1000円近く浮いた。それを猫たちのキャットフード代にしたほうがよかった。

さて、猫は幸い今のところ健康であるからキャットフードくらいで済むとして、4歳の愛娘には大した額ではないにせよ、金を使っている。

土日は必ずクルマでお出かけ。それは家にいてもつまらないし、経験の吸収力が高いこの年頃にいろんなものを見せたり体験をさせておきたいから。やはり精神的な豊さとはこの年齢のときに楽しい思いをしているかどうかだから。

もし貧乏でひもじい思いを4歳でしてしまうと、大人になっても貧乏根性が抜けず、死ぬまでケチになる可能性が高い。貧乏根性があるとまずもっていい仕事ができない。だから出世しない。

アブク銭が入ったらくだらないことに散財してしまうような人がいるが、それは裏を返せば貧乏性だからであろう。

さらに小さい頃に貧乏性になると、学力が身につかない確率が高い。

それは事実、東大生は親の年収が高いことがほとんどであり、結局は家庭環境で学歴が決まり、年収が決まるという社会学的な結論があって、それは善悪以前の社会的な事実だと言える。

小さい頃から教育という投資がなされているか。これにかかっている。

ちなみにわたしは小さい頃にはそこに投資されずに育ったので、この程度なのである。

と、うちの4歳時には教材を買って、毎日勉強をやらせていて、つまりわたしが教えている。

勉強は習慣になるかならないかだから、小さい頃に習慣になっていれば勉強は苦にならない。

ともかく、小さい頃から勉強が習慣になっていれば、中学高校と進んでも自分で勉強できる。そうなるとまともな大学にも行けるだろうし、大人になっても食いっぱぐれることはないだろう。

そうなってくれるほうが親としてもありがたく、勝手にやってくれていると心配もない。

だから、子供への教育は「情けは人のためならず」であり、大人になって親に迷惑をかけないよう育てることで自分に負担がなくなる。

とまあ、公演のために忙しくしながら、4歳児に勉強を教えたり、遊びに付き合ったり、バイオリンを教えたりしている。

つまり、フル稼働しているというわけ。

その一環として愛娘と神経衰弱をやるのだが、この4歳児、神経衰弱が猛烈に強くて、わたしはまるで勝つことができない。今日もやったら負けた。もう数十回はやっているけれど、おそらく2回くらいしか勝てていない。

そのうちバイオリンだって抜かれる。

それはそれで嬉しいことでありつつも、負けず嫌いなわたしは自分の過去で培ったものではない新しいことで何か卓越したものを身につけ、愛娘ができないことを持ち続けよう。

そういうものがないといつしか無能な年寄り扱いされるからで、相手にされなくなる。

自分が常に新しくいることで、実は自分だけでなく、他者にとっても付き合う意味のある楽しさを持つことができるのだから。

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