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物語は未来へ持とう

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結月でございます。

そういえば、過去の話、昔の話ってしなくなったよなって思う。

自分の過去や自分の昔の話。

自分が遭遇したことをおもしろおかしく話したりすることをしていたのに、いつの頃からかしなくなっている。まあ、ボジョレの解禁日には少しリヨンの話をしたけれど。

「ねえ、ねえ、こんなことがあってさ」

とか、

「ちょっと聞いてくださいよ」

なんていうのはガールズトークにはありがちで、そこから最近あった過去の出来事トークが始まるよね。

そういう体験談がおもしろいときはなくはないけど、大半はつまんなくて、ただの身辺雑記でしかないケースが多い。

やってることがぶっ飛んでいるような人の身辺雑記だと、

「えっ!それ、マジ!」

なんて具合でおもしろいけどね。

ともかく、人間って、未来の話より過去の話するほうが多い気がするんだよね。もちろん、経験ってその瞬間に過去になるから、自動的に物語になる。

ところが未来への物語って創作なわけ。だって、まだ経験していない時間のことを話すのだから、こんなことやりたいとか、それをどういうプロセスでやるんだとか、未だ自分が経験していない時間を具体的に話さなくちゃならない。

だから難しい。創作は誰にでもできるものじゃないから。

でもさ、創作とまではいかなくても、考え方が過去志向なのか未来志向なのかっていうのは大きな分かれ目だと思うのよね。

つまんない過去の身辺雑記なんて聞いていても時間が無駄っていうか、退屈っていうかね。

いやいや、そんなこと言ったら世間話なんてできないけどね。でも自分にとって時間は有限だから、そんな無駄なことに取られるのって嫌だななんて思ってる。

これからこんなことをやってみたいんだよねっていう未来の話を聞くほうが楽しくなる。それは可能性が語られるからで、これからなんだかすごいことが起こりそうっていう話は人を元気にさせる。

済んでしまった他人の些細な過去話より、未だ訪れていない時間、これからクリエイトする時間の話はときめいちゃう。

そのほうがいいなって思うようになったし、自分が未来にしか興味がないし、過去の話はすでに消化してしまったし、やっぱ物語は未来にあったほうがいいんだよね。

そもそも過去の話ばっかするのって暗いよ。若かった頃のアルバム眺めるみたいで気持ち悪い。

過去を眺めている時間って当然ながら未来のことは考えてないしね。

過去は変えられないけれど、未来は自分でコーディネートできる。だったら未来のほうが断然おもしろい!

でも、その未来をクリエイトするのは簡単なものではない。予想通りにはいかないし、思ってもみなかった困難に出会うことだってある。それをビビっちゃうと何もできなくなる。現状維持の保身に走り、物語は生まれない。

過去に生きるのか、現状維持に生きるのか、未来に生きるのか。

人間の生きようなんて、大きく分けちゃえばこの三つなんだろうね。どれを選択して生きるかだね。

わたしは未来を選ぶよ。

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