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喉が弱いメリット

結月でございます。

「趣味・病院」のおかげで喉のコンディションがいいうちにYouTubeを撮らなくちゃと思いつつ、ネタ帳にはいくつも項目があるのにサボっていたのは寒かったから。

戸建ての朝は寒く、1月は室内温度が2℃などで、今日は6℃だった。そんな中、着物に着替えるのはちょっと気合が要るわけで、サボりの原因にもなってしまった。でも午後はちょっと暖かくなって「よし!」と服を脱いだらやっぱり寒かった。

今日はたまりにたまったネタを一気に7つくらいは撮ってしまおうと意気込んだのである。ところが調子に乗ってしゃべったら二つ目のところで軟弱な喉が悲鳴をあげてきて、声が掠れ出し、痰が絡んでくる。

しかし、二つじゃちょっと物足りないと三つ目を撮るといよいよ喉がエンストしかけを感じ、トークに陰りが出てくる。合間にカルピスの飲んで喉を潤し、

「ちょっとまだ着物のテーマは話してない…」

と思い、いくらなんでも着物屋だから着物の話はしないと話にならん、と気合で乗り越えようとしたが、声に力なく、咳き込みそうなのを堪えつつ、話のリズムが悪くなるのを感じながらも、

「うん、アタシ、頑張った!」

さて、喉が軟弱なわたしは15分以上連続でしゃべると声が掠れてくる。

選挙演説をしまくる政治家だとか、ライブを重ねるボーカルとか、その超人的な喉の強さに感嘆するのだけれど、わたしの喉は普通にしゃべって15分しか保たない。

これは発声の仕方が悪いせいもあって、喉で声を出しているから声が通らないくせにすぐ駄目になる。声が通る人は腹から声が出ていて、居酒屋で店員を呼んでも一発で来てくれる。

わたしなんかは自分としては大声を出したつもりでも店員は一向に気付いてくれず、まるで無視されたような姿が無様だから、できるだけ自分では店員には声をかけないようにしていて、同伴者にお願いしている。

それに黙って本を読んでるという時間が長かったことや、幼少の頃から寡黙であったから声を出してこなかったため、大声を出すのに慣れてなくて恥ずかしい。

居酒屋の同伴者が恥じらいなく、

「すみませ〜ん!」

だとか、

「お願いしまーす!」

と、気持ちよく発声するのを見るとすごいなと思ってしまう。わたしの場合、同伴者は女のひとであり、だって男とは基本的に飲まないからね、と屈託なく店員を大きな声で呼んでくれるのを見ると、それだけで好きになっちゃう。

困るのは同伴者も声が軟弱であるときで、店員はなかなか来てくれず、だから店員が近くを通り過ぎるのを待つしかなく、そこですかさず手を挙げる。

とはいえ、最近はタッチパネルで注文できるところも増えて声は必要なくなりつつある。しかし、お酒を飲むシーンではタッチパネルで注文するとイマイチ美味しくない。やっぱり飛沫をガンガン飛ばして、景気良く、

「ご注文、いただきやした〜!」

みたいなノリがあったほうがいい。

店員がマスクしてるとか、それだけで飲む気分が失せるわけで、早くこのマスク社会が終わってくれることを願う。

とまあ、喉が軟弱で声が弱いといろいろ都合が悪いこともあるのだけれど、YouTubeのためにアホなことを喋るのは結構楽しくて、半ば自分のおもしろさのためにやっている。だから、喉が弱いくせに調子良く喋っていて、と同時に喉がもうオーバーヒート寸前の動画は元気がないのが一目瞭然で自分でもそれは笑える。

しかし、YouTubeは発信するのもタダだし、視聴するのもタダだから好き勝手なことを喋れるからいい。これがもし講演会とか金銭のやり取りが発生するとあまり変なことも話せないし、無難路線になるから楽しくなくなる。

発信側も視聴側もお互いに金のやり取りがないから気に入らなければ消せばいいし、後腐れなくていいんじゃないか。

と、そんなYouTubeも先月から導入したiPhone12 ProMaxで撮ってみた。するとさすがに画質が良くて、今まで使っていたソニーのハンディカムよりも良かった。もちろんソニーのハンディカムももっと上級機種になると俄然違ってくるのだけれど、わたしの動画なんて真正面からただしゃべるだけだからそこまでは要らない。

というわけで今日撮ったものは明日にでもアップロードしようと思いつつ、iPhoneの前でしゃべったせいで、まだ喉が調子悪く、痰が絡んで声が掠れてる。

しかし、わたしの場合はあまり調子良くしゃべると、NGワードなど余計なことをしゃべりすぎるので、15分すぎると喉がオーバーヒート気味になるというのはある意味、いいリミッターなのである。

口は禍の元であるから、喉が軟弱でちょうどいい。

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